2009年4月16日木曜日

本「おそめ」


「おそめ」という本
夢中になって読んでいる

祇園花街の実在人物

文中に白洲正子も出てくる
なぜかうれしくなる

その主人公の母上
立派な商家に嫁いだが
嫁入り先でひどい仕打ちにあい
家を飛び出した
恨みをたっぷり込めて
その家が滅びるようにと

その後3年で
いじめた姑が亡くなり
跡を継いだ前夫は
商才なく店はつぶれ
家ごと無くなった

そのくだりを読んで
ぞっとした

これは実話である

おそろしい
恨みの念は
すごいパワ-となって
悪い霊を引き寄せ
文字通り執念深く
その目的を果たす
そう聞いている

何があっても
人を恨んではいけない
何があっても
マイナスの願掛けをしてはいけない

果たされたあとには
また自分に戻ってくる

読みながら
あらためて深い学びを得た

ありがとうございます