2016年9月19日月曜日

Pia-no-jaC 「ONE NIGHT STRINGS~AGAIN~」

ピアノジャック

東京・豊洲PITへ

昨年オ-ルスタンディングだったので
今日はラフなシュ-ズで

やはり1曲目から全員総立ち

いやあすごい

ピアノとカホン

男性ならではの力強い演奏

いやあカッコイイ

しびれっぱなし

演奏もすごいけど
乗せ方もすごい

広い会場の隅から隅まで
HIROさんの指示通り
リズムに合わせ手拍子する
リズムに合わせ両手を上げる
リズムに合わせ右の拳を天に突き刺す

二の腕のエクササイズに効果的

最後の最後まで全開

あの指の筋肉はどうなってんの

出会ってよかった

ありがとう

2016年9月16日金曜日

舞台『真田十勇士』

初台 新国立劇場へ

sugge-

堤幸彦さんは高笑いしておられるでしょう

勘九郎もsugge-

小池都知事
橋之助
大河の真田丸

タイムリ-な時事ネタまでバンバン盛り込み
まさにエンタ-ティンメント

すべての役者が全身全霊で集中しないと
完成しないように仕上がっている

ここがクライマックスかと思われるほどの
激しい立回りが何度もあり
スリル満点の見せどころも

これを毎日演じられてると思うと
頭が下がる

カ-テンコ-ルのラストも
楽しみました 

満足

2016年9月2日金曜日

舞台『遊侠沓掛時次郎』

初台 新国立劇場へ

段田安則
浅野和之
この二人は絶対舞台で見るべしの役者

TVの印象とは全然ちがう

とても楽しみにしてきたが
浅野和之さんが病気で休演されるという

あら残念
これも舞台ならでは面白さ
いつも生身の人間が目の前にいる
その日の体調が声に出る

段田さんにより集中する

劇中劇は二度おいしい気がした

2016年8月19日金曜日

舞台『ヒトラ-、最後の20000年~ほとんど、何もない~』

下北沢 本多劇場へ

作・演出
ケラリ-ノ・サンドロヴィッチ

最近ご活躍

題名とおり
何もない

忙しすぎるのだろう

古田新太をもってしても
何もない

大倉孝二は
いつもグッドセンス

しかし
~ほとんど、何もない~

2016年7月15日金曜日

舞台『BENT』

世田谷パブリックシアタ-へ

ナチス 収容所 ゲイ

重い暗いのはあまり好きではない
ミスチョイスしたかなと期待せず席に座る

むずかしい演出

前半の人数に比べ
後半はほぼ二人芝居

ラストには一人に

佐々木蔵之介

全身全霊で挑んでいるのがわかる

筋肉までも役に成りきり圧巻

感動した

観れてよかった

ありがとう

すごいね

佐々木蔵之介はすごい



2016年7月8日金曜日

舞台『ゴ-ゴ-ボ-イズゴ-ゴ-ヘブン』

Bunkamuraシアタ-コク-ンへ

松尾スズキ 作・演出
阿部サダヲ

これは行くでしょ

人間の尊厳

プライドを伝えるために
これだけのことをやらなければならないのか

笑えないテロ問題も
笑える下ネタも
同時に起きている
同じ人間の中の混沌

真面目風に見える不真面目な事実
松尾スズキ風の真面目な視点

黒留袖の邦楽グル-プが舞台上段で
生演奏と謡で解説し続ける

辛うじてグレ-ドを上げている

チカエモンの影響か

鼓の音が心地よい

世話物を芸術に仕上げた浄瑠璃

松尾スズキもまさか

2016年7月1日金曜日

舞台『コペンハ-ゲン』

世田谷シアタ-トラムへ

宮沢りえ
段田安則
浅野和之

まちがいないでしょ
まちがいないのはわかってる

こんな長ゼリフとは

この3人でないとできなかったんじゃないの

核開発に関わる物理学者の史実による
ナチス占領下におけるデンマ-ク

専門用語も複雑なスト-リ-も
あまり残っていない

終わったあと
ただただあっぱれの
拍手を送る

ありがとうございます

2016年6月26日日曜日

東寺蓮池

東寺に向かう

いつものように御影堂に上がり
般若心経を唱える
ゆっくり声を出さず

宝物館は開帳の時期ではないが
2階の千手観音様に手を合わせる

五重塔を撮るナイススポットの池に来て
驚く

蓮の花が一面満開

ここを見せようと
足が向いたのか

来てよかった

蓮の花は長く観るほど
心落ち着く

石上神宮

今月も無事墓参りを終える

石上神宮へ向かい
これっもいつもの順に参拝を済ませる

御手洗を曲がり
山の辺の道へと入る

しばらく神鶏がコッココッコとついてくるが
鏡池が過ぎる頃には静寂の森に包まれる

6月ではまだ早いか
やはり蓮の開花は7月かと
不安半分期待半分で歩き進む

あっ

蓮畑が一掃されている

見てはいけないものを見てしまったかのように
あわてて踵を返す

なにかとんでもない不幸をが
自分に襲いかかったかのように
ス-と気が引けた

コッココッコと迎える神鶏に微笑みかけ
平静を装う

山の辺の道になど入っていない



2016年6月22日水曜日

舞台『劇団東京乾電池創立40周年記念本公演-ただの自転車屋』

下北沢本多劇場へ

柄本明
ベンガル
綾田俊樹

ほぼ3人芝居

40年前から知ってる

歌舞伎の早変わりのように
ショ-トコントが次々回転する

頭いい人たちの集まりと
感心していた

作家さんもあとで紹介されてたから
脚本はあるのだろう

ベンガルのツッコミの間は
絶妙

アドリヴとしか思えないシ-ンがたくさん

初日とあって客席には
荒川良々くんや山田洋二監督まで

柄本さんの最後の挨拶は
今回もただ下を向いて顔を上げず
人前に出ることさへ恥ずかしいかのように
ぼそぼそ

いつもおもしろい
いつもすごい




2016年6月18日土曜日

Shikinami ライヴ

恵比寿ア-トカフェフレンズへ

待ちに待ったShikinami ライヴ

年を重ね容貌は変われど
彼らの中にある純粋性は変わらず

何度も聞いたエピソ-ドと
何度も聴いた曲でも
思い出と過ぎた年月が重なって
今新たな感動に涙する

何回も
でなくていい

唯一無二のShinami の音を
絶やさないでほしい

五十鈴川のせせらぎの音も
また聴きたくなった


2016年6月7日火曜日

コンサ-ト「ヒラリ-・ハ-ン ヴァイオリン・リサイタル」

東京文化会館大ホ-ルへ

モ-ツァルト
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K379

J.S.バッハ
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005

前半は完璧過ぎるお手本のような演奏

完璧なのになぜか物足りない

アントン・ガルシア・アプリル
無伴奏ヴァイオリンのための6つのパルティ-タより
第2曲「無限の広がり」
第3曲「愛」

ア-ロン・コ-プランド
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ

ティナ・デヴィットソン
地上の青い曲線

仕事帰りなので後半は眠るかなと懸念していたが
なんのなんの
眠らせてはくれない

前半とまったく違う激しいうねり

超絶技巧に圧倒されるも
その一つ一つの音に
全くブレがない

途中から口をポカンと開け
笑いながら見入り聴き入ってしまった

フワフワのドレスがシ-スル-であればよかったのに

全身全霊での演奏だとひしひし伝わる

激しい脚の動きまで見たかった

ブラボ-
ブラボ-

スタンディングオベ-ションに応え
3回ものアンコ-ルを演奏してくれる

日本語で曲紹介してくれたが
マイクがなくちょっと聞き取れなかった

その小曲たちも素晴らしかった

仕事の疲れもなにもかもふっとんだ

音楽の力をまざまざと感じ知った

ヒラリ-・ハ-ン
貴女に感謝致します




2016年5月5日木曜日

映画『レヴェナント 蘇えりし者』

アカデミ-賞を総なめしたというから
観てみましょう

いや-すごい

とは思うが
サバイバルのリアルさでは
仲代達也の『人間の条件』を
乗馬シ-ンでは
クリントイ-ストウッドの西部劇を思い出しながら
ううんと唸る

CGがいけない

CGが入ると
すべて嘘くさくなる

CG禁止の映画部門を分けて
評価があるべきじゃないかな

2016年4月22日金曜日

舞台『あぶない刑事にヨロシク』

下北沢 本多劇場へ

大人計画の面々

あぶない刑事の続編ではありません と
わざわざ注意書きがある

わっ あぶない の あぶない

皆川猿時の体力やすごい

あれを毎日演ることを考えると
ドタバタでも感心する

荒川良々はどんどん体力を消耗せず
笑いをとる術を身につけてる

生演奏のドラムがグンと質を上げてる

客席まで巻き込む演出が
ただのコメディで終わらない凄さ

2016年4月15日金曜日

鶴瓶噺

4月の最初の舞台は芝居ではない

三軒茶屋の世田谷パブリックシアタ-へ

つるべばなし

落語でもない

ただおしゃべりを聴くだけ

キラキラアフロで観聞いた話ばかり

あれも知ってる
これももう聞いた

なのにお腹抱えて笑い続けた

涙拭きながら笑い続けた

若いときからよお存じている

特にファンでもないと思ってた

でも
また行くかもしれない

とにかく
健康にいい

2016年3月25日金曜日

舞台『かあちゃん』


明治座へ

3月3回目の舞台鑑賞

藤山直美は藤山寛美さん育ちの者には
やはり面影を捜さずにはいられない

憧れの八千草薫さんを間近に拝めるのも
今回の愉しみ

山本周五郎作
鎌田敏夫脚本
石井ふく子演出

展開は十分に想像できる

想像はできたが
子を奉公に出すとき気丈に送り出し
その後一人泣く母親のつらさの演技には
共感し涙した

昨日甲子園で惜しくも一回戦敗退した
二十一世紀枠で出場した長田高校を卒業した長男が
東京の大学に行く日
気丈に送り出したと思ったが直後
弟の膝に泣き崩れた
肩打ち震わせ全身全霊で泣き続けた
とめどなく流れる涙は
止めようとしても溢れ出続けた
感情も思考も追いつかないほど
身体は悲しみに支配され制御不能となった

弟は初めて見る母の取り乱しように
圧倒され身動きできなかったろう

長い長い時間
弟も支えとなってくれた

あんな経験はあとにも先にもない

かあちゃん

かあちゃんもまたこの経験をしたのかもしれない

かあちゃんとしてまた生きねばならない

2016年3月18日金曜日

舞台『ETERNAL CHIKAMATSU』


渋谷シアタ-コク-ンへ

最近近松ものが続く
またブ-ムなのか

深津絵里は以前観た
谷崎純一郎の舞台『春琴抄』で素晴らしかった

近松門左衛門の『心中天網島』より

その時代と現代とを行き来する演出

現在の娼婦の深津絵里が
大阪の梅田橋で思い悩んでいるときに
タイムスリップし
大阪の梅田橋の昔
同じように恋に悩む遊女の七之助に出会う

 
中村七之助の美しいこと

恋の想いだけは
時代を超えて
なお変わらず

梅田曽根崎蜆川

なんと懐かし親しい地名

何度も参った梅田曽根崎お初天神

また参りましょう
恋の想い出と共に



2016年3月5日土曜日

舞台『逆鱗』


3月のはじめの舞台は『逆鱗』

東京芸術劇場プレイハウスへ

野田マップは『MIWA』『EGG』と
運よく続けて観せてもらえる

阿部サダヲはやっぱりすごい
松たか子はやっぱりすごい

前半とまったく違う結末に


奇想天外なフィクションを
ノンフィクションに変えていく

前職でお世話になった税理士の先生の話を思い出す
呉の海軍で明日出陣の命令を受けたまさに翌日に
玉音放送を聞いたという
死なずに済んだはずなのに
一日違いで先に逝った戦友に対する後ろめたさはずっと消えないと

コントにしか見えない滑稽な出来事が
まさかの事実

そしてまさかの今もなお


2016年2月27日土曜日

金時山




2月の山歩きは金時山

新宿西口から箱根乙女峠まで高速バスで

楽ちん楽ちん

乙女峠で降りたとたん
でででっかあい富士山

いつも東京から見てる富士山とはちがう
もう大満足

うれしいな
期待を胸に山道に入る

げげげ
雪 雪 雪
そこは雪道だった

鍋割山に行きたかったが
以前この時期に山頂付近での残雪に往生したから
も少し今回は楽な山をと

どうしよう
入り口でこれならどんどん雪が深くなるなら進めない
30分歩いてムリなら撤退する勇気をもとう

すれちがう登山者はアイゼンを履いている
アイゼンは家
でも雪道は気持ちいい
眼に明るい白が一面に見えるからか
冷たい空気も新鮮
心配をよそに雪道は意外に歩きやすい
アイゼンなしでも登山靴はしっくりよく踏みしめてくれる

雪道を見るとやはりスキ-にのめり込んだ学生時代を思い出す
白馬の山を先輩に導かれて林間スキ-も愉しんだ
ゲレンデスキ-とはちがうスリルとおもしろさを知った
幹につく雪の場所で風向きの知り方も教わった

雪道がどんどん深くなると思い込んでたが
道を曲がると
残雪さへない黒い山道に入る

おもしろい
斜面の向きと風向きでこんなにも変わるんだ

そしてまた雪道
そしてまた黒い道

白い世界と緑の世界を交互に入っていく

さあ次はどんな景色だろう
わくわくどきどき

鼻先岩といわれる金時山
岩場の勾配も半端ない

なんておもしろいコ-スなんでしょう

頂上では
金太郎さんのマサカリまである

かついで記念撮影
ここはやっぱり
 ヤギでしょ


2016年2月5日金曜日

舞台『ひょっこりひょうたん島』



2月の舞台観劇は

井上ひさしの代表作『ひょっこりひょうたん島』

渋谷Bunlamuraシアタ-コク-ンへ

回り舞台がぐるぐる回っている
最初から最後まで
ゆっくりゆっくり

何カットもあるシ-ンも
その都度照明が美しい

ファッションのカラ-チョイスも
ト-ンが統一されていてセンスがいい

演出の串田和美が美術も手掛けている
役者としても結構出ずっぱり

お疲れ様です

串田和美演出の前回観劇は『もっと泣いてよフラッパ-』
テンポの速い動きに深遠な意味を持たせる

井上芳雄ちゃんはミュ-ジカル『トライアングル』以来
今回は激しいダンスはないが
ちょっとした動作にも繊細な美しさを見せる

白石加代子のドンガバチョが
妙にミスマッチを感じさせないのが不思議

人は何に追われているのか
何を追っているのか

自分を埋める穴を掘るために生きているのか
穴に落ちないように生きているのか

想像の地図を作り出してるのは誰か

今日できないことは あしたしましょう
明日できないことは しあさってにしましょ
そしてあさってはおやすみ

そうしましょ

2016年1月15日金曜日

舞台『元禄港歌-千年の恋の森-』


日本での初舞台観劇
渋谷Bunkamura シアタ-コク-ンへ

猿之助と宮沢りえ
大好きな二人
あまりに新春にふさわしい

映画も舞台もできるだけ事前情報を入れないようにしている
どんなものを見せてもらえるのか楽しみに席につく

冒頭 人形浄瑠璃
美空ひばりの歌に合わせ
なんと色っぽい
おじさんが操ってるのが見えているのに
その小さい美女は
妖艶さをたっぷり表現する
その顔は作り物であるはずなのに
切なさまで表情にみせる

さあ素晴らしい舞台を見せますよ
プロロ-グは教えてくれる
もうすでに興奮が始まる

賑やかな港町の雰囲気は
昔よく観た大阪中座の松竹新喜劇の時代物を思い出させる

盲目の女芸人宮沢りえの手を引く盲目の老婆が
猿之助であることにしばらく気付かなかった
さすが猿之助
最後まですごかった

宮沢りえは
足首から足指までが色っぽい
『修羅のごとく』でも『海辺のカフカ』でも
白い足を必ず見せる

ここでも全編素足
誰もが魅せられているということなのね

時代は変われど
身分は変われど
いつもそこには男と女

手を引かれ続けたか弱い存在のゴゼの宮沢リエが
最後には事故で盲目になった段田安則を
力強く手を引いていく

芯の強さや心の豊かさは
身体や経済力の外側の持ち物には関係がない
むしろ本物の想いだけに集中できる

また蜷川幸雄演出に
すっかり泣かされる

今年からはますます
本物の想いだけで生きていきたい

2016年1月1日金曜日

Blue Note



HAPPY NEW YEAR

1月1日
初ライヴはBlue Note

NYに行くなら
ぜひBlue Note は行ってみたい
今回はカウントダウン目的のフリ-プラン
でもBlue Note だけは日本で事前に予約していた
行って入れないなんて悲しいもの

1月1日の出演者は
Chris Botti

やった-
こんなラッキ-あるでしょうか
あの世界的なイケメントランペッタ-

予約の紙をしっかり握りしめて
開店時間前に並んだ

予約していても
外で並んだ順に入れることを事前に調べていた

日本のPCからの予約が
うまく伝わってなかったらどうしましょう
ちょっと不安で緊張しながら
ちょっと期待でわくわくしながら
並ぶことさへとても愉しい

すでに20人以上は前にいる
店の前に次々停まるイエロ-キャブから
降りるドレス姿のお客を眺めるのも愉しい

店がオ-プンして
でかい身体の門番のような方に中に促される

まず
コ-トを預かるクロ-クに案内される

1item  1$
と書いてある

マフラ-も帽子も預けようとする子供に
コ-トだけにしましょ と制する

We have a resevation!
印籠のように予約票を差し出す

案内されたのはステ-ジの真ん前

早く予約してて良かった

Blue Note の店の中は横長で
ステ-ジ前は4テ-ブルしかない
ズズ-と奥に広いレストラン席
スズ-と入り口側にカウンタ-席

狭い幅のステ-ジ前テ-ブルはとてもラッキ-

東京青山のブル-ノ-トによく行く息子に
メニュ-の注文を任せる
東京と同じブル-ノ-ト名物もあると喜ぶ

なんでも頼みましょ
なんでも食べましょ

もうすでにハイテンション

ぞくぞく人が入ってくる
日本人はいないがアメリカ以外の外国人も多い

たっぷりのディナ-が終わるころ
眼の前をクリス・ボッティが通る

さあ
世紀のショ-の始まり始まり

こんな眼の前で
あの生音が聴けるなんて

CDで何度も聴いていた曲も

一晩に2公演だから
時間は少ないと思っていたが
いやいやなかなか
次々と惜しげもなく奏でる

これまた美しすぎるヴァイオリニストとして有名な
ルチア・マイカレリ
ゲストでありながら何曲も

オペラ歌手もゲスト出演

ギタイストも一流
ドラマ-も一流
たっぷり長くソロも聴かせてくれる

痺れて痺れて痺れてしまいもうした


SHAKE SHACK



年の初めの食事は大事

NYでの朝食はどこにしましょ

情報通の息子によると
ロ-ラがNYで流行りのハンバ-ガ-がとても美味しい
と言ってたと

あの健康志向のロ-ラのお勧めならまちがいないでしょ

並ぶのはいやだからオ-プン前に行きましょう

ホテルから10分
タイムズスクエア近くにあるSHAKE SHACK は
すぐ見つかった

もうすでに20人程道路に並んでる

ガラス貼りの店内での準備の様子がよく見える

モ-ガン・フリ-マンによく似たホ-ムレスのおじさんが
順に話しかけてくる

HAPPY NEW YEAR
HAPPY NEW YEAR
一人一人に手を合わせ祈ってくれる

映画の世界みたい

SHAKE SHACK のハンバ-ガ-は
ホントに美味しかった

オ-ガニックで安心できるし
ドリンクもメインはレモネ-ド

どこまでも健康志向

この歳になるとハンバ-ガ-を食べたいと思わない
話のついでに一つ食べてみたがすぐ後悔した

2個注文すればよかった

それほど美味しい

もうすでに待ってる人で長い行列ができ
追加注文しずらい

さすがロ-ラ

今年初めの朝食は
美味しい幕開け
大満足



セントラルパ-ク


メトロポリタンミュ-ジアムはマストでしょ

地図ではセントラルパ-クの東側かなり奥
結構遠そう
よしここは時間節約でタクシ-で行きましょう
乗り込んだイエロ-キャブの運転手さんは色黒のコワモテ
地図ではセントラルパ-クに突き当たれば右に回り込んでまもなく着くはず
なぜか左側に曲がり大きくセントラルパ-クを回りこむことに
これは外国人だと思ってメ-タ-伸ばす作戦か
ハラハラドキドキ
無事到着するのか

しばらくして公園に入り込むような自動車道路を右に
大きな公園を分断してるような道を進むと抜けた
そして
メトロポリタンミュ-ジアムの入り口にぴったりつけてくれた

少しでも不審に思ったことを恥じる

メトロポリタンミュ-ジアムの入り口はとても立派
広い階段にはたくさんの人が座っている
大きな階段を登りきり玄関にたどり着いてわかった

今日はお休み
1月1日だけお休み
1月2日からオ-プン
そう書いてある

どうりでみなさんも心なしかがっくり座り込んでおられるよう

いやいやこの建物を見れただけでも満足

道路の向かい側は高級ホテルが並んでいるよう
アッパ-・イ-スト・サイド
マンハッタン屈指の高級マンション街らしい

さあこれからどうしましょう
じゃあセントラルパ-クを歩いてみましょ

道路を一歩入るとそこはもう森の中

わあ-映画と同じだ

100万人がカウントダウンにNYに集まってるという
観光客たちはまだビル群に埋もれているのか
人は少ない

広い芝生を囲むように美しいカ-ブのこちらも広い歩道をゆったり進む
ちょうどいいところにベンチがある

わあ-映画と同じ

座って女優気分

芝生をちょこちょこ寄ってくるものがある
まさかリス
まさかのリス
大きなしっぽ
こちらに挨拶にくるかのように近づいてくる
歩道から1メ-トルほどの芝生の中でピタッと止まり

こんにちは-
セントラルパ-クにようこそ
ぼくに会いにきたんでしょ
どうぞ写真も撮って撮って
じっとしてるよ
こんなこともサ-ビスしちゃおう

どこに持っていたのかドングリをかじりだした
小さな手でくるくるクルクル回しながら

かわいすぎる

ありがとう
ありがとね-

NY行きの前にTVでセントラルパ-クの野生動物ツア-の紹介を観ていた
今回はそんな時間の余裕はないと思っていた

あのビル群からそう遠く離れていない場所に
空気まで違うように感じられる自然があるなんて
もちろんまったくの自然ではなく
よく手入れされた自然に見せた大きな公園ではあるのだけれども

全く別のところに
全く別の次元に入り込んだような
ふわふわした感動に包まれる

映画の中にいる

まだまだそこにいてくれるリスさんにバイバイして
ニュ-ヨ-カ-気取りで散策する

あらあらここはあの噴水
あらあらここはボ-トハウス
セントラルパ-クが映される映画は数知れず
だから初めてだけど
スクリ-ンでみんな見知っている
ここで撮影されてたんだ
その状況を想像すると余計に興奮する

映画の中を歩いてる