2009年2月28日土曜日

門戸厄神延命魂

門戸厄神に参った

延命魂の左側を触って祈願するようにといわれた

延命魂
高野山奥の院弘法大師御廟近くの参道に
高さ60メートル樹齢八百年を経た老杉が
天空にそびえ立ち
お大師様を守護しておられたそうな
生命をまっとうしたその杉根を
高野山金剛峯寺より運ばれた霊木
800年もの永い間
延命病気平癒のご利益があるとされる

木の皮を剥いだ老木
白木は磨き上げられ
まるで新製品のようだ

まさしく延命の祈願にいった
自分のことではない

未病を予防

教えていただけるのはありがたい
うまくいったかな

お初天神

大融寺

近場でありながら
どこも歩く距離がなかなかにある

それぞれに桃の香を楽しむ

いつもありがとうございます

2009年2月27日金曜日

ひなまつりコンサ-ト


急な告知をBCCでたくさんの人にメ-ルした
いうほど知人の数は多くない
申込不要
返信無用
そんなメ-ルにあたたかい返信がつづく
先約があり残念
それでもわざわざ返信いただける
近況を伝え
再会を期待する
たくさんの人と心が繋がり
なんとも豊かな一日だった

愛と感謝
感無量

どう表現すればいいだろう
身体の細胞が喜び
血流が熱く活発になってる

尊敬するアンドリュ-・ワイル氏は
自然治癒力の効果の大きなものとして
人とのふれあい
をあげている

全身が高揚し
体温が上がるのを確認して
納得した

慢性冷え性の原因を考えさせられる

皆様のお陰で
あたたかくなりました

いつもありがとうございます

2009年2月26日木曜日

3月3日堂島ホテル


ついにライヴが実現する

Shikinami
3月3日大阪入りする
予定時間が定まらず
小屋を探そうにも条件整わず
一旦は暗礁に乗り上げた

大阪では
海のものとも山のものともわからないバンドに
一夜を貸すほど余裕のあるところがあるのかないのか

音を聴いたこともないのに
急な話に尽力してくださった先輩がいる

ついに決まった

3月3日
堂島ホテル 1階
THE DINER
午後7時から

100席も入れるという
地下鉄四ツ橋線西梅田駅 徒歩5分 JR北新地駅 徒歩3分 
場所も申し分ない

ディナ-を食べながら聴くもよし
ドリンクだけでもいいらしい
申し分ない

当日の音楽の前に
人との関わりにもう感動してしまった

人のために動く
その人の言葉の気持ちいいこと

音楽はもう始まってる

彼らはこの続きを奏でる

たくさんの人にこの続きを感じていただきたい

平日のお仕事お忙しい中
ほんとうにありがとうございます

Shikinami
『この神風の伊勢の国は、常世の浪のしき浪のよする国なり。』

日本書紀からとられたという

また良いご縁と繋がらせていただきました

いつもありがとうございます

2009年2月25日水曜日

鼻うがい

花粉症の季節になった

どうやら鼻だけは上品にできてるらしい
昔から敏感だ

花粉症という言葉も知らなかった昔
毎年春風邪をひくと思い込んでた
いくら着込んでも鼻水は治らず
ひたすら風邪対策に追われていた
なんのことはない
花粉症だったなんて
治らないはずだ

ふいてもふいても追いつかず
かんでもかんでも止まらない
家にこもってられたらいいが
社会人になるとそうはいかない

耳鼻科にいけども
鼻炎薬を服用すれども
一向に快復しない年が続いたある日
教えてもらったのが
鼻うがい

風呂場で鼻からシャワ-を通す
鼻の中のアレルギ-源を洗い流すのだ
鼻の穴からシャワ-の水をいれ口に流れるようにする
鼻を上に向け鼻の穴めがけて勢い良くシャワ-をかける
顔をしっかり上に向け引力の法則で自然に口に流れるように
鼻腔をまっすぐにするのがコツだ
とても人には見せられない
角度が半端だと鼻に水が残って溺れてしまう
ツ-ンとワサビのロシアンル-レットに当たったみたいに
ひどい目にあう

アレルギ-が治ったわけではないが
とめどなく流れるきれいな鼻水とは
さよならできた

お金のかからない理にかなった自然な方法が
一番身体が喜び役に立つのだろう

このあとたくさんの人に伝えた
教えてくれた友達に感謝

ありがとうございます

2009年2月24日火曜日

映画『おくりびと』

『おくりびと』がアカデミ-賞をとった

おめでとうございます!

『おくりびと』は上映されてすぐ
実は2回観た

映画を観るとき
先入観を持たず感動したいため
あまり前宣伝やスト-リ-を知らないまま
観ることが多い

邦画は静かに心落ち着かせたいときによく観る

『おくりびと』
そのひらがなの題名に惹かれて入った

衝撃的だった
泣いていいと思った
映画の世界はそのまま
誰もが体験していく
それなのにあまり知られていないことだったから

必ず必ず誰もが体験すること

いい映画に出会ったとき
やはり映画好きの子供たちにメ-ルする
観るべし と
もちろんこれは一押しした

すごく感動したことはだれかれにしゃべりたくなるタイプだ
観て観て観て観て

2回目は母を連れていった

わたしの感動とはずいぶん反応が違った
ああおじさんのときもこうだった
ああおばさんのときもこうだった
78歳にもなると死に水をとる経験も重ねている

幸いにして両親とも健在だ
まだまだだなあと自分が小さく見えた

未知の世界に驚き感動するものと
自分の経験と照らし合わせるように観るのでは
大きく感じ方がちがう

『おくりびと』は内容も素晴らしいが
モックンのあの所作が美しかった
あの美しさがさらに偉大な荘厳な儀式に見せているのだろう
舞踊のようだった
完璧な日舞のようだった
正しいものは美しい

人の一生のうちには
直接関わる人の他に
たくさんの方々の働きの恩恵をうけて生きている
そして終わった後も

いつも
このあとも
ありがとうございます

2009年2月23日月曜日

お墓参り

毎月の墓参りを欠かさない

2月は義父の命日月
もしやと思っていたが
やはりきれいな花が供えてあった

来られたんですねえ
よかったですねえ

義父の喜ぶ思いが伝わり
こちらまでうれしくなる

私とはもう繋がっていないが
子供たちの大事なおじいちゃん

えらいと云ってくれる人がいるが
子供たちを守ってもらわにゃならん

毎月義父に子供たちの様子を伝える
伝えながら確認している

おかげさまで
もったいないくらい
いい子たちに育ちました
いつもありがとうございます

立派な花が2段になって
墓がひな壇のように華やかになった
もうすぐひな祭り

線香の煙が太くはっきりゆらゆらと
その存在をアピ-ルしていた

そこにいていただいてありがとうございます

2009年2月22日日曜日

シンギングボ-ル


Singing Bowl




歌うボ-ル


チベットの法具




ネパ-ルの目玉寺の回りにたくさん売っていた


10代前半であろう男の子が一所懸命音を聞かせてくれる


屋台の上に何十個も並べてあった


はじめて耳にするその音に魅せられた


外の雑踏の中でさへ


その音は身体の中に沁みわたる


じっと聴いていると


反応がなく音が気に入らないと思われたのか


次々と違うボ-ルの音を聞かせてくれる


そのどれもが全く音の高さが違う


欲しいけれども選べなかった




シンギングボール


チベットの仏教儀式に用いる法具の一つらしい


シンギングボールを手のひらに載せ


その縁を木の心棒でなぞる


心地いい倍音が身体に溶け込む


振動がそのまま身体を揺さぶる




ついに最後に買った一つを


日本で子供が気に入り


もっていってしまった




瞑想にはもってこいの音


たくさんの違う音を並べたい




秘境のおみやげは買わなかったことを後悔する


もっと買えばよかったと




運よく先輩がまたネパ-ルに行かれる


あつかましくもお願いした


どんな音がやってくるか楽しみ




ネパ-ルを思い出す度


あのピンと張った冷たい澄んだ空気に包まれる




シンギングボ-ルがほしいわけじゃないなあ


今わかった


ネパ-ルに縁のある方とネパ-ルの話を少しでもしたい


ヒマラヤを望むあの神聖なる場所に気持ちを戻したい


そうなんだ




シンギングボ-ルを思う


そうすると音がよみがえり身体に響く


シンギングボ-ルを思う


そうすると気持ちがヒマラヤに飛ぶ


シンギングボ-ルを思う


そうするとすでにもっていることに気づいた




いつもありがとうございます

2009年2月20日金曜日

神に味方してもらう


オリンピックで金メダルを取った水泳選手の話

努力した
練習した
できる限りのことはした
あとは神様に味方になってもらうしかない

そう思って練習以外の時間は
一生懸命掃除した

トイレ掃除した
プ-ル掃除した
玄関の掃除した
皆がやらないところを探して掃除した
人の嫌がることそして喜ばれることを
率先してした

この選手はどうしてそこを神様が見ておられることを
知っておられたんだろう

気持ちがスッキリしたら
良い氣がめぐり
筋肉状態が良好になる
これはキネシオロジ-

掃除をしたら運気が上がる
これは風水

部屋の掃除は心の掃除
これは天理教

神事の始めは掃除から
これは神社

忙しすぎる日々
自分の周りの掃除もままならない

自分以外のもののためにはたらく
その余裕に神がはたらく

いつもありがとうございます

2009年2月18日水曜日

興福寺阿修羅像


興福寺に参った

実は初めて入る
猿沢の池はよく歩いても
興福寺は素通り

東金堂
薬師如来坐像に
日光菩薩月光菩薩のコンビ
指がないのがいたいたしい
7世紀末の作だというからいたしかたない

国宝館
ここがメイン
阿修羅像に会いたかった
興福寺創建1300年記念
阿修羅展が東京で開催される
そのポスタ-の阿修羅像に惹かれていた
生の阿修羅像ははたしてまったく違う表情を見せた
同じものかと確認するように何度もパンフレットと見比べた
実物は
実に小さく子供のようで控えめだった
照明が暗く表情がよみとれない
見られたくないように目をそらす
何も発していないか
こちらが受け取れないでいるか

別のコ-ナ-では写真家による阿修羅展
写真の方がビンビン伝わる
角度により色も表情も変わる
写真家の腕か
阿修羅の思いか

梵語では生命(asu)を与える(ra)者
インドでは太陽神
悪の戦闘神
仏教では守護神
さまざまな相反する解釈がなされてきた神

見る者の心によって見え方がちがうということか
眉の表情も仏像ではめずらしい
困ったようでもあり
憂い嘆いているようでもあり
慈悲深く見通しているようでもある
会うごとに表情を変えるのかもしれない
それがこの阿修羅像の魅力なのだろう

笑いかけてくれないのに気になってしかたがない
どうやら阿修羅の魅力にはまってしまったようだ

東京まで追っかけするかも

いつもありがとうございます

2009年2月17日火曜日

春日大社




春日大社に参った

息子の守護神といわれ
大きな節目毎にご祈祷をお願いしている
祈祷のあと迎賓室で面談していただけるのは
ここだけだ
数少ない知る限りだけれども

葉室さまがお隠れになられて
つい何かが変わったかと意識してしまう

ゆっくり順に奥の院まで
途中見知った名前を社に見る
知り合いの御祖母様だ
天台宗であられるのに
春日大社の鳥居も寄付される
分け隔てする方がおかしいのかもしれない
立派な方がおられる
思うだけでうれしくなる
不思議だ

春日大社がより身近に感じる
良い散策でした

いつもありがとうございます

2009年2月16日月曜日

割包(台湾ハンバ-ガ-)


奈良にうまい店あり

奈良にうまいものなし
失礼ながらそう思っていた
知らないだけだろうおそらく
奈良で食事をすることはない
大阪まで戻る
ついに見つけた

臥龍坊(ガ-ロ-ボ-)
台湾料理店だ
小さいながら本格的な気配がした
当たり!
台湾人らしい顔に
台湾人らしい日本語
本場の家庭料理のメニュ-に懐かしさが込み上げる
小籠包に鍋貼(フォテイ)
台湾ビ-ルも飲んでみる
おいしい

客への笑顔と目をそらしたときの表情の差
台湾で感じたときのままだ

台湾人の食に対する思いは半端じゃない
食が第一番にくる

こんにちは
の挨拶よりも
ご飯食べた?
とまず聞かれる

それが挨拶のようだ
生活が安定せず
落ち着いて食事する余裕のなかった時代が長かったかららしい
自分が食べたかどうかより
人が食べたかどうかを気にする
やさしい人たちだ
食事する余裕はなくとも
他人の食事を心配する余裕はある
それこそが重要に思える
大変な時代から受け継がれている大事な思いやりの挨拶
言われるたび胸が熱くなる

割包
クワパオとよむ
これもよく食べた
ここでもおいしかった

吃好了!
最後にツ-パオラ!と言って微笑んだ

謝謝你!(シェシェニィ)
驚いた顔のあと満面の笑みで返してくれた

それぞれの台湾での思い出が
一瞬クロスしたようだ

吃(ツ-)
食べること EAT

好(ハオ)
良い おいしい GOOD YES

了(ラ)
完了形 済んだ意味 した DONE

ツ-パオラ
おいしくいただきました

再見!(サイチェン)

いつもありがとうございます

2009年2月15日日曜日

法隆寺涅槃会




法隆寺に参った

2月15日
釈迦入滅の日

大講堂で涅槃会(ねはんえ)が行われた
ここでも大涅槃図拝見
正徳元年(1711)に西岸寺の僧によって描かれた
「大涅槃像八相成道絵像」
涅槃図とはお釈迦様のご臨終のおすがたを表現したもの
四方を沙羅双樹に囲まれた宝台に
北を枕に横臥するお釈迦様を取り囲み
悲嘆にくれる諸菩薩や仏弟子や眷属や鳥獣が描かれている
なぜか金色ではなかった
釈迦をまとう衣も緑と赤
想像の世界だからなんでもいいのかもしれない

百済観音像
これには感動した
スレンダ-なのに衣の中の肉付きが人間そのもの
これは計算されて作られたものではない
木像
彫り師は彫らされたのだろう
木の中に形があったとしか思えない
生きている
今までは夢殿にばかり足が向いていた
また会いにいきたい
ファンになった

法隆寺はいつもほんとに落ち着く
梅の枝がつややかに輝いている
ところどころに小さな蕾を隠して
もう少しあとでいらっしゃい
そう誘われているようだ

梅の香りも嗅ぎたい
桜の花吹雪にも包まれたい

よろしくお願いします

いつもありがとうございます

2009年2月14日土曜日

Valentine's Day


学生時代にはもうあった

義理チョコなんてない時代
本命の彼のために何日も前から作戦を考える
パティシエまねて一所懸命チョレ-トケ-キを作った
研究して勉強して思いを込めて仕上げたValentine Cake
喜んで受け取ってもらい
こちらは満足しきった
手作りのチョコレ-トなんて最高!

腹痛で苦しんだことを聞いたのは
翌年のValenntine’s Dayの前
実はチョコレ-トも好きではなかったらしい
よくも1年も黙っていられたもんだ

こんな甘い記憶を思い出すのも
Valentine's Day のおかげ
『MAMMA MIA!』のおかげ

今バックには
Nancy Wilson の Slow Jazz 
Jacqui Naylor Love Gets in the way

いつもありがとうございます

2009年2月13日金曜日

映画『マンマ・ミ-ア!』

映画『マンマ・ミ-ア!』を観た

スト-リ-はよく知っていたが景色には感動した
映画館で観る映画に期待するのは
日常では見れない壮大なる風景の中に引き込まれたい
そう願う
ホントに現実の場所?
疑うくらいにきれいな夜空だった
ホントに現実の場所?
疑うほどにきれいな海の色だった
それだけでも観てよかったと思う
ロマンチックな場面背景になりそうな場所で
コミカルにミュ-ジカル仕立されてる

波瀾万丈な人生も
BGMの音楽次第で
悲惨にも笑顔の種にもなる
自分の日々の生活に
どの曲をBGMに使うか
その重要性を深く感じた
同じ状況でも
泣くことも笑うこともできる
バックに何が流れているか
バックに何を流すか
そんな音楽の力をあらためて考えさせられた

今日は楽しみたい
そんな音楽に包まれよう
Broadway Music - Playbill Radio 64 kbps Broadway cast recordings from Playbill Radio

口角の上がるメロディってある
おもしろい

いつもありがとうございます

2009年2月12日木曜日

中山寺涅槃曼荼羅図ご開帳


中山寺に参った

2月18日まで涅槃曼荼羅図が公開されている

新しい塔にはじめて入る
大きな絵
古いものとは思えない
鮮明な色彩に驚く
釈迦の最期の寝姿
回りで弟子たちが泣いている
回りで動物たちが泣いている
絵の中の釈迦は人の何十倍もある大きさ
金色の大きな釈迦を見て思いだした

タイバンコクのワット・ポ-
金色に輝く大きな大きな釈迦像が横たわっていた
日本では横たわっている釈迦をみたことない
バンコクの釈迦は他の寺院でも横たわっていた
伝える人の尽力により伝わり方が変わるのだろう
あんなに大きな大きな仏像を見ると
それだけその国の人たちの釈迦に対する
その存在の偉大さを感じ知る
釈迦が大きく金色に輝くのはオ-ラだという
誰が見てもわかるくらいに金色のオ-ラを大きく放っておられたという
死後もそのオ-ラは消えなかったということか
タイムスリップできるなら
入滅前の釈迦を一目見てみたい

大師堂での弘法大師像も生きた眼のようだった

何度参っても尽きることがない
感謝しても感謝してもしきれない

ようであわせていただきました

いつもありがとうございます

2009年2月11日水曜日

清荒神不動明王


清荒神へ参った

今日は何の日か
参拝者が多かった
本殿では正月ほどではないが行列ができていた
線香の煙が立ち込めている
線香の煙を身体にかけている人が多い
ここはそういうのは違うと思うのだけど

オンケンバヤケンバヤソワカ

裏に廻り芸能の神様に御礼参り

階段途中のお稲荷さんで稲荷祝詞

今日は大日如来様がよかった
隣でびんずる様にも行列ができている
身体の障りを治してもらおうとする人たちが多いのだろう
なんかしらんけどならぼ
そんなご婦人グル-プもあった
なんでもよい

最後は不動明王
岩場の不動明王にちょうど陽が射して
今日はハッキリわかりやすい
はじめてみえたわ
そんなご家族連れもあった
それでよい

昔は駅から遠いと感じていたが
いつの間にかサッサカ往復できるようになった
毎月一回ウォ-キングと氣の調整
一石二鳥

いつもありがとうございます

2009年2月10日火曜日

前世喫茶


心斎橋にある前世喫茶に行った
噂はかねがね
こぎれいな普通の喫茶店に入ると
いくつみましょう
と聞かれた
とまどっていると
何をみましょう
と聞かれた
あ いや その あの
聞かれる側は慣れていない
あ あ あのお みなさんは
ああみなさんはたいていみっつぐらいですよ
シャキシャキとした小柄なマダムは
子供をみるような目で私を見下ろす
あっ でっ ではみっつで

しばらく待つと
小さな紙を3枚
1枚目
日本の修験者 山伏
2枚目
イギリスの天文学者 占星術家
3枚目
インドの行商人
とある

確かに熊野古道は好きで惹かれる
何度も行きたいところだ
修験道で龍神に出会った夢を見たこともある
男で山伏であったという

確かにイギリスには子供の頃からあこがれている
ビ-トルズの影響かと思っていたがそういうことか
姪がロンドンに住むのも何かの縁か
天文学者は同時に占星術家でもあるらしい
星は好き夜空は大好き
西洋占星術師に学んだこともある

確かにインドとも縁が深い
なぜか南インド料理店の手伝いなどもしてしまっている
毎日インド人と話している
彼らはみな信仰熱心だ

私の多宗派包括信仰の謎も解けた
意外性が全くないのも物足りない
過去を知ると未来も知りたくなる
人間の慾はきりがない

過去世が真実であるかどうかはどうでもいい
それを聞いて今何を思うか
いつもそれが重要
役に立ちさへすればいい

知っていたことを知ろうとする

いつもありがとうございます

2009年2月9日月曜日

ミルク


ハンサムなインド人と話していた

日本ではチャイを飲めないという

インドでは毎日チャイを飲んでいたという
それは家では3頭のCOWがいて
毎日搾りたてのミルクをそのまま飲んでいたという
搾りたてのミルクしか飲めないという

なんと贅沢なというより
殺菌はしなくていいの
お腹は大丈夫?
と心配してしまう

最近日本では乳製品が危ないと本で騒がれている
周りでは一切の乳製品を拒絶する者もいる

えらい人が言ったからと鵜呑みにするのはどうだろう
ブルガリアの長寿の秘訣はヨ-グルトだという
祖母は賞味期限切れを食べる役割だった
88歳のとき病気らしい病気もせず静かに今世を終えた

食べ物が身体を作る
それは間違いではないが
食べ物を身体が受け入れるかどうか
その間に人が入る
食べ物と身体をつなぐ
祖母はそれを知っていたように思う

あらもったいないもったいない
ああありがたいありがたい
ああうまかったうしゃまけた

自分の目で見たことを信じていけばいい

今日もいただきます
ああありがたいありがたい

いつもありがとうございます

2009年2月8日日曜日

生國魂神社出口王仁三郎展




出口王仁三郎真如聖師耀院展




大阪生國魂神社参集殿であった




33点の茶碗




茶碗を観る眼はない


茶碗に付けられた名は素晴らしい


付けられた名によりその名のイメ-ジをしてしまう


名は体をあらわす




なぜか


雪月花


と付けられた茶碗に惹かれた


なぜかというのは見た目は他に勝るように思えない


単色の色付けのようなシンプルなものだから


今までの趣味ではないものなのに


なぜかその茶碗にばかり戻っていく


どこが惹き付けられるのか


じっくりゆっくり観察する


不思議だ




茶碗展ではあるが


もっと惹き付けられたのは


壁奥に掛けられた書画




書を観る眼はある




出口王仁三郎が


大芸術家


巨人


といわれる所以を知る




神素盞嗚大神神姿




木の元である白梅を持っておられる


圧倒される




艮鬼門大金神




ちゃんとこの位置にある


こんな書を学びたい




伊都能賣聖観音像




繊細さと勢いに感動する




坤鬼門大金神




ちゃんとこの位置にある




大聖弥勒心神像




達磨禅師のようだ


王仁と書かれたサインが力強い




受付に名前を書いたとき


少し前に


生駒市宮川大助とある


漫才師のあの方かと思ったら


中から大きな声が聴こえてきた


書画の前で関係者の方と王仁三郎談義


芸能の人は信仰熱心な方が多いと聞いているが


随分と造詣が深い


しばし聞き入る


時代背景から宇宙の話にまで及び


なかなか徳をした気分だ




知識の量と幸福の量が比例すればいいのにと思う




ふつふつとまた書をやりたいと思った




今夜の須磨の月は


ひときわ輝いていた


王仁三郎の頭にかかる月とたぶる


みずからが光を放っていないとは信じがたい








いつもありがとうございます










2009年2月7日土曜日

『カイの御用』

数日おきにお言葉を受信する

今朝のお言葉

『カイの御用が始めの御用である』

家の中をきれいに掃除することから始まる

ゆうべも遅くまで会議
今日は土曜日で休みだが動くのが億劫
行くべきところが複数個所ある
やるべき仕事がたくさんある
どういう動きをするべきか思案していた
身体はどうも休みたがっている
そんなときこのメ-ルがきた

家の掃除も気になっていた
行くべきところを優先しようと思っていた
こちらの思案を読まれて教えてもらったようだ

たくさんのことを抱えしんどくなっていた
家の整理が心の整理

ちゃんと導かれる

今日を与えられたこと
素晴らしい案内人

いつもありがとうございます

2009年2月6日金曜日

プラス思考のストレス


プラス思考をしなくともよい

落ち込んでいるとき
もっとプラス思考にならなければと思うんですが
とよく話される

またプラス思考神話にいじめられておられるなあと思う

世間ではプラス思考が正道で
マイナス思考は裏道のような扱いだ
それはどうだろう

成功者になりたいならプラス思考をまねればいい
プラス思考は成功者の体験談からクロ-ズアップされたものだ
それぞれちがう人間ちがう人生

ヘビ-スモ-カ-がタバコをやめなければと思った瞬間に
脳にすごいストレスがうまれるように

ダイエットしようと誓った瞬間に
脳にすごいストレスがうまれるように

落ち込んでいるときを数値化すると
マイナス5
プラス思考の目標は
プラス5
その差は
10

マイナス5のときは
そのマイナスがなくなりさへすればいいのに
0になれば楽になるのに
プラス思考をしようと思った瞬間に
マイナス5の苦しみは
マイナス10の苦しみとなる
目標がどんどん遠くなる

今の問題にだけで落ち込めばいいのに
自分がプラス思考でないという理由で
さらに自分を苦しめておられる

落ち込むときは落ち込むが候

悲しむときは悲しむが候

すべては陰陽のバランス

深くたっぷり悲しんだ者に
深く大きな喜びが与えられる
そう信じている

マイナス思考を大事に育てればいい
マイナスがあるということは
プラスがあるということ

悲しみや苦しみを経験してない人なんて魅力的じゃない

いつもありがとうございます

2009年2月5日木曜日

白洲次郎と白洲正子

白洲次郎と白洲正子展―動乱の時代を美しく生きるー

白洲正子は好きで本もよく読む
白洲次郎は日本人離れしていて共感できない気がして
興味をもたなかった

なぜ神戸で開催されてるかがわかった

白洲次郎は神戸一中現神戸高校出身だった

参拝好きの私は白洲正子に影響を受けているところが多い
観音霊場巡りや不動明王巡り
若き頃おてんばだったことや男友達が多いこと
焼き物も好き
キレのいい文章も気に入っている
白洲正子に共通項を感じていたが
この二人展ではじめて詳しく白洲次郎を知り
白洲次郎のファンになった

骨董は見るにとどめ収集はしない
正子は多くを残したが
次郎は死ぬ前に
すべてを焼き払ったという

遺書も潔い

「葬式無用戒名不用」

孔雀のように華やかな次郎の没後すぐ
庭に一羽の孔雀が舞い降りたという
そしてちょうど100日目に姿を消したという

次郎が使用していたという
武相荘での事務机と椅子が展示されていた

机の袖引出に手を近付けてみる
確かにそこに気配を感じる

不幸とか幸福とかに関係ない人生があるんだ

たくさんのことを感じ学ばせていただいた

招待券をくれた友達にも感謝

いつもありがとうございます

2009年2月4日水曜日

神に誓ってはいけない

今朝
神棚に参るとき
立春だなあと
何か誓おうと思ってしまった

今日一日
不平不満を言わない
一日笑顔で通す

一日限定ならなんとかなるだろうと思った

今日はたくさんの人が私の前を出たり入ったり
そして事件は起こった
私は逃げ出し
味方とおぼしきところで不平不満を言い続け
自分は無関係な害を受けていると泣き顔を見せた

すぐに気づいた

私を追いかける者はかつての私であり
私を守る者もいつもの私であり
逃げる私は私が試した者だった

いつもそうだ

神に何かを誓えば
それを試すようにチャンスが与えられる

ほら口先だけでしょ

神と仲良くなるほどに
反応が早くなる

だんだん学習して
気づくのも早くなる

それでも罠にはまり続ける

与えられたチャンスを余裕もってクリアできる
そんな日が来るまでに何回涙するだろう

立派な人間になりたいなどと誓ってはいけない
大きなハ-ドルが用意される

身の程を知る
身の丈を知る
身の丈に合ったハ-ドルを自分で用意する

無理しない
すべてを受け入れる

駆け込み寺が用意されていたことはラッキ-でした

いつもありがとうございます

2009年2月3日火曜日

節分巻き寿司マルカジリ

節分
この日がくると安心する

ようやく本年に入ると思える

気学では節分までは前の年をみましょう
などと書かれている

早生まれなので2種類の干支があるように思う

家庭で行事を味わうのが好きだ

巻きずしマルカジリ
毎年かかさず楽しんだ

テ-ブルに磁石を置いて恵方を決める
行儀悪いが
この日ばかりは立って食べる
恵方を向いて
巻きずしを長いまま両手に持ち
笛を吹くようにまっすぐ口に加える
人には見せられない光景だ
食べてる間はしゃべってはいけない
恵方に柏手を打って
一斉にほおばる
途中誰かがむせる音を出す
吹き出しそうになる
必死にこらえて完食する
早く食べた者から席について吸い物を飲める
全員食べたらいつも大笑いしてしまう
すぐに福が来る

よほどおいしい巻きずしでないと1本食べることはできない
毎年どこのを買うか厳選する

たった1本食べる間もいろんなことを考える

今年はそれぞれの場所で儀式を行う
皆同じように思い出しながらほおばるだろう

東北東

同じ方を向いて
同じ思い出に浸る
同じように福来たる

節分が皆を合わせてくれる

さみしい気持ちが喜びに変わる

繰り返される年中行事
たくさんの糸をつなげてくれる

いつもありがとうございます

2009年2月2日月曜日

目やみ地蔵


京都
目やみ地蔵に参った

左目の腫瘍が小さくなってきた

眼科医は治るかどうかわかりません
切れば取れますという
こちらは切らない主義
すべてに意味があると考える
眼に関するあらゆることを無理やりにでも関連付ける
そして反省する
あらゆる自然治癒力を目覚めさせる努力をする

足裏の眼のツボをもむ
毎日風呂場で入念にマッサ-ジする
腫瘍が大きく硬いときには
足裏のツボを触っただけでも痛かった
丁寧に丁寧に
あやまりながらもむ
丁寧に丁寧に
感謝しながらもむ
痛みに慣れるまで長い時間かける
だんだん触っても痛くなくなる
だんだん眼の腫瘍もやわらかくなる
人間の身体はほんとにおもしろい

顔のツボももむ

目やみ地蔵へも参る

節分の準備で前の戸が開かれていた
何度も参っているがこれは初めて
いつもは格子の間のガラス越しに覗き込む
ああやっぱりこの日に来れてよかったなあ

お蔭さまで治ってきました

いつもありがとうございます

2009年2月1日日曜日

出雲大神宮 大国主命様


亀岡
出雲大神宮に参った

亀岡はやはり寒い
雨がしとしと

お手水場で恐る恐る手を出す
冷たさに驚くだろうと覚悟していたが
外気より温かい

ああここは真名井水だった

水が丸い
とろとろとしっとりロ-ションのようだ
たっぷり手にかけても痛くない

山から流れている水なのに
どうしてこんなに違いがあるのだろう

本殿参拝のあと
磐座へ

その前を流れる小川がお気に入りだ
しゃがみこむと
小川のせせらぎが耳に大きく響く
深い山の中の谷川にいる錯覚をする
雨だから龍神が降りておられるだろうか
そっと手をつけてみる
秩序よく組まれた自然の流れを邪魔しないように
静かに
静かに
水に触れる前
川を守る空気の層がある
手がしびれる
しばらくそこで感謝する
なにも乱す者ではないとわかってもらおうとする
ゆっくり
水に触れる
やはり温かい
受け入れていただけたかな
枯れ木や石のふりをする
涙があふれてくる
なぜだろう

2月1日
出雲大神宮の月次祭

神殿ではご祈祷が行われていた
ついでに祝詞を拝聴

やはりこの日に参ることができてよかった

いつもありがとうございます