2014年12月30日火曜日

舞台『キレイ~神様と待ち合わせした女』

Bunkamuraシアタ-コク-ンへ

今年観納めの舞台は
大人計画

松尾スズキ作・演出だが
演者としての松尾スズキも好き

同時にたくさんの役者たちが舞台に上がってるときでも
隅にいる松尾スズキの動きに目を離せない

オ-バ-アクションの皆川猿時の横でも
こまやかな下半身のリズムは光る

これまでの作品にも
一貫してみせる心の表と裏

裏の思いを
恥ずかしながら表現してみました
とばかりに不器用なセリフ

笑うだけで終わらない
尾を引く余韻

あなたもまた
生きるのが恥ずかしいのでしょう

御蔭様で
両極を見ながら
めざしたい中庸

いつも有難う御座います

2014年12月29日月曜日

伊勢神宮納め詣り


この年の瀬に
また
この一年の息災を感謝できる

いろいろいろいろ
上がったり下がったり
いろいろいろいろ
泣いたり笑ったり
いろいろいろいろ
おろおろうろうろ

なにはともあれ
こうして伊勢神宮の宇治橋を渡っている

健康が整い
経済が整い
段取りが整い
ここまで来れている

じゅうぶんでないの

よおお連れいただきました

御蔭様で
浄化道の緑浴び
心も整う

いつも有難う御座います

2014年12月20日土曜日

KEECOTTON

ケエコットン
という
4枚重ね履きソックス

冷え性に良いと贈られる

薄い5本足ソックスを2枚
その上にも薄いものを2枚

4枚も重ねても
足が大きくならない

軽い


疲れ方が違う

これはいい

自然素材100%のこだわりもうれしい

長い時間をかけて
丁寧に商品化されたことにも感服

御蔭様で
思いのこもる
温かさ

いつも有難う御座います



2014年12月14日日曜日

舞台『海をゆく者』


くじ運もピ-クに達したか

渋谷パルコ劇場での席は
最前列ど真ん中

また舞台までは1M足らず

また舞台ぎりぎりに迫る演出

眼の前に
吉田鋼太郎さんがのたうちまわり
横たわる

吉本新喜劇ばりの
舞台から落ちそうで落ちない千鳥足で笑わせる
小日向文世さん

酔っ払いたちの芝居

暴れ散らかすナッツ類が
大量に向かってくる

ポ-カ-を興じながら
たばこスパスパ

煙も直撃

ここでマスクするのは失礼か

TVと全く違う印象でファンになった浅野和之さんも
またまた出会え
あの瞬時に変化する顔の皮膚の動きまで
鮮明に間近に

さらにさらにすごい人だと感動

スト-リ―もだいたいわかってたつもりなのに
大どんでん返しを観たような衝撃を受ける

このクリスマスの月に
観れてよかった

深~い感動が
じわ~と
いつまでも

御蔭様で
大切にしよう
悪魔にはなく
我々にあるものを

いつも有難う御座います

2014年12月13日土曜日

御嶽山快晴


明日は御嶽山へ行くぞ
といわれてぞぞぞ
あな恐ろしや
と思いきや
東京奥多摩にある御嶽山

こちらは
ミタケヤマと読むらしい

風情ある御嶽駅を降り立つと
屋根には雪

寒いながらも
今日も快晴

御嶽神社で
まず登山安全祈願

天狗岩では
鎖と木の根幹を頼りに
命がけの岩登り

観音様がおわしますのかと
感じさせる
七代の滝

滝の音と巨大な岩に囲まれ
日陰なのに
なぜか寒さも感じない

ゆっくり
おにぎりと温かいコ-ヒ-タイム

御蔭様で
思いがけずできた
パワ-スポットめぐり

いつも有難う御座います




2014年12月6日土曜日

皇居乾通り東御苑散策


♪おっかさん ここがここが二重橋

島倉千代子の「東京だよ おっかさん」を
母は思い込めて歌っていたなあ

お正月参賀にも楽しみによく行っていたなあ

おっかさん
わたしははじめて皇居に入るよ

天皇陛下が
美智子様が
歩いた散策道を歩く感慨を
ようやく感じられましたよ

今日は寒い寒い日

わたしの胸には
おっかさんとおとっちゃんの写真

きれいな紅葉でしたねえ

やっと一緒に歩けましたねえ

だから
ちっとも寒くなかったですよ

御蔭様で
今日一日という長い年月
流れ続ける熱い熱い血

いつも有難う御座います


2014年12月3日水曜日

小さなラッキ-

大学同窓会の入り口で
ガラガラ抽選

欲はない

ゆっくり回す

重い球が動く感覚が
手に伝わる

コロンと
金の玉がポトリ

カランカランカラン

1っ等ですよ~

iPad ですよ~

ほお
いまいちテンション上がらない

名前書かされ
写真撮られ
おめでとうおめでとう
すご~いの嵐

すみません
欲しかった若者たちに申し訳ない

御蔭様で
加湿器より軽くてよかった
秘かに喜ぶ

いつも有難う御座います


2014年12月1日月曜日

師走月御朔日

毎年いう

早や
早や師走

先月霜月は
二度の墓参りも叶う

石上神宮の紅葉は
静か

奈良は秋が
しみじみ似合う

昨日
今年最後の御朔日のための
御榊を買う

毎月お世話になった花屋さんにまで
じぃんとなり
いつもより深く頭を下げる

御蔭様で
〆のこの月
〆の気持ちで

いつも有難う御座います

2014年11月25日火曜日

東京スカパラ

25周年記念ツア-の
渋谷クワトロのチケットは取れなかった

神戸にある母校の学祭に出向くと
今年の講堂でのイベントは
なんと
東京スカパラダイスオ-ケストラ

チケットはあるのかしらん
どしたらいけるの
行きたい行きたい

幹事会の最中
静かに座ってるふりをして
秘かにバタバタしていた

閉会の挨拶で
招待券をもらえることを知る

なんてラッキ-なんでしょう

やはりジャズオケをする息子を持つ友達と
いそいそ

1曲目から全員総立ち
25年前はアンタタチ生まれてないでしょ

それにしても
谷中さんはいくつだろう
あの動き方

御蔭様で
大音響の中
筋肉つけようと決意

いつも有難う御座います



2014年11月12日水曜日

『Sweat Concert』

恵比寿ア-トカフェフレンズへ

三味線がすごい

ギタ-がすごい

ピアノもすごい

トンテケトンもいい

リベルタンゴはまた
格別にシビレタ

この生音を聴けてることが
ホントにしあわせだと感じる

御蔭様で
しばらくは余韻で
ふわふわ

いつも有難う御座います

2014年11月7日金曜日

舞台『皆既食』


Bunkamuraシアタ-コク-ンへ

初日

プレスや招待客か
岡田將生のファンであろう若い女性客が大半を占める中
黒ス-ツのおじさま方のいっこ団体が目立つ

後ろ中央音響ブ-スで陣取る蜷川幸雄さん

初日というだけで
こちらまで緊張する

ポ-ル・ヴェルレ-ヌ
アルチュ-ル・ランボ-

生瀬さんのすごさは知っている
岡田將生くんもすごく楽しんでる

いったい何幕になったのだろう
暗転が多すぎ

たくさんの椅子やテ-ブル
何度も出したり戻したり
バタバタ移動を待つ時間は少し惜しい

二人芝居でもいいくらい
セリフが完成しているのに

チェロの「シンドラ-のリスト」は
良い音だったが
内容にはふさわしくない選曲

BGMも音が小さすぎた

御蔭様で
デカダンスが
新鮮に響かないのは
これもこれでよし

いつも有難う御座います



2014年11月6日木曜日

奈良公園堪能


正倉院展に行きたかった

行くつもり満々だったのに
入場待ちの行列に
若者たちがひるむ

残念残念

いつも通りの
東大寺と春日大社

変わらずそこにいて
大きく受け入れてくれる

瓦を寄進

ならまちの名物餅
つきたてのおいしいこと

御蔭様で
こんな日も来る
時が経てば

いつも有難う御座います

2014年11月5日水曜日

姪の結婚式


バンコクで生まれ育った姪は
タイ語ペラペラ

お相手はパリ駐在経験もあり
フランス語ペラペラ

海外運
というものがあるらしい

やはりそういう御方と
出会うべくして出会ったのでしょう

披露宴は国際色豊か

フランス人やコンゴ人

雅楽演奏にヴァイオリンヂュオ

ああめでたしめでたし

御蔭様で
佳き日に
たくさんの笑顔の再会

いつも有難う御座います

2014年10月26日日曜日

映画『リスボンに誘われて』

原題は
Night Train To Lisbon

2014年10月25日土曜日

無農薬有機栽培



今年も北海道から届きました

人参はふわふわの土に包まれてる

かぼちゃは実がぎっしり詰まってる

玉ねぎは炒めただけで香りいっぱい

じゃがいもは切り口が包丁に吸い付く

どんなに大切に育てられたことでしょう

身体に話しかける

よかったね
大事にされたものが入ってきて

御蔭様で
乾燥した細胞に
あたたかい潤い

いつも有難う御座います

2014年10月18日土曜日

舞台『駈込み訴え~真実のユダ~』


太宰治の『駈込み訴え』

キムスンラさんの
一人芝居

すごすぎる

迫真の演技とはこのことでしょ

太宰の口述筆記も一気に行われたらしい

ユダのめまぐるしい心理描写の変化も
イエス・キリストも
切れ目なく声色変え
一人芝居であるはずなのに
何もないセットのはずなのに
そこには群衆がいて
弟子たちがいて
最期の晩餐まで見せる

劇中歌も
セリフに途切れなく
朗々と歌い上げる

さすが元劇団四季トップスタ-

ユダの苦しみは太宰の苦しみのようで
極端な振れ幅を持つ心理の真理を
自分にも重ね理解する

御蔭様で
小さな小屋で
大きな舞台を観た

いつも有難う御座います



2014年10月17日金曜日

紅葉の上高地快晴


どうしても
この時期の上高地に行きたかった

さわやか信州号グリ-ンカ-で
上高地バスタ-ミナルに着いたのは
朝5時半

まだ暗い

それでももう先を急ぎたい

山の早朝はやはり寒い

用意した防寒のすべてを装備する
念のためにと用意したネパ-ルの帽子まで

快晴は有り難い

河童橋でも足を止める予定はなかった

6時すぎだんだん白む空に
山が輝く

ああ
ヒマラヤとおんなじだ

ポカラのサランコットの丘に
朝4時起きで行った

真っ暗な空に
真っ白に浮き出るヒマラヤの山々

それだけでも絶景なのに
東側斜面に赤いスポットライトが当てられる

エヴェレストの頂上付近から
だんだんライトは下に広がる

夜明け前
日の出より先に
山々への太陽の挨拶を
下から仰ぎ見る

数年前のその感動がまざまざとよみがえる

日本でも見れるじゃないの

期待しなかった光景に
すっかり満足

もうこれでじゅうぶんじゃないの

急ぐ気持ちが急に失せる

左に梓川のせせらぎ

その向こうは
歩くほどに表情変える日本アルプスの山々

まだガラガラの嘉門次小屋を横目に
穂高神社奥宮にご挨拶

素晴らしい一日のはじまり

御蔭様で
黄金色の屏風岩に
山小説のいくつもを重ね
仰ぎ佇む

いつも有難う御座います







2014年10月12日日曜日

舞台『双蝶々曲輪日記』


半蔵門にある
国立劇場へ

客席は御着物姿が多い

歌舞伎観劇を
優雅で贅沢な時間に思わせてくれるのは
この客層にもよるのでしょう

10月の歌舞伎公演
通し狂言双蝶々曲輪日記
ふたつちょうちょうくるわにっき

義太夫狂言の竹田出雲・三好松洛・並木千柳の名作トリオ

濡髪長五郎と放駒長吉
二人の力士の話

歌舞伎や落語の古典ものは
関西の見知った地名が舞台であるところも
親しみを感じる

序幕は
京都清水寺

それから
大阪堀江に難波

松本幸四郎と市川染五郎の
親子共演

ロビ-で
上品な美しい御方とすれ違い
微笑んでくださる

松たかこの御母様

地味な色の御着物ながら
ふわっと華やかな余韻に
身近にお会いできたことに
感激する

今回も良いお席に恵まれた

1階3列目
またど真ん中

御蔭様で
義太夫と三味線の熱演に
身体熱くなる

いつも有難う御座います

2014年10月8日水曜日

映画『蜩の記』


この映画を
とても楽しみにしていた

葉室麟の原作を読んでいた

ああこんな本を待っていたと
清々しい感動で
心地よい余韻が
いつまでも身体に残った

里山の情景は
イメージどおり

遠野市らしい

懐かしい記憶に
エンドロールを探す

高岡市の瑞龍寺が
あった

父の里は
瑞龍寺の数件ならび

本の読後のように
しばらく静けさの中に
身を沈めた

御蔭様で
求めるものを
再確認

いつも有難う御座います

2014年10月4日土曜日

舞台『生きると生きないのあいだ』


吉祥寺シアタ-コク-ンへ

ほんとうに
生きる と 生きない のあいだにいる者たちの話だった

人間はなんで働かなきゃならないんだ?

哀しいからです

なかなかやるなあ
とくる

小劇場の前から2列目ど真ん中の席

それぞれの汗の流れ方まで見え
緊張と熱演を間近に感じ
ワルクナイ

柄本明が
客席ぎりぎりまで迫り
我々に叫ぶ

見ろ
人だらけだ
だが 100年後には
この中の誰もいないだろう!

それでも

御蔭様で
生きてるあいだは
生きなくちゃ

いつも有難う御座います

2014年9月28日日曜日

舞台『火のようにさみしい姉がいて』


宮沢りえ
大竹しのぶ
見逃すわけにはいかない

Bunkamuraシアタ-コク-ンへ

今回はオセロ-か

蜷川作品には
シェ-クスピア劇のセリフの引用が多い

題名通り陰鬱

封印した過去を
よみがえらせるのは
人の言葉

事実の罪より
追い込む方が罪深い
と思ってしまう

宮沢りえのなま足がまた見れた

『修羅のごとく』でも
『海辺のカフカ』でも

宮沢りえの
足首から足指までは
特別な意味を持つ

同性でありながら
オペラグラスでいつも見入る

御蔭様で
過去も未来も
今日の言葉で

いつも有難う御座います


2014年9月27日土曜日

丹沢鍋割山


8時渋沢駅集合

めずらしく予定通り出発

慎重に地図を見ながら
鍋割山登山口へ

予定通りのタイムで
鍋割山山頂へ

予定通り
鍋焼きうどんを賞味

この鍋割小屋は
カップヌ-ドルもおにぎりも置いていない

山頂の広場で休憩する
ほとんどの人が
富士山を眺めながら
鍋焼きうどんの鍋を抱えている

なかなかユニ-クな光景

良い御天気

暑くなく寒くなく
富士山はでっかい

ふわ-っと芝生に寝転がって
幸せ気分

そのままいつの間にか
すっかり熟睡

気が付くと
下山ギリの時間

おっとっと
またか

日の入り時刻に追われながら
飛ぶように下りる
気持ちだけは

御蔭様で
程よい疲れと
贅沢なお昼寝

いつも有難う御座います

2014年9月20日土曜日

講演『あの素晴らしい愛について2014』


渋谷公会堂にて
アカデミックシアター

冒頭
22才の別れ♪の曲と共に出てきたのは
伊勢正三

ゲストでありながら
神様北山修を紹介する

精神医学者らしい講義も
浮世絵に春画まで見せ
母子像研究を愉快に

哲学者小林敏明がした
北山修と伊勢正三の
歌詞の分析は興味深い

精神医学も心理学も哲学も音楽も
同時に起こっている
これには同感

客席は昭和そのもの

若いあの頃を
今までも
共に同じ社会で過ごしてきた
仲間たち

この歳になって
伊勢正三の生ギタ-を聴いてることにも
なにも変わっていない心根にも
しみじみ感慨に浸る

皆同じなのかもしれない

あの素晴らしい愛をもう一度♪
皆で大合唱

声を出そうとしたとたん
胸つまる

北山修の
最後のメッセージが
リフレインする

だらだら生きていきましょう!

御蔭様で
教えられる
有るが難しいから
有り難い

いつも有難う御座います

2014年9月18日木曜日

羽黒山蜂子神社


1400年も前のこと
第32代崇峻天皇の御子蜂子皇子が
蘇我氏から逃れ
三本足の霊烏の導きで開山したから
羽黒山となったという

蜂子神社のご開帳は
実に140年ぶり

今もなお残る神氣は
なぜなのでしょう

御蔭様で
たまゆらゆらゆら
合掌

いつも有難う御座います

2014年9月15日月曜日

霊峰月山


若かりし頃
5月スキーに何度も誘われながら
ご縁がなかった

月山は憧れの地であった

八号目からの弥陀ヶ原は
美しい

湿原の脇に
リンドウやヒナザクラが
可愛く彩る

月山中之宮の入り口には狛犬の代わりに
愛らしいうさぎが守る

御祭神は
月読命

クレーターまで見える時代でも
月にはうさぎ

神氣はレンズに写らない

それでよし

御蔭様で
穏やかな月山
ようやく拝めました

いつも有難う御座います

2014年9月14日日曜日

湯殿山奥宮


湯殿山神社の御守りを
数年前ある御方から
預かっていた

いつか行かねば

今年は午歳御縁年

裸足になり
お祓いを受けてからでなければ
お詣りは許されない

山道を
白装束の一行がすれ違う

ほら貝が目の前で
響き渡る

御蔭様で
反芻する
龍神祝詞

いつも有難う御座います

2014年9月13日土曜日

live image nouveau 2014

勝どき駅で降りて
ドリトンブリッジを渡り
第一生命ホ-ルへ

羽毛田丈史
松谷卓

お馴染みのTVのテ-マ曲を
続々生み出してるすごい方々

NAOTOさんのヴァイオリンは完璧

ストリングスも美しい

生音ばかりの響き合いは
なんと耳ざわりよいことか

御蔭様で
聴きながら思い出す
どうせやるなら気持ちよく

いつも有難う御座います


2014年9月8日月曜日

オペラ『フィガロの結婚』

パリオペラ座の前は
何度も通ったが
オペラ座のチケットは手に入らなかった

Bunkamuraでライヴビュ-イングを観る

笑いたくなるほど
すごい歌声

演技力も表現力も

モ-ツァルトは楽しかっただろうね

いつの時代も
身分の違いも
人の心はよく似たもの

御蔭様で
音楽に乗せて
悲劇を喜劇にしてみましょ

いつも有難う御座います


2014年9月6日土曜日

奈良雷ときどき豪雨

9月の墓参りも無事終える

雷ゴロゴロ鳴る中
ときどき空を見上げながら
それでもゆっくり
丁寧に参る

まだ降らない

3基分の墓参りが済み
タクシーに乗り込んだとたん
豪雨に囲まれる

御蔭様で
導かれ
守られる

いつも有難う御座います

2014年8月26日火曜日

舞台『ラストフラワ-ズ』


阿部サダヲ でしょ
松尾スズキ でしょ
宮藤官九郎 でしょ
荒川良々 でしょ
皆川猿時 でしょ

古田新太に小池栄子
平岩紙 ちゃん

大人計画と新感線のコラボ

そりゃあ観るでしょ

赤坂ACTシアタ-へ

スト-リ-はちょっと
『フクスケ』を思い出す

ドタバタ
奇想天外を見せながら
超宇宙的な真理を訴える

松尾スズキのぐにゃぐにゃの演技の中に
一貫する核を視る

御蔭様で
カオスを望遠
位置を知る

いつも有難う御座います

2014年8月24日日曜日

陣馬山


藤野駅から
一ノ尾根コ-スを登り
陣馬山山頂へ

山頂は360°
見晴らし最高

神奈川県や山梨県の山々が一望

ひときわニョキッととびぬけ
でっかく鎮座するのは
我らの富士山

下から見上げるよりも
山の上から見る富士山の方が
雄大に見えるのは
いつも不思議

8月でも
木漏れ日の中の山道は
涼しく快適

午後は雨の予報も
今日もラッキ-

山歩きの後に
町に温泉があるのはうれしい

やまなみ温泉でスッキリ汗流し
今日もビ-ルの美味しいこと

御蔭様で
山並み眺め幸せ気分
露天風呂

いつも有難う御座います




2014年8月16日土曜日

盆参りと同窓会

盆参りはなかなか叶わない

ホテルが倍にはねあがる

新幹線の指定がとれにくい

今日は同窓会

大切な大切なYの同窓会

素晴らしき友たちのお蔭で
盆参りが叶う

供え花も割高

よろしくないですよ
御墓地でのその商法は

終戦記念日の翌日
父への言葉が止めどなく出る

御蔭様で
活力の源を知る
大切な今日という一日

いつも有り難う御座います

2014年8月9日土曜日

門扉のきゅうり


玄関の門扉に
きゅうりがぶら下がってる家ってある?

はじめて庭にトマトやきゅうりを植えたのは
20数年前だったか

都会っ子であったからよけい
新鮮な驚きの連続で
野菜育てにはまった

住まい環境が変わっても
それに合わせ
細々夏の愉しみとしていた

鳥のエサ場となったり
少ししか実がならなかったり
その年々で同じパタ-ンはなかった

収穫が目的でもなく
育てることを喜びとした

今年は大豊作

エコを考えて
180センチの木の支柱を
東急ハンズで用意した

土を堀り起こし
有機土に換えた

脇芽を摘むのが愉しみの一つ

みるみる大きく育ったが
支柱をはるかに越えたあたりから
脇芽を摘むのを止めた

2階まで張った麻紐にも
庭の柵にも
門扉にまで
どんどん周りに這い下がるようになる

御蔭様で
幼子の笑顔のように
微笑みを返させる

いつも有難う御座います







2014年8月2日土曜日

舞台『FLYING PIRATES ネバーランド漂流記』


シアタ-グリ-ンへ

知り合いの初舞台

ちょっといつもと違う
客席の雰囲気

ほぼ若い男性

主役は人気のアイドルらしい

ピ-タ-パンのアレンジでも
なかなか脚本はしっかりしている

海賊役のその方は
一人輝いている

ひいき目かと何度も客観的に観るが
やはりキマッテル

楽屋見舞の後
夕食を一緒に

舞台直後は互いに興奮して
おしゃべりがはずむはずむ

あやうく終電に乗り遅れるところ

知る人ががんばってるのはうれしい

御蔭様で
これからも応援

いつも有難う御座います


2014年7月27日日曜日

石上神宮の蓮池


神戸 大阪 奈良 京都

今回もハ-ドスケデュ-ル

七月の墓参りも無事終える

石上神宮をゆっくり参拝

山の辺の道を少し戻り
鏡池へ

そうそう
7月のこの時期は
こんな素晴らしい光景を見せてくれる

御蔭様で
古からの贈り物に
合掌

いつも有難う御座います

2014年7月21日月曜日

映画『私の、息子』


「私の息子」
ではなく
「私の、息子」

、がこれほど
強い意味を持つとは
邦題のアイデアに感心する

映画の原題は
「チャイルズ・ポーズ」(胎児の体勢)

ベルリン国際映画祭金熊賞や
数々の賞を受賞している

世界中で共感絶賛されるほど
共通の課題だと思っていいのか

私なら
こんなストレ-トに言わない
と思いながら
心の内は同じようなことを考えてる

状況は違えども
口には出さない私が
スクリ-ンにいた

子離れしなくちゃいけないのかな

御蔭様で
付くも離すも
贅沢な葛藤

いつも有難う御座います

2014年7月19日土曜日

舞台『抜け目のない未亡人』


新国立劇場へ

三谷幸喜だから笑わせてもらえるでしょ

八嶋智人がいきなり
客席に飛び出て
しゃべるしゃべる
動く動く

まるで芸人の前節

完璧なツカミを演じ
一気に客席が盛り上がり
一体となる

大竹しのぶ
岡本健一
高橋克美
段田安則

間違いないでしょ

そして
浅野和之

いろんな舞台でたまたまよく見ている

いつも一人
特別な存在感を出しておられる

どうなってるんだろうと思うほど
骨皮までも
その者になっておられる

何度でもまた会いたい

御蔭様で
肩こりほぐれ
にっこり花金

いつも有難う御座います

2014年7月13日日曜日

映画『パガニ-ニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』


ディヴィッド・ギャレットの吹替えなしの演奏

気が付くと
口をあんぐり開けてる

圧倒される超絶技巧

以前
携帯の着信音を
パガニ-ニのカプリスにしていた

パガニーニの曲はホントにいつも
わくわくする

思わずスクリーンに向かって
拍手しそうになる

御蔭様で
リズミカルな鼻唄に
歩すすむ帰り道

いつも有難う御座います


2014年7月12日土曜日

映画『春を背負って』


雄大なる立山連邦を見たくて

スト-リ-はどうでもよろしい

その場に居ることを
羨ましく思う

これまで2度登ったが
あの険しい道をもう一度行きたいとは思わない

雄々しい山そのままの名をつけた
雄山神社

頂上からさらに天に続く細い道に
足が震えたのを思い出す

御蔭様で
眼を閉じ
空気を吸いに飛ぶ

いつも有難う御座います

2014年7月11日金曜日

舞台『海辺のカフカ』


断片的にセリフを切り取ると
こんなふうになるのか

宮沢りえは
足指からも色香が滲み出るのに
残念な演出

脚本家の読み方
演出家の読み方と
自分にずれがあるだけなのだろう

メタファ-

高知の山奥でのシ-ン
あれあれこの音楽は
『ムサシ』の冒頭と似てるね

あれもこれも
蜷川さんだものね

御蔭様で
中田さんとの再会は
清々しい

いつも有難う御座います



2014年7月6日日曜日

初収穫


新しい土地で
ささやかなる菜園を
また始める

土を入れ替え
脇き芽をせっせと取って

どうかなどうかな

実がついても
油断ならない

また小鳥が寄ってくるかな

久々の晴れの休日

下のほうに赤いもの
見っけ

御蔭様で
初収穫
お供え

いつも有難う御座います


2014年5月24日土曜日

丹沢 三ノ塔


またか

ヤツビ峠行きの最終バスに乗り遅れる

しかたなく
蓑毛行きに乗り込み
1時間半かかって
ヤツビ峠のバス停にたどり着く

バス道を追いかけると思いきや
なかなかの好きな道

小さなダムの滝をいくつも見ながら
せせらぎを聴きながら
山鳥のおしゃべりにチャチャいれながら
まっすぐな杉木立の揺れる若葉にも挨拶しながら
ああいいねこの道
バスも乗り遅れてみるもんだね
といいながら
結構もう汗だくだね
このロスはこの先どういう展開になるだろうね
なんてのんびりテクテク

無事スタ-ト地点にゴ-ル

ニノ塔から
三ノ塔へ

絶景かな
雄大なる富士山に手を合わせる

牛首を通って
三ノ塔尾根を下りる

不思議不思議
大倉へは当初の予定時間に下山

御蔭様で
58082歩

いつも有難う御座います

2014年5月5日月曜日

揃って墓参り

母の命日は5月4日

毎月墓参りは欠かさないが
家族揃っての墓参りはなかなか叶わなかった

可愛い姪がその5月4日に
関西で結婚式を挙げた

GWで皆の休みも合い
GWなのに新幹線の指定券も取れ
慶びの宴に集まり
自然にお墓参りが叶う

久々会う親戚の方々に
口々言われる

お母様にそっくりになられたね

今日は母の命日なので
今日ばかりはうれしいですねと微笑む

御蔭様で
すべては繋がる

いつも有難う御座います


2014年4月18日金曜日

舞台『そして誰もいなくなった』

劇団東京乾電池本公演

下北沢本多劇場へ

その昔
お昼のバラエティ番組で
東京乾電池を知る

ベンガルは大河ドラマのためか不在

柄本明や綾田さんに大いに期待

一番おもしろかったのは
幕終わりの挨拶

堂々とした演技と真逆の
恥ずかしくてしょうがないというように
ぐにゃぐにゃ身体をくねらせる

視線も定まらない
柄本さん

素であるより
役の方が
楽なのかもしれない

御蔭様で
アガサ・クリスティの
恐怖は遠からず

いつも有難う御座います



2014年4月14日月曜日

パトカ-に乗る

丹沢で大倉バス停に向かう道

前方にパトカ-2台

サイレン音はないものの
屋根に赤い点滅ライト

くたくたの身体に
緊張感はない

ああパトカ-に乗せてくれないかなぁ

いやいやパトカ―は乗せてくれないでしょう
まあ一生乗ることはないでしょう

事件でしょうか
事故でしょうか

のんびりテクテク近づく

おまわりさんが我々に近づく
イノシシがそこにいるんですがね
瀕死状態ですがちょっとあぶないので
パトカ-に乗ってください
そこまで送りますから

なんという展開でしょう

パトカ-に乗せてほしいと思って
パトカ-に乗ってくださいといわれる

大きなイノシシがそこに見えている

その緊迫感より
生まれて初めての
パトカ-に乗る経験に
内心小躍りしている

神奈川県警のパトカ-をカメラに収めたかったが
さすがにできなかった

御蔭様で
イノシシにも感謝
たまたまその時間のめぐり合わせにも

いつも有難う御座います

2014年4月13日日曜日

丹沢ニノ塔三ノ塔烏尾山

ヤビツ峠から
ニノ塔
三ノ塔
烏尾山へ

尾根歩きは爽快

富士山が近くて
でっかい

御蔭様で
身体ほぐす
残雪と山桜

いつも有難う御座います

2014年4月6日日曜日

舞台『万獣こわい』


渋谷パルコ劇場へ

舞台が低く
近い

古田新太はもう何度も

生瀬さんと古田さんのコンビなんて
達者すぎて
なにを見せられても驚かない

おもしろすぎる

落語の饅頭こわい

饅頭こわいの
意味する裏も表も
女の子こわいとするのは
事実かもしれない

御蔭様で
どれがアドリブやら
脚本想像

いつも有難う御座います

2014年4月5日土曜日

井の頭公園の桜


東京にきてはじめての春
この井の頭公園の桜を見て
いつかこの近くに住みたいと思った

御蔭様で
今年もまた
桜三昧

いつも有難う御座います

2014年4月1日火曜日

卯月朔日


御蔭様で
しっかり四月の装い

いつも有難う御座います

2014年3月30日日曜日

舞台『ムサシ』


ついに観れた

ロンドンバ-ジョンのMUSASHI

幕明けの音だけで
鳥肌が立つ

日本の音

能の謡いも満載

父がよく吟じてた
四海波も連発

藤原竜也が決まりすぎてるから
笑いもビシバシ決まる

これはコメディだったのね

いやあおもしろかった

結界の石を動かして
霊界と繋がるとは
リアルでぞくぞく

ムサシは引用のためのアイテムにすぎなかったのね

深く広いテ-マに大喝采

御蔭様で
観客だけなのに
誇りたい
日本の演劇

いつも有難う御座います

舞台『空を刻む者』


新橋演舞場へ

空と仏像のキ-ワ-ドで
勝手に空海の話と早とちり

一度観てみたかった
ス-パ-歌舞伎の宙吊り

聞きしに勝る
すごい迫力

何度もウォ-と歓声が
自然に出る

このどや顔なら
何度でも納得

すっかり
猿之助の魅力にはまる

御蔭様で
追っかけ贔屓が
また一人

いつも有難う御座います





2014年2月22日土曜日

舞台『サニ-サイドアップ』


本多劇場へ

今日が初日

初日は役者たちが緊張してるだろうと思うと
こちらまで緊張してくる

仕上がってるかどうか
ちょっと楽しみ

前評判もないので
何の期待もしていない

何の期待もしていない場合
案外おもしろかったりする

期待してないので
案外おもしろいと思えるかもしれないと
かなり期待していた

そして
期待してなかったので
その分とてもおもしろかった

期待どおりに
初日のがんばりが伝わり
皆の真剣さが伝わり
とてもおもしろかった

前から3番目の席で
息遣いまで聴こえる

スピ-ド感ある展開に
表情の変化を目の当たりにし
清々しい興奮に震える

役者って楽しそうだな

久々うらやましくなる

御蔭様で
幸せ気分の
井の頭線

いつも有難う御座います


2014年2月1日土曜日

如月お朔日

お朔日を無事迎えられる

お朔日の朝の挨拶は格別身を引き締める

お朔日が土曜日なのはありがたい

お朔日に家での挨拶の後
奈良へ向かう

お朔日にお墓参りをする

お朔日に石上神宮に参る

御蔭様で
無事にお朔日を迎えることができました

いつも有難う御座います

2014年1月18日土曜日

旧正宮跡地見学


外宮へ

新しい年の一月

いつもは旅姿で失礼しているが
今日は襟正して

特別御垣内参拝

ここだけの空気を
胸一杯に吸う

全身喜びに
鳥肌立つ

参拝の後
新正宮のうしろを回り
旧正宮の跡を
見学させていただけた

旧正宮とはいへ
神様が鎮座されていた
御敷地の奥を見せてもらえるのは
はじめて

不思議な異空間に
迷いこんだ気分

御蔭様で
なんとももったいない
なんともありがたい

いつも有難う御座います

2014年1月17日金曜日

1.17

今朝も無事目覚めた

タンスも倒れていない

この日ばかりは
あの日を
まざまざと思い出す

自分たちの無事を喜ぶことさへ
不謹慎であるかのように遠慮する
心痛い日々

今も意識を戻すたび
胸つまる

毎年この日は
息子たちからも必ずメ-ルが届く

19年が経ちました
ありがとう

大事に生きようね

御蔭様で
あの日が在り
この日が在る

いつも有難う御座います

2014年1月16日木曜日

寒いはず初霜


寒いながら
初霜の美しさに惹き込まれる

まるで水晶柱

泥の中に
秘かに輝く

御蔭様で
次無い命は同じ

いつも有難う御座います

2014年1月14日火曜日

新春ハイクは高尾山から


お餅太りを修正すべく
高尾山へ

同じくダイエット希望の息子と

誕生日に新しくもらった万歩計も
試してみたかった

汗かいて
大山のぞんで
気持ちいい

2万歩越え

なかなかいい感じ


体重計に乗りショック

ああ
山かけそばに
おしるこか

御蔭様で
体力も食欲も
健全

いつも有難う御座います



2014年1月8日水曜日

松の内は7日まで


郷に入っては郷に従え

この辺りの松の内は
7日らしい

昨日そそくさと
玄関先を片付ける

関西は15日までだったような

松飾もこちら風に

注連飾りだけは
伊勢で調達

御蔭様で
新年の装いだけは
ちょっと住民らしく

いつも有難う御座います

2014年1月7日火曜日

七日は七草粥


一年の無病息災招福を祈願する風習らしい

セリ
ナズナ
ゴギョウ
ハコベラ
ホトケノグサ
スズナ
スズシロ

この年に
また七草粥を用意し
食すことができた

御蔭様で
これこそが息災の証し

いつも有難う御座います

2014年1月6日月曜日

仕事始めは前途多難


今日も一日笑顔で過ごそう

神棚に誓って
仕事始めに挑んだが

まあこんなもんでしょ

ふいに昔の
近所に住まうママ友の話を思い出す

直樹がね
朝起きて
手とか足さわって泣くねん
4歳なったのに何も変わってないって
がっかりしてるねん

まあこんなもんでしょ

変化の途中は見えにくいもの

御蔭様で
少しずつ少しずつ
丁寧に

いつも有難う御座います





2014年1月5日日曜日

石神井氷川神社へ


関東なら氷川神社詣りをすればどうですか

そういわれていて
以前一宮には参拝済み

よく調べてみると
氏神神社は氷川神社

丁寧にご挨拶

御蔭様で
松の内の気がかりも
すっきり

いつも有難う御座います

2014年1月4日土曜日

映画『永遠の0』



父の話がだぶってだぶって

物語に集中しながら
その時間に
父が生きて戦っていたことばかりよぎる

孫たちに
ちゃんと話を聞かせてもらう
時を作るべきだった

御蔭様で
関わったすべての方々があって
今が

いつも有難う御座います

2014年1月3日金曜日

新春ジョギング


近くの公園に
皆でエキササイズに

サッカ-する者
ジョギングする者

まだ三が日だというのに
公園もなかなか人が出てる

考えることはよく似たもの

身体を動かすのは
とても気持ちいいもの

家族揃ってなんて
汗も不快じゃないもの

御蔭様で
今年こそは
締めていきましょ

いつも有難う御座います

2014年1月2日木曜日

氏神神社へ初詣で


皆で氏神神社探し

正月太りを予測して
歩く歩く

二つの神社をはしご詣り

清々しい
暖かい二日目

御蔭様で
新年の挨拶を
にこやかに

いつも有難う御座います

2014年1月1日水曜日

謹賀新年



子どもたちが集まり
おせち料理を囲む

御雑煮を食べ
おばあちゃんの味だと
皆笑顔になる

一年の計は元旦にあり

今日一日だけ笑顔で過ごそう

そうして明日もまた

御蔭様で
おだやかな新年のはじまり

いつも有難う御座います

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます