2012年1月31日火曜日

今朝も健在


寝不足の上に
寒い

いつまでも毛布に包まれていたい

行くべきところがあるのは
ありがたい

布団の中でストレッチ
我が身は健在
ありがたい

今朝も
富士山は健在

いつも悠々と
そこにあると信じていることが
揺らぎはじめる

まさかね
この形が変わることなどあるのだろうか

見届けるようにじっくり目に焼き付ける

あやういものほど愛おしい

御蔭様で
目に見えるすべてのものが
愛おしく

いつも有難う御座います

2012年1月30日月曜日

弥生認定資格


弥生会計インストラクタ-を継続する
認定資格更新試験の提出期日は
1月31日

毎年年末には連絡がきているのに
いつもこの期限最終日になる

夏休みの宿題は8月31日にするタイプだ
いや始業式の午後も計算に入れる
根っからの怠け者

余裕たっぷりのふりをして
崖っぷちにまできてようやく
泣きそうな顔をして
髪振り乱す

やれやれ

御蔭様で
夜明けまでには
まだ数時間も

いつも有難う御座います

2012年1月29日日曜日

『みんな元気』


ロバ-ト・デニ-ロの
『みんな元気』を観た

どこも同じだなあと
胸が痛む

さみしい思いをわかっていて
さみしい思いをさせていた

そして
したようにまた
されるだろう

昨日朝
直下型かと思われる縦揺れに
思わずヘルメットを掴む

いっときいっとき
時間の使い方を間違えないようにしたい

御蔭様で
メッセ-ジは続く

いつも有難う御座います

2012年1月28日土曜日

初不動


初不動
土曜日でよかった

高幡不動尊に出かける

不動明王像の前の本殿は人だかり
護摩祈祷を申し込んだ方々らしい
ちゃっかり説法を聴き込む

だるま市の参道を抜け
大日堂を拝観

鳴り龍天井の広間では
運よくひとりゆっくり堪能

広い日本間で
大日曼陀羅に向き合う

一月生まれのご本尊は
大日如来

この月の終わりに
誕生月を祝ってもらえたようで
うれしい

御蔭様で
はじめての地で
親しい挨拶

いつも有難う御座います

2012年1月27日金曜日

地上波


思いもよらぬ方から
メ-ルがくる

いろんなところに反射して
電波が飛び交う

新年の挨拶もできないまま
疎遠になったと思い込んでた方々と
回路が繋がる

ポッポッと赤いランプが
ついていくのを感じる

回路がとぎれてたわけではなかった

赤いランプを点けるのは
繋がろうとする気持ち

御蔭様で
高画質録画
成功

いつも有難う御座います

2012年1月26日木曜日

向いてなくとも


仕事帰り
あまり話したことのないお方と
エレヴェ-タで一緒になる

この仕事が向いてないかもしれない
辞めた方がいいかもしれない
といきなり話しかけられる

深刻な訴えなのに
ふっと気が楽になる

人の考えることは
よく似たもの

みな順に
よく似たことを考える

向いてなかったら
ちゃんと辞めさせられるんじゃないですか

そう言いながら
命の終わりを思う

自分から終わらなくとも
絶対終わりたくなくとも
ちゃんと終わりがくる

目の前のことを
一生懸命やってたら
あとはお任せしよう

御蔭様で
いろんな場面で
確認させられる

いつも有難う御座います

2012年1月25日水曜日

雪松


アカマツに雪が乗る

今しか見れない光景

大学構内の園庭は
ところどころ雪国を思わせる

消えそうなはかない命こそ
愛おしい

数時間後には
この姿を留めないのだろう

神戸の震災の後にも
ガラス食器がこなごなに割れ
割れない食器が大はやりとなったが
逆らうように
危い薄いガラス食器をまた求めた

頑丈でも
かよわくとも
命の重みは同じ

長生きがいいわけでもない

御蔭様で
この瞬間
この場所で

いつも有難う御座います

2012年1月24日火曜日

雪道


雪景色はやはり見るもの

朝の通勤路
目の前で
スッテン
あっちでも
コロリン

見るたび緊張に硬直する

だんだん吊り橋を渡ってるような
へっぴり腰になる

こんな雪の日には
こたつに入り
雪見障子越しに
外を感じたい

御蔭様で
急ぐ家路を
待つ炬燵

いつも有難う御座います

2012年1月23日月曜日

ぼたん雪


雪が降ると
寒ささへ受け入れられる

黒い夜空に
降り続く雪を
いつまでも眺めてしまう

よく見ると
ひとつひとつの雪は
同じ方向に降ってはいない

大きさも
速度もまばら

それぞれやんちゃな子どもらのように
てんで好き勝手な動きをする

見飽きないはず

やんちゃであればあるほど
目が離せなくなる

御蔭様で
白と黒の世界

いつも有難う御座います

2012年1月22日日曜日

映画『マイウェイ12000キロの真実』


オダギリジョ-はやっぱりすごぉい
山本太郎もいい

実話に基づくというから驚く

この残酷な戦争は
ほんの数十年前の実話

それこそ信じられない

なにかに洗脳されて
狂気の中を彷徨う人間の弱さ

集団感染の中で
あきらめない強さ

シベリアで捕虜となり
言えないくらい大変だった
という伯父は
今も健在

忘れることなどできないだろう

せめて穏やかな老後でいていただきたい

御蔭様で
映画の中に
父も伯父も

いつも有難う御座います

2012年1月21日土曜日

東京マラソン


東京マラソンは
応募しても当たらない人は
走れないらしい

二回続けて当たった方に
経験談を聞く

多摩川沿いを毎朝5時起きで3キロ
週末には5キロ走り
一度20キロを走れば
40キロは大丈夫という

そして
マラソンにも
ビギナ-ズラックがあるという

お蔭様で
道が繋がる

いつも有難う御座います

2012年1月20日金曜日


電車が遅れるのも
雪のせいなら
なぜか許せる

家の前の積雪で
遅刻する人にさへ
うらやましく思う

もうちょっと積もると思っていたのに

勝手に雪景色を楽しみにしていた

いつもないものねだり

御蔭様で
過ぎたる前に
たしなめられる

いつも有難う御座います

2012年1月19日木曜日

はなしききます

新年にはいったとたん
春からの人事異動のご相談をいただく

他人との距離の中で
人は生きてる

けむたい相手にみえるけむたい部分は
自分の中にもある自分の嫌な部分に
呼応してる場合が多い

自分にまったくない部分には
反応さへしない

なにはともあれ
相手を変えることはできない

さあどうしましょう

どうなりたいでしょう

御蔭様で
ひとのはなしも
じぶんのかがみ

いつも有難う御座います

2012年1月18日水曜日

『雪わたり』


『雪わたり』を読む

わなをけいべつすべからず
火をけいべつすべからず

だまされても
ひどいめにあっても
うらまず
そねまず

そうしてるうちに
きつねの悪評も
いつかは消えるでしょう

きつねの子どもたちに
そう教育する幻燈会での話

宮沢賢治かぁ

胸詰まり
思わず作者の名前だけをつぶやく

この幻燈会に
12歳以上の人は参加できない

きっと12歳以上の人に対する
あきらめがあるのだろう

いやいやあきらめないでほしい

活字も声も
メッセ-ジ

御蔭様で
受けたときから
垢落とし

いつも有難う御座います

2012年1月17日火曜日

1月17日


健康な体があるだけで満足
  あれから17年

こんなメ-ルが息子より届く

この日ばかりは
あの日の気持ちに遡る

生きていてよかった
などと
思うことが
我欲であるような
罪深さを感じていた

須磨から元町までの通勤路
灯りのまったくない
長田の平らな街を毎日歩いた

ゴ-ストタウン

だれも住んでいない死んだような町
ではなく
死んだ人ばかりの
文字通りのゴ-ストタウン

暗闇を彷徨う悪夢の中にいる感覚を
ときおり
車のヘッドライトが現実に戻す

今TVに映る東北の平らな町にも
自然に
そこにおられたであろう
たくさんの方々を感じる

何千何万という
数ではない
かけがえのない
一人一人

わかりますよ
といったところで
こちらは生きてる

御蔭様で
息災なり
たまたま今日は

いつも有難う御座います

2012年1月16日月曜日

あずきがゆ


薮入りが月曜日とは

昔の商店は休みとしていたらしい

大好きな小豆たっぷりの
小正月の小豆粥を何杯もおかわりして
満腹になりながら
いよいよ大正月も終わり
あっという間にもう半月が済んだことを
しみじみ思う

この調子だと
あっという間に
一年が終わりそう

時の長さは一定ではない
と思う

のんびりいけばいい
という声と
時はどんどん過ぎていくぞ
と焦らせる声が
交互に聴こえる

御蔭様で
時の使い方さへ
ほんとは自由

いつも有難う御座います

2012年1月15日日曜日

日々修復


自分のしゃべったことを
録音して
あらためて自分の声を聴いてみる

そんな自己開発の方法がある

それを書き起こすと
さらに自分の会話の不完全さが
クロ-ズアップされる

思考を整理し
改善していくのに役立つ

最近
人のツイッタ-で
自分のなにげない会話を活字で読み
ショックを受ける

失言に気をつけねば

政治家にオフレコがないように
いまやだれにもオフレコがないみたい

言ったように言われる
言われたように言う

すべて自分に返る

御蔭様で
日々修復

いつも有難う御座います

2012年1月14日土曜日

曇天の夕暮れでも


夕暮れ
富士山を撮ろうと
昨年のお気に入りスポットに出向いたが

残念ながら曇天

それでも
その向こうに富士がある
と思うだけで
その気配にひきつけられる

御蔭様で
霊峰富士に
ぐんぐん

いつも有難う御座います

2012年1月13日金曜日

パソコンもゆっくり

ウチのパソコンはもうご老体

ご老体だとわかっているから
どんなに動作が遅くとも
気長に待てる

10年ほど前
はじめてパソコンがやってきた当初も
電源をオンしてから立ち上がるまで
別の部屋で一仕事ができたほど
待たされた

人の一生に似ている

最初は遅くてもかわいい
最後はまたゆっくり
最初に戻っていくよう

最後の最期まで
大切に見守りたい
せめてパソコンは

御蔭様で
我が身も
ゆっくり下り坂

いつも有難う御座います

2012年1月12日木曜日

こんな寒い日には


寒い寒い日には
職場が近いのはありがたい

寒い寒い日には
サンル-ムがあるのはありがたい

寒い寒い日には

なんだかじぃ-としてても
いいような気がする

御蔭様で
寒い寒い日なのに
ほんわかほっこり

いつも有難う御座います

2012年1月11日水曜日

イッツウィンディ-


イッツウィンディ-

ベビ-イングリッシュを習っていた長男は
風が吹くと
イッツウィンディ-
と叫んでいた

今日のようにゴ-ゴ-強い風の日には
思い出しイッツウィンディ-と
口ついて出る

大雨の日
凍えるほど寒い日
こんなすごい風の日は
いつも思う
屋根の下で暮らせていない人々は
どうされてるだろうと

御蔭様で
思いよ届け
温かい氣に変えて

いつも有難う御座います

2012年1月10日火曜日

あったらいいな


あったらいいな
そのユニ-クなネ-ミングの商品

どこの家庭にもある消耗品
その製薬会社の社長と
神戸の親睦会でお隣に

ここぞとばかり
質問してみる

あの商品名は
専門の企画販促チ-ムの方々が
考えておられるのですか

 そうだけどね
 いくつか案は出るけど
 きめるのはボクなんですよ
 ボクは現役ですから
 それは社長の特権ですね

とてもうれしそうにおっしゃる

ネ-ミングを考えること自体を
楽しんでおられるよう

思わず笑っちゃう
庶民的なその商品名の生みの親を知り
ぐっと距離が縮まり好感度が増す

御蔭様で
夢も希望も
あったらいいな

いつも有難う御座います

2012年1月9日月曜日

石上神宮詣で


関西での初詣は
石上神宮から

ここにこんなたくさんの神職の方が
勤めておられるのか
一斉に門を賽銭箱を
あらゆるところを拭き掃除されている

神鶏たちも
掃除の邪魔をしないように
ひとところに集まって
静かに待っている

立派な門松が植えられてる
鳥居を後にし
なにかに後押しされてるような気がする

御蔭様で
背筋伸ばして
身を引き締める

いつも有難う御座います

2012年1月8日日曜日

一月度墓参り


一月のこの月も
無事墓参りを済ませる

正月用の花がすでに供えられ
親戚の誰かが
年末年始に参ったことを知る

それは母方の誰か

同じ墓地内に
母方の兄弟も眠る

子らの祖父の墓に
花は無し

三つの墓標の
花の種類と供えられ方で
おおよその参り人がわかる

神戸から奈良の道中も
近いともいえなかったが
東京から奈良となると
せっかく来たのだからと
3対の花を供えるようになった

そうすると
とても気が落ち着く

だれもが喜んでいるような
分け隔てないような
安心をする

先にあった花を
下に置き直し
新しい花を供える

花で囲まれた
なんとも賑やかな墓に
飾られた

皆が集まり
賑やかなことが好きだった母の
喜ぶ顔が
そこにあった

お蔭様で
壱の月も
先祖供養

いつも有難う御座います

2012年1月7日土曜日

七草粥


恒例の七草粥

一年に一度
春の七草を
復唱する日

おいしくいただきました

一つ一つ
季節の行事を
クリアしながら
一日一日が
順に過ぎればいい

お蔭様で
気休めでも
お腹休まる

いつも有難う御座います

2012年1月6日金曜日

時間


正月早々ご不幸のあった御方から
時間の大切さを切々と訴えられる

身近の者を喪ってはじめて
命限り在ると実感する

だれもが
一瞬一瞬を自己判断しながら
生きている

すべてがうまくいってる

うまくいかないことさへ
うまくいくことへの通り道

御蔭様で
だれもがゴ-ルする

いつも有難う御座います

2012年1月5日木曜日

仕事初め


本年もどうぞよろしくお願いします

休み前と同じ仕事をするのに
とてもフレッシュな気分になるのは
不思議

さあがんばるぞ
さあ今年こそは

皆分け隔てなく
新しいスタ-トラインに
並ぶのがいい

それぞれの初心が
プチプチとはじけて
爽やかな空気が流れる

背筋伸ばして
口角上げて
にこやかにいきたい

迷惑かけぬよう
役に立てるよう
控え目にひかえめに

御蔭様で
気負いする
歳でもなし

いつも有難う御座います

2012年1月4日水曜日

世代交代


元旦の氏神様への初詣のほか
ずっと家で過ごす正月

たっぷり休むとは
こういうことか


早く外で働きたくてしょうがない

ゆっくり食べ続け
ぶよぶよになった身体を
早く引き締めたくてしょうがない

たっぷり休むことは
明日への活力を生む

でも
とても良いお正月を過ごせた

ただ年を越しただけでなく
世代が変わったことを実感する

母の位置に
いっぺんに昇格したようでもあり
いっぺんに老いたような気もする

老いへの不安やさみしさ
母が感じてきたであろう思いを
これから知っていくことになるのだろう

御蔭様で
ますますさみしく
ますます近くに

いつも有難う御座います

2012年1月3日火曜日

初夢


元旦の夜に見た初夢は
スキ-場で地震に遭い
雪の下の地表がどうなってるのか
まったくわからず
身動きできずにいるという
悲しいものだった

初夢は
一富士二鷹三茄子

一富士だけは
拝める

元旦の誕生日にもらった
Nikonのカメラの
初撮りは
我が家からの富士山

もっとズ-ムをと
望んでいたので
とてもうれしい

御蔭様で
寝てみる夢より
起きてみる夢

いつも有難う御座います

2012年1月2日月曜日

御年賀


今朝
宅急便が届く

差出人の御方の名前に
心当たりはあるが
届け物をいただく心当たりがない

首をかしげながら
恐る恐る開封してみる

鶴屋八幡の上品なお菓子

つぶあん大好物なので
間違いだとしても
喜んでいただきたい

封筒に年賀状と
手紙が添えられていた

早速
正月ではあるが
お礼の電話をさせていただく

昨日
元気に育つ御孫様を囲み
健康で素晴らしい正月を迎えられたことに
感謝して
どうしてもお礼をしたかった
といわれる

その初孫様の命名に関わらせていただいたのは
もう2年も前のこと

この幸せをだれかに
そんな感動に近い喜びを
元旦に感じられるなんて
素晴らしい

うれしいお声は
こちらまでうれしくなる

そんな幸せの気持ちを
正月から分けていただけるなんて

御蔭様で
こいつぁはるから
えんぎがいいわぇ

いつも有難う御座います

2012年1月1日日曜日

初詣


普通に
家族で
普通に
初詣

普通に
並んで
普通に参拝

皆でおせち料理囲んで
皆でケ-キ食べて
皆で人生ゲ-ム


地震があり
手を取り合い
恐怖に震え
収まりホッとする

緊張を忘れないよう
普通を喜べるよう

一年の計は元旦にあり

一日一生

御蔭様で
誕生日を祝う
家族あり

いつも有難う御座います