2010年12月31日金曜日

大晦日


今年最後のご挨拶に
谷保天満宮に参った

帰り道
ちょっと一休み

大学通りの2階から
静かに
本を読みながら
ときおり
本から目を離し
窓の外の
大きな桜の枯れ木を眺める

自分の人生よりも長生きの
枝ばかりの
この木も
確実に歳を重ねながらも
春には可愛い花咲かせる蕾の
その元となる細胞を
隠し持っている

まだ見た目には
ただの老木

自分の中にも
蕾の元となる
細胞はあるだろうか

昨年の今日
一年後の大晦日に
この地で
ぼんやり
不安さへも
幸せを感じる
こんな穏やかな時間を
過ごしているとは
想像もしなかった

大移動の前には
今までの総決算ともいうべき
たくさんの方々が
温かく逢ってくださった

こんなに素晴らしい方々に
囲まれて生きていたんだ
と気づかず過ごしていたことを
恥じた

そしてこちらにきても
優しい心根の方々にふれ合う日々を
過ごしてきた

今年出逢った
すべての人に
深く感謝します

御蔭様で
皆様の御蔭で
素晴らしい年に

いつも有難う御座います

2010年12月30日木曜日

松入り御榊


今年最後の御榊が
夜遅く届いた

お正月用なので
立派な松が
スックと中央に立てられている

明日の大晦日に
正月準備をするのは
一夜飾りでよくない

お世話になるお花屋さんも
こんな日にちにこだわる行事に合わせ
大忙しであったのだろう

神棚を掃除し
注連縄を新しくし
松入り榊を供え
すべてを正月用にする

だから今年は今日まで

今日まで
お世話になりました

今年は大きな引越しがあり
神棚も大移動するという
大きな変化の年であった

変わらぬ御守りをいただいて
無事この日を迎えられました

御蔭様で
神事に通じる
お花屋さんとの出会いも

いつも有難う御座います

2010年12月29日水曜日

街角から


夕刻
駅前の横断歩道で
ふと時間が気になり
富士山の方を見た

ハッと立ち止まり
カメラを取り出す

人並みが乱れる

こちらを
怪訝そうに見ながらも
皆カメラの先に目をやる

 おおぅ

 わぁきれい

 わぁここから富士山が見える

 ほらおとうさんみて
 すごいきれいな夕焼け

口々に回りで声が聞こえる

その声は

うれしそう

自分のわがままが
なにか善行をしたような
晴れやかな気分になった

御蔭様で
今日も共に
自然と人と

いつも有難う御座います

2010年12月28日火曜日

人生における問題


また今日のお言葉の中で
気に入ったところを
引用させていただきたい

人生における問題
について
アラン・コ-エンさんより

問題は実は存在していない
自己改善に囚われている故に
問題を造っている

自己を改善するのではなく
自己を発見する
神が創造したもの
それがあなたの源であり
すでに完全なものである


変わろうとしなくてもいいのかもしれない

自分自身を見つめなおし
自分を守る大いなるものの存在に気づくとき
自分自身をより大切にできるのかもしれない

今のままで十分ですよ

そう言われたら
微笑んでしまう

御蔭様で
年の瀬も
なんだか
ほんわか

いつも有難う御座います

2010年12月27日月曜日

光線芸術


今日の富士山は
太陽に圧倒されていた

なんの加減か
建物を超えて
光り輝く幾多の線が
こちらに向かう

蝶が羽を広げているよう

なんとも美しい
光線芸術

そのあいだ
赤い光の玉が
あちこちに飛び交う

ありがたい気持ちになる

御陰様で
この場所で
この体験

いつも有難う御座います

2010年12月26日日曜日

暮れのご挨拶


たくさんの方々に
お世話になってきた

してもらってきたことばかり

しかも関西を離れてる

こちらがなにもしていないことは
明らか

それでも
それでも
暮れの御挨拶などと
御心のものをいただく

あちらからも
こちらからも

今まで社会に貢献してきた
偉い身分でもなし
ただの
ただの
普通の者

義理も徳もないはず

どこにいても
気持ちが離れていないことを
ヒシと感じる

かたじけない

御蔭様で
大いなるものからの
メッセ-ジを受け取る

いつも有難う御座います

2010年12月25日土曜日

シュトレン


ドイツの伝統的なクリスマス菓子
シュトレン

ラッキ-なことに
ウチのすぐ近くに
ドイツで修行された
本格ドイツパン屋さんがある

ベッカライだから
シュトレンもおいしいかも

プチパ-ティの日にためしてみると
とても美味しかった

パ-ルシルクの雪化粧も
しっとり口になじむ

ドイツ本場仕込みの
おいしいシュトレンにであえて
とてもラッキ-

ラッキ-をシェアしたいと
お分けしたら
大層喜ばれて
またラッキ-

いただきました御気持ちへの
御礼の気持ちを
甘く包み
お届けします

メリ-クリスマス

御蔭様で
甘いクリスマスの
ラッキ-繋がり

いつも有難う御座います

2010年12月24日金曜日

♪アメ-ジンググレ-ス


銀座松屋へ
はじめて行った

まだおのぼりさんで
知らないところだらけだが
失礼ながら
名前さへ聞いたことがなかった

1Fに
好きな Baccarat のショップがあり
グレ-ドの高さを感じる

クリスマス一色の店内
たくさんのお客さまが
足早に通り過ぎていく

キラキラ光る宝石店の前で
生の音が
奏でられ始めた

慌しい空気の流れが
そのあたりだけ
澄む

♪アメ-ジンググレ-ス
クリスマスに聴くと
より身近に
神様の存在を意識する

クリスマスの夜だけは
八百万の神の国も
イエス様大好き
となる

世界中の
すべてのこどもたちに
Amazing Grace
驚くほどの主の恵みが
降りそそぎますように

御蔭様で
クリスマスで
世界がひとつに

いつも有難う御座います

2010年12月23日木曜日

明神社


横浜明神社に参った

近くを通り
のぞいてみると
広い境内に
庭木もよく手入れされている

参拝順路の立て札もあり
たくさんの摂社に
導かれる

本社は天照太神宮
摂社に豊受大神宮
月読社
風宮
切部之王子社
日之王子社
鹿島社
雷神社
白鳥社
火産社
山神社
山王社
厳島社
見目社
天満宮
稲荷社

水神社まである

御由緒を読むと
やはり
伊勢神宮になぞらえて
造られたものだという

裏で
大祓の茅の輪が
出番を待っていた

御蔭様で
家族の新居に
いただく御縁

いつも有難う御座います

2010年12月22日水曜日

冬至


今日のために
いただいた柚子のいくつかを
とっておいた

昨日は翌日雨の予報だったのに
朝から雨も止み
よいお天気に

雲が多く
あいにく
冬至のダイヤモンド富士は
拝ませてもらえないかと
あきらめていたが
ちょうど夕方4時頃から

さあ開幕ですよ
とばかりに
富士山方面が
赤くなりだした

少しずつ
富士山の形が
光で
ふちどられはじめた

お天気と
人の気持ちだけは
どうにも
自分でコントロ-ルすることはできない

わかりながら
なかなか観念することが
むずかしい

なにもかもが
思い通りになったなら
こんなつまらないこともないだろう

思い通りにならないから
相手から
光輝く手を広げられたら
どんなにうれしいか

すべての憂いは
このときまでの序章

御蔭様で
積年の冷えをほぐす
柚子香る湯けむり

いつも有難う御座います

2010年12月21日火曜日

祝色彩検定合格


やりました
合格通知が届きました

文部科学省後援
色彩検定
2級合格

3級の一部を習っただけで
2級はまったくの独学一夜漬け
ホントは一週間漬け

3級2級のダブル受験は
無謀な挑戦だった

3級だけでも四苦八苦していたことだろう

2級に挑戦することで
3級分を短期間でクリアしなければならない
そう脳に身体にインプットさせた

脳の体操も使った
ESRも使った

この資格を得ることよりも
老化の進んだ自分の脳を
色彩検定というタイミングを使って
自分自身がテストしたかった

だから
少し生き返ったようで
とてもうれしい

結果にこだわってもなかったが
とてもうれしい

協力してくれたのは
家族
いつも有難い

一緒に受験した友からも
喜びのメ-ルが届く

御蔭様で
喜び合う
友がいる
家族がいる

いつも有難う御座います

2010年12月20日月曜日

クリスマスマ-ド


サンタクロ-スから
クリスマスカ-ドが届いた

もう何年か続いて
この時期に届く

差出人は
スウェ-デンのサンタワ-ルド

自分の名前宛に
きれいなカ-ドが届くのは
いくつになっても
うれしい

雪の世界から
サンタさんがやってくる
絵を見てるだけで
なぜか
クリスマスの日に
自分にも
なにかいいことが
起こるんじゃないかと
秘かに期待してしまう

子供の頃
ウチに煙突がないことを
ひどく悲しんだ

煙突さへあれば
空からサンタさんが
ウチを見つけてくれるのに

それでも
クリスマスの朝
プレゼントが枕元にあった

いったいどうやって
いったいどこから

しつこく聞き回っても
だれもこたえてくれなかった

そのことこそが
おとなたちがしてくれた
こどもの心を守るための
プレゼント
だと
おとなになって
ようやくわかった

御蔭様で
喜んでかかりたい
サンタさんの魔法

いつも有難う御座います

2010年12月19日日曜日

♪追憶


次の曲は
♪追憶

そう聞いただけで
ウッと胸詰まる

演奏のさ中
ときおり
ロバ-ト・レッドフォ-ドと
バ-バラ・ストライサンドの
中年になってから
街ですれ違う
映画の一シ-ンがよみがえる

そして
自分の未熟な恋を
振り返る


ようやく
追憶を実体験する歳になった

この映画を観た
若いときも
悲しくせつない
追憶の感情が
ひしひしと心に沁み
涙した記憶がある

まだ歳を重ねていないのに
どうして
20年後の恋人との再会に
深いせつなさを
感じることができたんだろう

そして
Shikinami の3人は
その若い歳で
どうしてこの中年のせつなさを
まるで何もかも経験済みのように
悲しく
演奏することが
できるんだろう

きっと生まれる前から
なにもかもの
あるいは
それぞれに合った
一生分の
あらゆる感情を
あらゆる経験を
どこかに隠し備えて
見知っているのかもしれない

御蔭様で
ようやく味わう
追憶の日々

いつも有難う御座います

輝く富士


冬至の頃には
ダイヤモンド富士が見えるらしい

今日はまだ
その少し前

夕方4時すぎ
しばし呆然として
カメラを撮ることを
忘れた

太陽と
富士山

なんとも
でっかい
組み合わせ

御蔭様で
寒い冬も
熱い光景

いつも有難う御座います

2010年12月17日金曜日

RYOEI


原宿ラドンナに
出かけた

RYOEI
という人の
ライブ

エネルギッシュで
すごい声量

懐かしい洋楽や
クリスマスソング

カッコイイ

オリジナルの新曲は
せつなすぎ
泣けてしまった

最後に一人一人に
握手してくださる

またきてください
といわれる
またきます
という

TVでは
ほんの一面
しか見えない

ライブならではの魅力

沖縄の熱気が
そのまま
身体に入ったままのような
熱〜い方だった

御蔭様で
世界は愛に
満ち満ちてるみたい

いつも有難う御座います

2010年12月16日木曜日

代々木公園


代々木公園に
はじめて行った

広々とした芝生の遊び場で
フリスビ-や
縄跳びや
バトミントン
それぞれ自由に
楽しんでいるようだった

へえぇ
街中にこんなに緑がいっぱい
こんなに自由なスペ-スがいっぱい

アメリカの70’代ファッションで
ロカビリ-を踊ってるグル-プもあった

驚いたのは
出口の先に
明治神宮があったこと
恥ずかしながら
23区の位置関係も
まだ知らない

地理も地図も好きなのに
ここ東京では
なぜか知ろうとしない

行くべきところの
どこにでも
駅があるようだから

車に地図が必需品だったのに
ナビがとってかわったように
人には
駅探がある

こんなふうに
ふらふら歩いたとしても
どこかの駅にたどり着く

御蔭様で
安心の網の中で
きまま探検

いつも有難う御座います

2010年12月15日水曜日

Paris FRANCE


久々にエアメ-ルが届いた
Paris FRANCE から

パリ在住30年の
日本人絵描きよりのお便り

パリでは
画家というより
絵描き
という言い方の方が
しっくりする

パリは雪が降ってるという

世界を飛び回る人の話では
パリのクリスマスは最高だと聞く

パリの近況と
いつパリに来られるのかと
打診される

写真も添えられていた

「雪のモンマルトル・サクレク-ル寺院」

母校にパリ校もあり
最近パリを行き来する友と
話す機会が多い

良いイメ-ジを
話す人ばかりではない

どこを歩くか
誰と出会うか で
ずい分印象が違うみたい

たぶん
それは
日本にいても
どこにいても
そうなのだろう

どういう見方をするか

それは
その人のものなのだ

パリの空気を吸いたくて
封筒のふたを
少しだけ
そっと開けて
匂いを嗅ぐ

御蔭様で
パリの空気の
エアメ-ル

いつ有難う御座います

♪見上げてごらん夜の星を


ふたご座流星群のピ-クが
14日午後8時頃に
ピ-クを迎えるという

ちょうどその頃
吉祥寺マンダラで
♪見上げてごらん夜の星を
を聴く

もっとも好きな曲

星が見える奇跡
天空に自分もいる軌跡

日常の繋がりの時間でありながら
全く別世界にいる
Shikinami との音楽の空間

名古屋から
山形から
関東近郊から

ただいま

またお会いしましょう

御蔭様で
集う仲間と
心一つ

いつも有難う御座います

2010年12月13日月曜日

映画『ノルウェイの森』


あまりに長い間
自分なりのイメ-ジの中で
そこにあり続けた
『ノルウェイの森』
の世界

いまさら
違う映像を
受け入れられるだろうか

恐る恐る観た

小説の中のセリフが
断片的に
ピックアップされ
継ぎ接ぎされてるようで
一言一言
あああの場面かと
頭の中で文章をなぞる

ある興味について
それは
集約されているようだった

随分と違った表現だと思ったり
イメ-ジ以上だと感心したり

特異でもあり
日常でもある
人が抱える心の中にある混沌を
あらためて考える

御蔭様で
人の中に観る
曼荼羅

いつも有難う御座います

2010年12月12日日曜日

白寿ホ-ル


まさか
尺八で
バッハ
シャコンヌ
が聴けるとは

あの抑揚
あの間

情感たっぷりに
ドラマチックな
シャコンヌ

いったいいつ
息継ぎが
なされてるのか

若き尺八奏者
中村仁樹さんの
邦楽演奏家ガラ・コンサ-ト

白寿ホ-ルで
聴く機会を得た

どの曲も
深く心に沁みる

舞台に
日本のもっとも美しい夕景が
映像として映し出されてる
ような気がした

尺八の音が
さまざまな色を映し出す

松林の緑や
天空の蒼や
激しい波飛沫の白
夕焼けの深い黄赤

舞台には
何の演出もない
照明の移動さへなかった

音が
こんなにも
情景を作り出すものだとは

日本は素晴らしいなぁ

音を聴きながら
そう思えた

御蔭様で
日本のよさを
再発見

いつも有難う御座います

2010年12月11日土曜日

今朝の富士山


最近
空気がひんやり澄んでるせいか
毎朝
富士山が
きれいに見える

だんだん
雲の変化も
わかってきた

日の出とともに
こちらからだと
朝陽を浴びて
山肌もくっきり
赤く輝いている

ところが
10時ころには
雲がどんどん出始め
富士山をすっぽり
隠してしまう

昼間
なかなか
雄姿は
見せてもらえない

映画『SMOKE』
のように
毎朝
同じ時間に
ここからの
富士山を
撮ろうかしら

御蔭様で
早起きでいただく
三文の徳

いつも有難う御座います

2010年12月10日金曜日

武蔵野八幡宮


吉祥寺にある
武蔵野八幡宮に参った

御祭神は
誉田別尊(ホムダワケノミコト)
比賣大神(ヒメノオオカミ)
大帯比賣命(オオタラシヒメノミコト)

あまり聞き慣れないが
誉田別尊(ホムダワケノミコト)とは
応神天皇のことで
八幡神のこと

境内は
よく掃き清められていた
クスノキもよかった

控えめに
弁財天の石碑もあり
この地域の
商業 芸能 
の発展の支えを
知った気がする

御蔭様で
御縁のある土地で
産土神社へ

いつも有難う御座います

2010年12月9日木曜日

冬のベランダ


今日もとてもよいお天気

久しぶりに
お布団干して
毛布干して

みつばちが少なくなってる
そんなニュ-スを聞くが
どこから噂が伝わるのか
我が家のベランダには
花から花へ
いくつもの蜂たちが
飛び回ってる

美味しいのかなあ

喜んでくれてるみたいで
うれしい

冬は
花が少なく
申し訳ないなぁ

いつも有難う御座います

2010年12月8日水曜日

金色の富士山


夕方
後ろに太陽があるはずなのに
太陽の陽が
雲に反射して
富士山が
金色に
輝いていた

御蔭様で
御蔭様で

いつも有難う御座います

2010年12月7日火曜日

クリスマス通り


地域の新聞に
点灯式の日時などが
大きくでていたが

越してきたとき
不動産屋さんが
12月もきれいですよ
そう言われていたが

神戸から戻り
久々に
夜のウォ-キングに出たら
驚いた

ここまでやるか

繁華街でもなし
商業地でもなし
大きな街でもなし

どちらかというと
静かな住宅街の
小さな街

あのイチョウの木は
何メ-トルほどか
てっぺんのお星様は
4階建てのビルより高い

すっぽり包む電飾ツリ-

街路樹の
大きなイチョウの木を
包む
クリスマスツリ-を
はじめて見た

しかも
大学通りの左右に
何本も連ねて

なんとも楽しい街

大人たちが
街つくりを
楽しんでる

駅まで
きれいに飾られてる

御蔭様で
異国暮らし気分

いつも有難う御座います

2010年12月6日月曜日

神戸バヨリンの先生


やっぱり素敵な先生

息子が
小さいときから
高校生になるまで
お世話になった
先生のお家を訪ねた
久しぶりだが
えらく遠いところまで
通ってたものだ

優秀な生徒さんたちを
多く輩出された
熱心な先生

ウチは末席を濁していた

男の子の生徒は少なく
先生の息子さんと
現在N響の有望株と
息子の3人だけ

コンク-ルで
あきらかにミスしても

  私は 一番上手だとおもったけどねぇ

とどこまでも贔屓目の言葉を
かけてくださる

大変お世話になりながら
随分とご無沙汰して
無礼していた

盛り上がる話の中で
変わらぬ深い愛情を感じ
ただただ先生との出会いに
感謝する

  1日たった2時間の練習で
  じょうずになろうなんて
  あつかましいわ

叱られてるのに
ふきだしてしまった

このセリフは
いたく心にはまり
もう10数年
ところどころで
よみがえる

笑いながら
奮起する
きっかけとして
言葉を変え
自分自身に
ときどき
投げかける

この出会いも
幸運な奇跡の繋がり

御蔭様で
夢のような
幼子との時間

いつも有難う御座います

2010年12月5日日曜日

神戸鎮魂灯ルミナリエ


クリスマスが近づき
各地で
煌びやかなイルミネ-ション合戦が
繰り広げられる

この神戸では
意味合いを
異にする

鎮魂

観光の色濃くなりかけたルミナリエを
今年ははじまりを思い出し
鎮魂の意味を
あらためて思おう
そんな様子が広場から伝わる

あの日
どの場所で
どんな家族構成で
あのときを
経験し
そのあと
どんな暮らしの変化があったか

それぞれ皆違う道を
歩まれてる

それでも
あの日
あの瞬間を
神戸で体験したものたちの
共通の絆のようなものが
このルミナリエの灯に
集結する

白い息を吐きながら
胸を熱くする

御蔭様で
今年も
引き呼ばれた

いつも有難う御座います

2010年12月4日土曜日

神戸須磨

JR須磨駅
久しぶりに
降り立った

須磨海岸は晴天で
ウィンドウサーフィンの帆が
仕掛けられたレールを進む
おもちゃのように
スゥイスイと
水面を移動する

この光景を
日常としていた
贅沢を
あらためて
かみしめる

御蔭様で
変わらず待つ
母なる海

いつも有難う御座います

神戸川島しょう店

今年また
この川島しょう店で
忘年会ができるとは

シャンパンから
始まって
ワインへ

マスターの
丁寧な説明が
懐かしい
うれしい

細かい説明聞かずとも
マスターの厳選されたチョイスを
完全に信頼しきっている

それでも
マスターの
ワインブランドの物語は
ここでのお料理を
格上げし
ここでの会を
格上げする

お料理も
素晴らしい

真似したい
というと
惜しみなく
教えてくださる

ワインは
誰と飲むか
も味を決める
大切な要因

御蔭様で
この方々と
この場所で

いつも有難う御座います

2010年12月2日木曜日

白い天使たち

大阪の真ん中にある
最新医療の
私立病院

なぜかハンサム揃いの
優秀な医師たち
なぜか美人揃いの
天使のような
看護士たち

申し分ない
丁寧な応対に
いつも頭が下がる

今日ははじめて
リハビリに付き添った

ここでも
若い爽やかな青年が
にこやかに
親切に
根気よく
歩行練習を
リードしてくださる

まるで
看護や介護に関する
テレビのコマーシャルを
観ているよう

型通りではなく
全身での
親身な愛情が感じられる

日々
直接人の為に
体を時間を思いを費やされる
これらの方々の中にいて
自分はなにをしてきたのかと
考えさせられる

御蔭様で
めざましい
母の回復

いつも有難う御座います

2010年12月1日水曜日

師走月朔

案外
母の容態が
安定していたので
墓参りに
奈良へ

そして
石上神宮へ

今日は
朔(ついたち)

思いがけず
朔参りが叶う

今年は変動の年で
月参りもこれまでかと諦めていたが
なかなか引越し後も
何度かご縁をいただく

今年をシメルように
この最後の月に
朔参りが叶うなど
こんな偶然を装う
お導きは
ホントに有り難い

御蔭様で
緊急入院で
母に添い寝

いつも有難う御座います