2012年12月31日月曜日

大晦日

掃除掃除掃除
メ-ルメ-ルメ-ル
掃除掃除掃除
電話電話電話
掃除掃除掃除

最近拭き掃除が好きになり
セッセとどこでも拭く

掃除機の登場は少なくなった

フロ-リングはすべて手拭き
絨毯はコロコロ
壁や棚は使い捨て除菌タオル

神棚だけは
固く絞った布で拭く

神棚の上のしめ縄も
新しいものと取り替える

おかげさんでありがたいなあ
おかげさんでありがたいなあ

おばあちゃんの口癖が
物を撫でるとき
口に出る

物にもすべて魂がある

今年会ったすべての物に

今年出逢ったすべての人に

おかげさんでありがとうございます

2012年12月30日日曜日

薪スト-ブ


パチパチ爆ぜる音が大きく
心地よい

よく見ると丸太のままの薪が
ド-ンと横たわって
堂々と燃えている

薪スト-ブを見ると
学生時代の春キャンプを思い出す

寝るのは
外にある三角テント

ヒ-テックのない時代
極寒に耐える思いだった

ただ近くの山小屋には
薪スト-ブがあった

御蔭様で
火を見ると
不思議に落ち着く

いつも有難う御座います




2012年12月29日土曜日

スパ-クルサプライズ


子どもらとの忘年会

それぞれがんばり
それぞれ笑い寄る

過去の失敗談も
すべて笑い話に変わる

失敗したつもりもないことも
母の奇行に変わってる

リ-ダ-シップとってたつもりが
しっかりサポ-トされてたみたい

帰り際にお店の人が
個室に唄いながら入ってくる

♪ハ-ッピバ-スデェイツ-ユ-

大きなお皿に
名前入りのメッセ-ジまで

スパ-クリングキャンドルの輝きが消える頃

今度はプレゼントタイム

御蔭様で
贅沢な歳の終わり

いつも有難う御座います

2012年12月27日木曜日

石上神宮公園の向こう


石上神宮の参道の向こうに
こんな素敵なお店ができていたなんて

立派なお屋敷がそのまま
瀟洒なレストランに

大きなガラス窓の外は
庭園

しだれ桜の枝ぶりが
春を想像させる

春夏秋冬にきてみたいお庭

春夏秋冬に食してみたいテ-ブル

御蔭様で
また愉しみが増え

いつも有難う御座います

2012年12月26日水曜日

暮れの石上神宮


大きな鳥居の下には
しっかり植わっている
松飾り

お正月の準備は万端

12月の墓参りも
12月の石上神宮参りも

とにもかくにも
無事に終える

御蔭様で
とにもかくにも
ありがたい

いつも有難う御座います

2012年12月24日月曜日

Xmas present


年に一度の大切な行事

クリスマス大好き

KINOKUNIYAで
地鶏ももを買う

紀伊国屋で
プレゼントの本を買う

もらったプレゼントは
なめし皮のしおり付きブックカバ-

読書好きにはたまらない

御蔭様で
あちこちから
喜びに包まれる

いつも有難う御座います

2012年12月23日日曜日

第九コンサート


幼少からバイオリンを習い
高校でも大学ても
弦楽部のキャプテンを務めた
甥っ子

今はシティオーケストラに入ってる

今日はその
第九演奏会

ヴェルディのオペラ
椿姫から

ベートーベンの第9番ニ短調作品125
第1楽章
第2楽章
第3楽章

第4楽章では
総勢150人もの大混声合唱団が
力強いフーガを熱唱

まさしく
歓喜と抱擁

最後には
客席全員も一体となり
ふるさと

ペンライトを掲げ
蛍の光
を合唱

もう年越し気分

長時間奮闘演奏する
我が甥っ子にも
感動

御蔭様で
姉夫婦と共に
素晴らしい一年の締めくくり

いつも有難う御座います

2012年12月22日土曜日

紀伊国屋書店


旅なれたもので
どんどん荷物を減らして行く

もうキャリーバッグは
使わない

普段のバッグに
下着も忍ばせる

一生懸命身軽にして出かけるのに
梅田紀伊国屋書店に行くと
本を何冊も買い込んでしまう

東京でも同じ本はあるのに
なにもここで買わなくても

長年の習性か
この梅田の紀伊国屋を
ウロウロぐるぐる
するのが好き

御蔭様で
何時間でも
重くなっても

いつも有難う御座います

2012年12月21日金曜日

掃除道具


大掃除しながら日々生活

なんて計画していたが

掃除道具ばかり増えて
使われてない

昨年は
レンジフ-ドカバ-を
二つ買ってしまってた

買ったら一仕事進んだ気になり
安心するタイプ

御蔭様で
誇り高き
ぐうたら埃

いつも有難う御座います

2012年12月20日木曜日

あと10日


暮れも押し迫ってきた

なかなか計画とおりにはいかない

出逢いとご縁

これを大切にすると
またしわ寄せもできる

あと10日

この年も
あと10日で終わる

この歳も
あと10日で終わる

欲ばり
焦り
苦笑い

ふうとため息
よしとする

御蔭様で
無事に
あと10日

いつも有難う御座います


2012年12月19日水曜日

前菜食堂


これはほんの前菜

この前にス-プがくる

この後にメインがくる

最近のランチはもっぱらここ

ほうぼう食べ歩くのは
どこが野菜をたくさんおいしく
出されるのかを
探している

ランチの量は
内臓の負担に影響する

ランチの質は
午後の働き方に影響する

御蔭様で
身体が喜び
味覚が喜ぶ

いつも有難う御座います

2012年12月17日月曜日

静かな日


活字のきれいごとは
むなしい

立派ななりををしている大人が
他人を誹謗する叫び声を聞くのも
うんざり

ようやく静かな日が戻る

穏やかな日々であってほしい

御蔭様で
選んだ責任が
また始まる

いつも有難う御座います

2012年12月16日日曜日

国立駅


長く工事をしていたがようやく

広いホ-ムになり
駅が大きくなると
なんだかこの街まで
大きくなったような気がする

上品だが
ミニチュアのような
小さな街

御蔭様で
なぜか少し
誇らしい

いつも有難う御座います

2012年12月15日土曜日

本『にぎやかな天地』

 

   死というものは、生のひとつの形なのだ。
 この宇宙に死はひとつもない。

こんな書き出し

宮本輝の小説も
関西の地名がよく出てくる

関西に居て読むのと
こちらに来て読むのでは
ちょっと違う

歩いたよく知る地名が出るたび
ざわざわと血流が勢う

物語とは別に
なにかが通い合う

懐かしく
愛おしく

御蔭様で
歩いたすべてが
この身体に記憶されてる

いつも有難う御座います




2012年12月14日金曜日

映画『ホビット』


戦いもCGもあまり好まない

そのバックの風景だけで
じゅうぶん満足

美しい山や空
美しい朝日や夕陽

口をあんぐり開けて
自然に笑みに

続きがあることも知らずに

御蔭様で
また風景の続きを

いつも有難う御座います

2012年12月13日木曜日

新潮


ランチに入ったイタリアンのお店で

盗み聞きするつもりもない

こちらはひとり

にぎやかな隣のテ-ブルの会話が
自然に耳に入る

とくに興味深いことは
自然に神経が耳に集中する

あの作家の担当になったとき
この先輩のアドバイスがうれしかった


どうやら
作家の担当のむずかしさやコツを
所属を超えて談笑されてる様子

その作家を知っている

作品の一読者としては
思いがけず
宝物に出あった喜び

そういえば近くに大きな出版社

御蔭様で
ひとりで
豊かな食事会

いつも有難う御座います

2012年12月12日水曜日

心の濁り


大地震ふりて
人みなあぢきなきことをのべて
いささか心のにごりもうすらぐとみえしかど
つきひかさなりとしへにしのちは
ことばにかけていいひづる人だになし

方丈記の一節

いささか心の濁りも薄らぐと見えしかど

この視点がいい

大変だ大変だと
この世の空しさを言うことで
もっと内に秘めてる憂いから
目を背けていられる

そんな救いも
難儀の中にはある

御蔭様で
どんな状況にも
守り守られ

いつも有難う御座います

2012年12月11日火曜日

大学通りツリ-


写真撮ってる人がちらほら

そうかそんな時期ね

はじめて見たときの
感激が薄れたことに気付く

感激してる人を見る方が
新鮮

御蔭様で
心映す
イルミネ-ション

いつも有難う御座います

2012年12月10日月曜日

初冠雪


初冠雪のメ-ル

全国的に寒い

メタボ世代
通勤に一駅徒歩の友人
急に危険道になったみたい

ヒ-トテックのシャツを1枚買い足し
80デ二-ルのタイツを買い込み
今日はコ-デュロイで出かける

御蔭様で
寒い寒いと
挨拶し合い

いつも有難う御座います

2012年12月9日日曜日

霜柱


ところどころに白いもの

雪が降ったのかと
近づいてみる

透明で
キラキラ光ってる

水晶の柱みたい

寒いはず

午後になっても
こんなにしっかり

御蔭様で
山の上でこそ
幻の宝石

いつも有難う御座います


2012年12月8日土曜日

丹沢 鳥尾山


ヤビツ峠行きのバスが
もうない

また寝坊してしまった

しかたなく
次きたバスに乗る

ヤビツ峠まで
1時間ほど

予定ル-トを
追加しなければならない

ここが思いのほか
よかった

右側に沢の水音を聴きながら
残る紅葉に眼を癒す

ヤツビ峠から塔ノ岳までの計画だった

冬の日暮れは早い

三ノ塔を目指し
脚早に急ぐ

尾根を歩くのは
気持ちいい

御蔭様で
白い雲の麓に
雄大な富士まで

いつも有難う御座います


2012年12月7日金曜日

シンクロ


同級生の友から
メ-ルがくる

健康を気遣い合う

残り少ない人生
大切に生きよう

そうお互いに励まし合う

勘三郎さんは
同じ歳

急になにかが
迫りくる感を
シンクロしている

御蔭様で
メッセ-ジを
受け取る

いつも有難う御座います

2012年12月6日木曜日

私でなくとも我々


名前ではなく
苗字の方を変えたい
といわれる

将来
子どもができたとき
差別されないように


昔そんな時代があったことは知っている

今も

まだ生まれてもいない子供の未来にまで
その差別は存在している
そう確信されておられることに
絶句する

私でなくとも我々

なのだ
と恥ずかしくなる

そんな心配は無用です

だれもが思ってるはずなのに

御蔭様で
せめて誠実に

いつも有難う御座います


2012年12月5日水曜日

ちょっとがんばる


つまらないのは
つまらないから
ちょっとがんばる

ちょっとがんばると
すこし次の
むずかしい部署に
さそわれる

いやもうそんなに
がんばってるつもりはないです

ことわりたいのに
ことわりかたもわからず
ながされる

御蔭様で
また新しい
工夫と努力がはじまる

いつも有難う御座います

2012年12月4日火曜日

まどわずまどう


大食いがよくないと聞けば
節食に励む

きれいな女優が
菜食主義と聞けば
温野菜のメニュ-を繰り返す

艶やかな老人が
肉を好物としているのを聞き
せっせと肉食に戻す

しじゅうにしてまどわず
ごじゅうにしててんめいをしる

こんな言葉にも
もうまどわされない

なんとか落ち着きたいと思うのは
若いうち

若いうちが過ぎたことを知り
まどう愉しみを知る

御蔭様で
なんでもやってみれる

いつも有難う御座います



2012年12月3日月曜日

バイオリズム



月初の忙しさもあり
ハ-ドに仕事をこなす

やれやれと
アフタ-ファイブに突入すると
またメ-ル攻め

電車の中でも
2件の電話

2足も3足も仕事を持つ者の宿命

重なるときには重なる

バイオリズムは急上昇

御蔭様で
すべてにていねいに
よくばりでも

いつも有難う御座います

2012年12月2日日曜日

大掃除始め


12月というだけで
気がせわしい

大掃除しなくちゃ

花屋さんに行って
正月松榊の打ち合わせをする

墓参りの日を決める

奈良で注連縄を買う日を決める

伊勢神宮で干支守りを買う日を決める

横浜の美容院を予約する

ニトムズの粘着テ-プを買う

ブル-レット置くだけの詰め替え用を買う

大学通りのドト-ルで『方丈記』を読む

御蔭様で
頭の中のスタ-トは
いつもいい

いつも有難う御座います


2012年12月1日土曜日

師走月一日


御榊が届き
一日を知る

早や師走

バタバタバタと
あっという間に
一年が過ぎてゆく

バタバタバタと
あっという間に
人生の終わりも
やってきそうな勢い

だいじょうぶかな

ていねいに
時を
生きてるかな

ていねいに
言葉を
選んでこれてるかな

御蔭様で
修復の猶予月

いつも有難う御座います


2012年11月30日金曜日

初対面の友


収穫期を終え
東京に出てこられる
待ちに待った日

お会いするのは初めて

インタヴュ-はうまくいくかな

そんな不安はすぐに吹き飛ぶ

有機農法の話だけでなく
心理学に
スキ-

興味の先が
合いすぎる

『人間性の発達』
『沈黙の春』

影響を受けた愛読書まで

御蔭様で
初対面の
旧知の友

いつも有難う御座います




2012年11月29日木曜日

北海道の空気


有機農法を実践する御方に
インタヴュ-をする機会を得る

神戸から
北海道に入植されてる

北海道までの取材費がでるのかしらん

どうやって取材をしようかと
夏からときどき電話を入れる

そのたび
収穫の状況を伺い
受話器から
北海道の空気を吸う

それだけで
うれしかった

御蔭様で
興味あるものに
繋がっていく

いつも有難う御座います

2012年11月28日水曜日

人の違い


業者の人には
丁寧なしゃべり方はしなくていいですから

なんて言われてしまう

お手上げ

誰にでも丁寧に
しか伝えられない

御蔭様で
人の違いも
鈍感

いつも有難う御座います

2012年11月27日火曜日

電話研修


若い新入社員の電話研修を任される

マニュアル作りをしながら
マニュアルではない
と方向転換する

どういう応対がいいか
自分で考えてもらう

ふだん話し慣れていない言葉を学んでも
ぎこちなく不自然になる

自分の言葉で
敬意と誠意

そして
笑声

御蔭様で
受話器を持つと
笑顔に

いつも有難う御座います

2012年11月26日月曜日

『産学連携への挑戦と期待』


母校でのパネルディスカッションを
聴講

産業界の代表として
大手製薬会社社長
学術界代表として
DNA研究第一人者

企業は売れるものが良い商品
早い結果を求める

研究者は人類に役立つ研究に
長期的展望をもって援助を
と求める

協力し合うために
コミュニケーション力が大切

メール100通より
出会うこと
目を見れば
合う合わないは
感じ合える

そういったのは
科学者の方

御蔭様で
出会い
出合い
まだまだこれから

いつも有難う御座います

2012年11月25日日曜日

東福寺通天橋


そうだ京都へ行ってみよう

紅葉の京都
東福寺へ

ちょうど見頃の連休とあって
さすがにすごい人

ゆっくりした進み具合が
よけい観光気分を堪能させる

そうそう
この渡り廊下から
眺めたかった

春は桜の東福寺
秋は紅葉の東福寺

小さな小さな
一つ一つの葉片が
自分の場所の役割を
しっかり心得ているように
完璧な色彩の配置を造り出す

いったい誰が指揮しているのだろう

一吹きの風が
赤い踊り子たちを
宙に舞わせる

絵画の次は
サーカス

静止画観賞のつもりできたが
音あり踊りあり

御蔭様で
耳に目に
ライヴ観賞

いつも有難う御座います

2012年11月24日土曜日

良友の火鍋ホーコー


三ノ宮に
旨い店あり

神戸では
南京町だけでなく
美味しい中華のお店が
けっこうある

今日は
特別な仲間との
特別な忘年会

急に寒くなり
冷え性のわたしを気遣って
急に皺が増え
アンチエイジングに励むわたしを気遣って
薬膳火鍋が用意された

食欲全開
おしゃべり満開

今度また
あると思うな
友と健康

御蔭様で
今日の息災に
乾杯

いつも有難う御座います

2012年11月21日水曜日

臨書


孔子の論語は
臨書のお手本に
よくなってる

これはね
りっぱな人のとなりには
いつも人がいる
りっぱな人のまわりには
自然と人が集まるといういみ
りっぱでない人のとなりは
いつもさみしいということ

と先生は書きながら笑われる

横にいた人が
わたしのことだ
とぽつんとつぶやかれる

すかさず
いえいえちゃんととなりにいますよ
と横の人に微笑む

口もきいたことのないお方

それから帰りにも
声を掛けられた

御蔭様で
孔子の言葉が
人を繋ぐ

いつも有難う御座います

2012年11月19日月曜日

富士見通り


この時期だったかしらんと
富士に落ちる夕陽を見ようと
八王子にでかけた

以前感激した屋上は
改装工事中で閉鎖

残念


富士見通りを渡りながら
富士山の方を振り返る

向きかえると
車に乗る人々も
一斉に正面を見上げている

御蔭様で
毎朝の雪の富士を
見れる歓び

いつも有難う御座います

2012年11月18日日曜日

第八番 星の谷観音


障りなす迷いの雲を
ふき払ひ
月もろともに
拝む星の谷

妙法山(みょうほうざん)
星谷寺(しょうこくじ)

境内には
大きな大きな銀杏の木が2本

ご本尊は
聖観世音菩薩

ご開帳は12年に1度
午歳の10月中の1日
という

格子の奥に
しっかり厳かな厨子が見える

静かに一人で手を合わせる

と背後からザワザワと
人の気配

坂東三十三観音霊場巡りの
バスツア-のご一行が到着

団体の横を過ぎ帰りながら
あの中にいたかもしれない
自分を想う

御蔭様で
卒業気分の
一人巡礼

いつも有難う御座います

2012年11月17日土曜日

映画『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』


ヴァイオリン弾きの話なら
美しいヴァイオリンの音色が
ふんだんに聴かせてもらえるかと
期待したが
残念

マチュ-・アマルリックの
『潜水艦は蝶の夢を見る』は
とても好きな作品

今回も
きれいな絵とユニ-クなセリフで
おもしろい

内容は
人生を悲観した男の
最期の数日の話

実在のモデルがあるらしい

世界のどこでも
人生を憂い
人生を想う人がある

御蔭様で
最期くらいは
見たい夢がある

いつも有難う御座います

2012年11月16日金曜日

映画『黄金を抱いて翔べ』


原作は
もう20年も前に読んでる

高村薫の作品を
読み続けた時期があった

読み終わるたび
女の人がよくこんなものを書けるなぁ
と信じられない驚きを感じていた

女性作家に偏見があるわけではない

女性作家の紹介があっても
男性が書いたものとして入り込む

リアルすぎる大阪の街並みの描写に
必ずあるはずと
十三の中華料理店を探したこともある

携帯のない時代
チ-ムとして動くには
より緻密な計画が必要だったろう

点と点の間は
信頼があったはず

不器用な者たちの
滑稽なスト-リ-が
悲しみをよけいに誘う

御蔭様で
時間の経過に
ノスタルジ-をしみじみ

いつも有難う御座います

2012年11月15日木曜日

ヌーボー祭り


毎年この日は
ヌーボー祭り

神戸では
行きつけのお店があった

東京では
というよりは
最近は
ボジョレー・ヌーボー解禁の盛り上がりが、
以前ほどではないかもしれない

六本木ミットタウンで
ボジョレー・ヌーボーが飲めるお店は
わずかに1件

フルーティな香りと
爽やかな色合いが
若々しい

御蔭様で
ワインは誰と飲むか
今日の出逢いに乾杯

いつも有難う御座います

2012年11月14日水曜日

赤城神社


赤城神社
だからか
赤が色鮮やか

神楽坂の道を入ると
ガラス張りのおしゃれな本殿が見える

左に回ると
ここが丘の上であることがわかる

急に見晴らし良く
下界の屋根屋根が見える

神楽坂は坂の街
やっと土地の形を理解する

御蔭様で
坂を走り走り
今日も万歩

いつも有難う御座います

2012年11月13日火曜日

喪中葉書


ちらほら
喪中葉書が届く

もうそんな季節になった

お知らせの内容を
知っていればそのまま

知らなければ
またお返事を書く

今はもう
残された家族の心中は
理解できる

御蔭様で
季節は過ぎ
季節は戻る

いつも有難う御座います

2012年11月12日月曜日

字手紙のお稽古


今日は
字手紙のお稽古

紫芳先生
直伝の機会を得る

漢字にはご縁があるので
文字の成り立ちや
バランスの講義は
興味深い

昨日の貴一さんのTVも
やはりしっかり観ておられ
話が盛り上がる

今日の課題は


添え文字は
お元気ですか

書くたびに
心に浮かぶ
あの人この人

御蔭様で
筆先に
想いを込めて

いつも有難う御座います


2012年11月11日日曜日

映画『終の信託』


役所広司のものは
とりあえず観る

勝手にご縁がある
と思っているから

重いテ-マで
嫌な予感がしていたが
やはり病室シ-ンはつらかった

生きているかどうかさへ
グラフの波で確認する

波が横一本線になり
身体より機械に
終わりを聞く

身内の終わりを
病室で経験したことある人は
だれもが思い出すだろう

尊厳死を強行した医師と
検察官の言葉のやりとりは
悲しい

お世話になってはじめて
医師や看護師の献身に
頭が下がる

御蔭様で
選択できるうちは
丁寧に

いつも有難う御座います

2012年11月10日土曜日

映画『天のしずく”いのちのス-プ”』


これは観なければならない
と勇んで出かける

鎌倉で
ス-プ教室を開催されている
辰巳芳子さんのドキュメント

野菜が喜ぶように
混ぜてあげるのよ

そう語りかけるように
木べらで丁寧に鍋を混ぜておられる

自国の食は
自国でまかなうべき
日本人が最後に頼れるのは米と大豆だと
大豆100粒運動を小学校にすすめておられる

良い食材で
丁寧にゆっくりだしをとり
作られたス-プは
流動食さへも喉に受け付けない病人にも
至福の味わいを
感じさせる

御蔭様で
帰りのス-パ-で
迷わずたっぷり

いつも有難う御座います

2012年11月9日金曜日

『神去なあなあ日常』


三浦しをん
の作品

やわらかなタイトル

読み始めると
大好きな山の木の話

木こりと結婚したかった
と親しい友人に
昔からよく話していた

山の麓に住み
木こりのダンナに
おにぎりを持たせ
山へ送り出す

そんな理想だった光景が
この小説に出てくる

さらにしっかり
山の神が
現実のものとして登場している

カジュアルな文章でありながら
映画『絶唱』の深い山々を思い出す

神さんの山に
人が入らせていただく

おごらず謙虚な
人としての位置を
再認識させられる

御蔭様で
机の木にも
ここまでの道のりを想う

いつも有難う御座います

2012年11月8日木曜日

MARIO 神楽坂


大好きな
ウニのパスタ

こんなお店を知りたかった

東京にきて
あまり外食には
満足していない

美味しいお店は
リーズナブルでない

リーズナブルでなくとも
美味しいわけでもない

くいだおれの街で
生まれ育ったからか

日々美味しいものを
探し歩いてる

イタリアンに通うのを知り
教えてくださる方がいた

マリオに一度行ってみて


お隣のテーブルの
ランチメニューも美味しそう

御蔭様で
しばらくお昼ごはんで
悩まなくてよさそう

いつも有難う御座います

2012年11月7日水曜日

頭痛


右側だけ頭痛が続く

頭痛持ちではない

身近に右脳の出血で
大事に至る話が続き
秘かに緊張する

内科に行くべきか
脳外科に行くべきか

自分の身体でありながら
それぞれの状態を
把握しきれていない

様子伺いに
夕べ
早い時間に
たっぷりお風呂につかり
早い時間に
就寝した

今朝
頭痛は
スッカリ消えていた

疲れていたのだ

ここのところ
過密なスケジュールに
ガンバりすぎていた

老化していく
身体の細胞の一つ一つに
意識を向ける余裕がなかった

御蔭様で
教えられ
助けられる

いつも有難う御座います

2012年11月5日月曜日

ココア


昼休み
神楽坂にある会館で
ココアを頼む

少し時間がかかりますので
お待ちください

注文が立て込んでいるらしく
ちょっと戸惑っておられる

コ-ヒ-ならもうすでに
ガラスのポットにたっぷり入っている

ココアは一人分を鍋で沸かす
手間がかかる

その作り立てを飲みたい

しばらくして待つテ-ブルに
持って来られた

それはホットコ-ヒ-だった

これはココアでしょうか

ハッと気付かれたようで
すみませんすぐにお作りしますと

お忙しかったのだろう

いえいえコ-ヒ-で結構です
そう言ったのに

あとで
ココアと共に
ココア代まで渡された

いくら断っても渡される

こちらの落ち度ですからと

ちゃんと丁寧に
美味しいココアを作ってくださったのに

御蔭様で
温かいものが
身体にしみわたる

いつも有難う御座います

2012年11月4日日曜日

CAMARADA 中目黒


お待たせしました
東京にて初の作品展の開催です

こんなメ-ルをくれたのは
懐かしの神戸須磨で
近くに住んでいた
友人の娘さんから

美大を出た
美人

レセプションパ-ティ-に
中目黒に向かう

久しぶりの再会
変わらず美人

世界を回る旅人の絵

素晴らしい感性

パ-ティに集まる面々も
世界を回る人ばかりで
不思議

類は友を呼ぶ

Nao Morigo
会期は23日まで

御蔭様で
絵を見て回るだけで
世界旅行気分

いつも有難う御座います