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睦月も終わる
最近
福が来た
と言われるようになる
福が伝染して
隣の人から
仕事がうまくいくようになっているらしい
ありがたい
丁寧な言葉遣いをしてるだけ
仕事の時間は
我慢する時間ではなく
自分の人生の中の
大切な時間
御蔭様で
悔いのないよう
なんとか1か月を過ごす
いつも有難う御座います
中野から三鷹までで
1時間
中央線がまた止まった
一駅毎に待機
2時間半かかり
ようやく国立駅に到着
静か過ぎる
ギュウギュウ詰めの車内
溢れ出るようにホ-ムに
たくさんの人が流れる
静か過ぎる
それぞれ予定があったろうに
何事もなかったかのように
怒りもせず
騒ぎもせず
日本人だからか
いつのまにか
東京人は
電車が動かないことくらいで
動じない
御蔭様で
何事もなかったように
穏やかに
いつも有難う御座います
うまくいき過ぎている
美味しいものも食べ続けられている
そして太り続けている
御蔭様で
幸せな正月太り
いつも有難う御座います
昨夜のレストランでのこと
4、5歳の男の子がトコトコよってきて
顔を見上げたとたん
がくっと首を落とし
太腿で寝入ってしまった
しっかり顔を合わせ
母親でないことはわかったはず
なんとなく違う顔かもしれないが
睡魔が限界を超えたのだろう
静かに抱き上げ
しっかり胸に抱き寄せる
動きに目覚める気配もない
見ず知らずの男の子
それでも愛おしい
腕の中にいる幼子の寝顔は
マリア様を連れてくる
御蔭様で
何十年ぶりの
幸福感
いつも有難う御座います
今日は家族の新年会
南青山のTrattoria
ボーノボーノ
お店の人の配慮で
家族も知らない
サプライズケーキ
御蔭様で
素晴らしい一月
いつも有難う御座います
期待しないで観ると
こんなことになる
SFものも
銃BANGBANGものも
好まない
あんな可愛い坊やが出てるなんて
予想しない展開に
最後は胸ZUKYUN
どんな子であれ
絶対の愛こそ
御蔭様で
素直に
変わる勇気を
いつも有難う御座います
二日酔いでちょっと休もうかな
そんな怠け心に負けそうになる
それでもなんとか仕事に出る
静かにおとなしく時が過ぎるのを待つ
つもりでいたのに
えらい褒められることが起こる
うまく行き過ぎる
休まなくてよかった
デジャヴ
昔からよくこんなことがある
御蔭様で
だるくても
頑張ってよかった
いつも有難う御座います
神楽坂の路地
石畳の坂を下ると
お洒落な隠れ家が並ぶ
新年会が続く
ワインの量が
隣人との親密度を増す
御蔭様で
1月の年の初めの仲間意識
いつも有難う御座います
忙しくて
お稽古に行けない
欠席の電話ばかりしてると
じゃあウチにいらっしゃいと
初めて大先生のお宅にお邪魔
まるで書道専門店
天井からは
筆がたくさんぶら下がり
桐のタンスに
半紙が何種類も
保管されてる
書道はスポ-ツだ
反復運動なくして上達はなし
御蔭様で
いつもと違う
叱咤激励をいただく
いつも有難う御座います
普通
みんなそれぞれ
いろんなこと思って
忙しい忙しいと生活に追われ
まさかまさかと
大事なことを後回しにして
皆よく似た経験をして
生きていく
いつの時代も
御蔭様で
悔しいかな
過ぎてこそ
学ぶ
いつも有難う御座います
舞台『レ・ミゼラブル』を観たのは
10年以上も前のことだと思う
島田歌穂の歌唱力に圧倒された
記憶がある
中学のとき
『銀の燭台』を教科書で習った
教科書でも舞台でもない
この映画をとても楽しみにしていた
期待以上に感動
あふれる涙をこらえることはできなかった
死に方は生き方
なのだろうか
御蔭様で
TOMORROU
COMES
いつも有難う御座います
雪の日から
あまりに寒すぎ
朝早くベランダに出るのが
億劫だった
今朝ようやく
富士山を拝む
やっぱり
まっしろ
あそこだけは
何層にも雪が重なってていい
御蔭様で
しんとした雪山に
凛とした想いを運ぶ
いつも有難う御座います
大変なことになった
なにもかも壊れた
なにもかも失った
どうなっていくんだろう
いったいどうすればいいんだろう
これからどうやって生きていけばいいんだろう
今では
原点に帰らせていただいたあの日に
神戸にいたことを
感謝している
御蔭様で
今日は
雪解け道が少しずつ
歩きやすくなっている
いつも有難う御座います
冬の伊勢参りの愉しみは
赤福のぜんざい
赤福は
こしあんなのに
ぜんざいは
つぶあん
こしあんより
つぶあん大好き
街の甘味処のぜんざいは
上品すぎてつぶあんの数が物足りない
赤福のぜんざいは
つぶあんたっぷり
毎回参拝のあとの愉しみにとっている
なんといつのまにできたのか
外宮の前にも
赤福の店が
内宮参拝のあとまで
待ちきれない
御蔭様で
うれしい誘惑だらけ
いつも有難う御座います
新幹線から富士山がきれいに見えると
大吉のおみくじを引いたような
喜びがある
幸先の良い旅の
お守りを得た気分
運よく窓側の
富士山側
御蔭様で
ただ一点を見つめて
いつも有難う御座います
そして
一月の墓参りも
無事終える
それにしても
よく同じ霊園で
お墓地を用意してくれていたもの
あっちこっち行かず
大変助かってる
お花は毎回
三対抱える
バケツの水も
1回では足りない
時間も世話もかかるほど
わざわざ
来た甲斐があると思える
御蔭様で
待ってもらえてると
信じて
いつも有難う御座います
石上神宮の大鳥居を潜ろうとすると
自転車野郎たちが
次々出てくる
カラフルなヘルメットやコスチューム
よく見ると
ずいぶんシニアの軍団
此処に相応しからず
と思ったが納得
石上の境内で
集会でもあったのかしらん
颯爽と風をきって走り
神宮で集合
なんて
清々しいこと2乗
タクシーで登場したこちらは
実年齢とは逆に
年老いた側になった気分
御蔭様で
受け取った
まだまだこれから
いつも有難う御座います
やっぱり日本では
お伊勢詣りから始めたい
伊勢神宮は
今年の正月三が日で
55万6000人の
参詣者があったらしい
内宮での参拝待ち行列は
なんと宇治橋まで
続いたという
異国にいても
情報は入る
今日はいつもの休日程度
三連休とあって
団体観光客が目立つ
外宮の神域内に入ると
変わらず
清々しい空気に包まれる
正月からの幸福を感謝
永遠の子育てを認識し
亡き父母からの子育ても
今だ続いていることを
知らされる
御蔭様で
与えられた生を
親の想いを感じながら
いつも有難う御座います
ロ-マではトイレ探しに奔走する
ZARA やGAP のファッションビルにも
トイレはない
そのたび
Bar に入る
慌てながら
しっかりお洒落な店を選ぶ
歴史ありそうな
古い店構えのBar
中もうっとり
趣きがある
案内されたテ-ブルは
暖炉の横
御蔭様で
日本のこんな寒い日も
思い出でぽかぽか
いつも有難う御座います
いまだに時差ボケ
朝起きれない
昼眠くなる
夜眠れない
ぐだぐだ
それでも
職場の机に座ると
シャキッとするから
我ながらなかなか
御蔭様で
夢心地が続く
いつも有難う御座います
日本でもイタリアンを好んで食してる
本場のパスタやピザに
ちょっと期待しすぎてたみたい
ラストディナ-は
とびきり美味しいお店を紹介してほしい
とガイドのフランチェスカさんに訊いた
ロ-マシェラトンから
タクシ-で15分ほどの
そのお店
これこれ
この味を待っていた
今までの人生で
一番美味しい
そう断定できるほど
ボ-ノボ-ノ
なんとシェフは
日本人
ロ-マ中のどこよりも美味しいでしょう
そう自信もって言われる
御蔭様で
繊細で贅沢な
日本人の舌
いつも有難う御座います
愉しい旅も終わるときがくる
機上の楽しみは
映画三昧
ふわふわ浮かれた気分のまま
窓の外を見る
雲海のはるか先に
にょっきり突き出た
富士山を発見
着陸前に
日本の心を先に
迎え入れられた気分
街より一足早く
日本を思い出させてくれる
あんなに感激した異国なのに
御蔭様で
力強い安心感で
満たされる
いつも有難う御座います
コンドッティ通りや
コルソ通りをぐるぐる歩き疲れる
昨日スペイン広場の右上に
素敵なレストランを見つけていた
スペイン広場のすべてを見下ろす
ル-フバルコニ-からの眺めは
最高
ブランド店が並ぶコルソ通りの先を見上げると
ちょうど夕陽が
ロ-マの街全体を赤く染める
広場の噴水のまえに
ステ-ジが作られ
グランドピアノが置かれていた
夕暮れの美しさに浸っていると
下から
カンツォ-ネが響き渡る
なんてラッキ-なんでしょう
御蔭様で
特等席で
朗々たる絶景
いつも有難う御座います
この旅の目的地は
ここ
2メートルあるという
有名な鳩が
はるか遠く
小さく輝く
なにもかもが壮大過ぎて
ものの大小や
時の進み具合の
感覚が麻痺する
その時代の天才が作った
といわれるより
ただ神の仕業と
言い切られる方が
納得する
ついにこの場所に来れた
身体の奥深く
感激が感動となり
感謝に満たされる
御蔭様で
これからの
勇気が与えられる
いつも有難う御座います
住んでみたい
と若者は言う
もう来ることはないだろう
とこちらは目に焼きつける
足を踏み入れた瞬間
相性の良い街だと感じる
ポンテベッキオを眺めながら
ただ川沿いを歩くだけでも
旅情を満喫する
右に曲がり
お洒落なアーケードを抜けると
ドオウモ広場に出た
オオウ
思わず感嘆の声が口に出る
ここに来たかったが
これほどのものとは
三色の大理石が見事に配置され
この美しさ
この大きさ
御蔭様で
冷静の大理石
情熱の大聖堂
いつも有難う御座います
あの映画では
ジュリア・ロバーツが
この橋を渡ってたなあ
この映画では
アンジェリナ・ジョリが
ここにいたなあ
ヴィヴァルディのみならず
ワーグナーが通った喫茶店を覗き
ゲーテが入り浸ったというティルームに立ち寄る
この憧れの地さへ
いつか水没していくであろう
歴史を思い
日本の津波の街を想う
ゴンドラの速度は
ゆっくり
思考を巡らせる
御蔭様で
波にゆられて
ゴンドラの上
いつも有難う御座います
A HAPPY NEW YEAR!
素晴らしい初日の出
素晴らしい年明けのはじまりはじまり
夢と希望の年となりますように
すべての人に
御蔭様で
Milanoから初夢
いつも有難う御座います