2011年7月31日日曜日

西畠清順さん


HOPE FOR TREE の
西畠清順さんのト-クショ-は
やはりとてもおもしろかった

植物を見ると身体が反応する
血が騒ぐ
といわれる

幕末から受け継ぐ
老舗花材卸商といわれるが
もうご本人そのものが
今幕末から
タイムスリップされてこられたような
独特の雰囲気で
特別なものに守られておられるよう

  美しい木の下には人が集まる

  人が集まって喜んでくれてたら
  なんかボクのしてることが
  役にたってるかな-なんて思う

ピュアで謙虚で偉大で
飾らない関西弁も魅力

この夏に
八重桜に花を咲かせるのに
桜の芽とにらめっこしてる
日々だという

御蔭様で
花でもてなす心
思い出す

いつも有難う御座います

2011年7月30日土曜日

横浜パシフィコ


雨の予報も
カンカン照り

演奏者は温室状態で
気の毒だったが
ほとばしる汗が
情熱的な曲の
温度をさらに上げる

木と木の楽器コンサ-ト

一部は
カンカン照り
二部は
太陽の向きが変わり
ほどよい風も

どんな状況でも
あの世界のシンスケさんは
手を緩めない

圧倒的な迫力に
惹き込まれる

太陽のもと
自然の風を受けながら
ロ-ズウッドのマリンバと
メイプルのヴァイオリンの
香るような音色が
身体に心地いい

御蔭様で
横浜の海を背に
今日もまた
贅沢なひとときを

いつも有難う御座います

2011年7月29日金曜日

渋谷エッグマン


リョウエイさん天の川ツアー
千秋楽

この親近感は
なんだろう

何度か会った
ファンの方々とも
もう仲間

メンバーも
みなあたたかい
みな色っぽい

御蔭様で
また会う約束で
楽しみが一つ増え

いつも有難う御座います

2011年7月28日木曜日

ラッキ-カラ-


今日は赤ですか
おとといも真っ赤でしたね

職場の若い方から
服装をチェックされる

毎日いろんな色の服を着てくると
思われてるらしい

なんのことはない
毎日の服選びがめんどくさいので
本日のラッキ-カラ-を
そのまま採用している

カラ-アドバイザ-は
グ-グルの星占い

いつも
種明かしは
笑い話になる

御蔭様で
お氣楽なラッキ-が
良い氣のめぐり促す

いつも有難う御座います

2011年7月27日水曜日

生きる意識


これは
きゅうりの茎の先が伸びすぎて
支柱の先を超え
だらりと空中をさまよい
行き場を探したつるが
お隣のミニトマトの茎に
しがみついたところ

からまり
助け合い
支え合ってる

そう微笑ましく
ひいき目に見るのは
親の欲目かもしれない

子らは
その個性を輝かせ
実を守るため
必死の攻防の真っ最中かもしれない

御蔭様で
確かに生きようとする
意識を強く感じる

いつも有難う御座います

2011年7月26日火曜日

Hope For Tree


つらいとき
悲しいとき
森に入ると
安心した

さみしいとき
育ててる草花は
良い話し相手になってくれた

木々の役割を知り
深く感謝するようになってから
学ぶ機会を得
木々が
より特別な意味を持つようになった

『Hope For Tree Festival in 横浜』
7月30日土曜日に
パシフィコ横浜で
開催されるという

プラントハンタ-の
西畠清順さんのト-クショ-が
とても楽しみ

TV『情熱大陸』を観て
この方は特別な御方だと
すぐわかるほどの超人ぶりに
目を輝かせた

チェンソ-・ア-トや
木工体験もできるらしい

環境緑化を共に学んだ仲間たちにも
ぜひ知らせたい

御蔭様で
繋がりたいものに
自然に繋がっていく

いつも有難う御座います

2011年7月25日月曜日

参進


神社で結婚式に出遭うのは
とてもうれしい

見知らぬ人でも
心から祝いたくなる

晴れてよかったですねぇ

きれいですよぉ

慶びの神様がそばについておられるようで
近づきたくなる

御蔭様で
ラッキ-と思えることが
とてもラッキ-

いつも有難う御座います

2011年7月24日日曜日

海森彩生写真展


星野道夫さんの写真展があるというので
「海森彩生写真展」に足を運んだ

星野道夫さんは
もうすでに亡くなられていて
写真集も持っている

写真展の写真が進化するわけもなく
新しいものが増えるわけでもない

同じものであるはずなのに
星野道夫写真展があると聞くと
出かけたくなる

関西でも
デパ-トでの写真展が行なわれる度
何度も足を運んだ

家で星野道夫写真集を見てればいいのに
どうしてだろう

大きなパネルに引き伸ばされた
美しい世界に引き込まれたい

星野道夫の写真からは
写真であっても
素晴らしい波動が感じられる

厳しい自然であるはずなのに
優しい仏像の前に立って
特別な空気に包まれているような
安心感がある

だから
お参りをするように
足を運ぶのかもしれない

御蔭様で
「平等に流れる時間」
に時の大切さも知る

いつも有難う御座います

2011年7月23日土曜日

明治神宮の森散策ツア-


明治神宮の森を管理されている
明治神宮林苑主幹の御方の案内で
「明治神宮の森散策ツア-」に参加することができた

あの大きな森を
たった5人で管理されてるという

南参道から西参道
北池を見ながら北参道に戻る

樹木のない頃から
杜造りの計画がなされた背景や
樹木の種類ごとの育て方のお話は
とても興味深い

実際の樹木や
地区を見て歩きながら
ゆっくりお話を伺う

杜では
植物のみならず
たぬきと毎日同じ時間に出合うことや
大鷹の巣やヒナの様子など
動物や野鳥のお話も交じる

生き物の話をされるときは
とてもおもしろく
目を輝かせて
愛おしい様子が伝わる

杉は煙に弱いため
都会では育ちにくい
そのため各地から
いろんな種類の木々が
集められているという

始まりは自然でなくとも
今育つものは
自然の木々たち

こんな小さなどんぐりの間から
小さな樫の木の芽が出てることも
教えてもらった

土の隅々にまで
目を配り
できるだけそっと
自然の邪魔をしないようにしている
とお話くださる

自然に溶け込む森の精のような御方と
共に森の中にいる喜びを
さわやかな風を受けながら
心地よく感じた

御蔭様で
愛おしい思いを
呼吸し合って
育つ場に

いつも有難う御座います

2011年7月22日金曜日

故郷の友


帰省などという言葉は
今まで関係なかったが
この歳になってようやく
故郷が存在するようになった

盆と暮れに集まっていた
学生時代のサ-クル仲間から
夏の会のお誘いが来る

離れてみると
集まりがより深い意味を持つ

数時間のために
その何倍もの費用と時間もかかる

立場が変わってようやく
今まで遠方より集まる者の
気持ちがわかる

わからせていただけてありがたい

御蔭様で
なにものにも代えがたい
大切な友がいる

いつも有難う御座います

2011年7月21日木曜日

土用の丑


行事好きなので
もちろん今夜は
鰻重

人間も生物
土も生き物

人も樹木も
土と共に
陰陽のバランスの中で
揺れ動く

おおつちこつちどようの日には木を伐るな

土用の間の
土木工事もよした方がいいらしい

人も木も土も
動くと腐りやすく
休むべきときであるという

土用の入りは昨日から

今日は
丁丑(ひのとうし)の日

土用中でもこの日だけは
間日(まび)という

障りなく英気養う開放日

御蔭様で
猛暑の中の
ひとときの涼しさも訪れる

いつも有難う御座います

2011年7月20日水曜日

「与」


「人生における
 ほんとうの喜びと幸せは
 あなたが与えて与えて
 そして
 さらに与えつづけて
 その代償をけっして考えないときに
 見つかります」

これは
スコットランドの作家
アイリ-ン・キャディのお言葉

「魅は与をもってなし
 求をもって滅す」

これは
無能唱元のお言葉

そして

「人生はまさにブ-メラン
 人に与えたものは
 手元にかえってくる」

これは
デ-ル・カ-ネギ-のお言葉

与える
という言葉も
おこがましい

喜んでさせていただくとき
ただ
喜んでさせていただいた時間を
自分が経験することができる

御蔭様で
自分を喜ばす方法を知る

いつも有難う御座います

2011年7月19日火曜日

「ありがとう」


最近朝に
書の手習いに
ほんの一言あるいは一文字を
筆で書くようにしている

今朝は
あるお方の名前を書いた

そしてその右に
「ありがとう」
とゆっくり丁寧に書いた

昨日お中元らしき品が
大阪のそのお方から届いた

ようやく
神棚に供えてあった箱の
封を開ける

和菓子らしい風情のある包装紙を剥ぐと
丁寧にのし紙がかかっていた

そののし紙を見て驚いた
真ん中に縦に
「ありがとう」
そしてその下に
そのお方の名前があった

よく「御礼」や「お中元」と
書かれている

「ありがとう」
とひらがなで記されていた

自分で書いた紙を
横に並べ
感無量になる

書いたときは
そのお方を想い
感謝の気持ちが
自然に表された
「ありがとう」

そのあと封を開け
「ありがとう」
と返事をされたような
錯覚を感じた

そのお方の方が
先に「ありがとう」と
書いてくださっていた

そのお方は人生の大先輩

こちらは
「ありがとう」
といわれるような立場ではない

御礼の電話をしてみる

私と出逢ったことが
私を知ってることが
今もうれしい
そんなもったいないお言葉をいただく

こんなふうに
ときどき
怠惰から引き上げようと
手が差し伸べられる

御蔭様で
身の程知るから
身が引き締まる

いつも有難う御座います

2011年7月18日月曜日

映画『地球交響曲第七番』


ついに七番目
回を重ねるごとに人は増え
今日は超満員

応援していたので
こちらまでうれしい

第七番は
高野孝子
グレッグ・レモン
アンドリュ-・ワイル

アンドリュ-・ワイルの本を
はじめて読んだのは
『心身自在』

哲学や心理学
スピリチュアル系の本を
好んで読んでた時期で
作者のことも知らず
ただタイトルに興味を持った

医学博士の健康本であることに驚き
しかも西洋医学の医師らしからぬ内容で
すぐにファンになり
次々読みあさる

その頃ガンのことで
お話をきいていたお方が重なり
日本人には日本語版
外国人には英語版を
プレゼントしたりした

大きな役割を持った御方が
日本贔屓で
サケの塩焼きと味噌汁の
和定食を日々食べておられるのが
劇中わかり
これもうれしい

御蔭様で
繋がることも
続く健康

いつも有難う御座います

2011年7月17日日曜日

善光寺お数珠頂戴


昼過ぎに
山門に着いたが
なにやらものものしい雰囲気

ハイもう少し下がって
座ってくださいね

関係者らしき人がしきりに
整理されてる

なにごとかと尋ねると
『お数珠頂戴』が
まさに今から行なわれるという

『お数珠頂戴』は
お朝事(あさじ)だけじゃないんですか

はいそうですが
今日は特別です

なんとまたラッキ-な

また山門の下で
涼しい日蔭で待つことが
許された

赤い大きな日傘に守られた
天台宗の管主様が
拝殿の方から
おいで申した

頭を垂れ
順を待つ
そおおっと置かれると思いきや

ガッシャ-ン

結構重い大きなお数珠で
頭にずっしり重力を受ける

頭を撫でられ
功徳をお授けいただいた
ありがたい始まり

拝殿では
ゆっくり観音経を読む

西国三十三観音霊場巡りの結願寺として
参った前回は
母の病気快復の一年毎日祈祷をお願いしていた

あの危ないときから
本当に
無い命を一年延ばしていただけた

今回は
その御礼参り

御蔭様で
善い初盆のはじまり

いつも有難う御座います

2011年7月16日土曜日

戸隠神社さざれ滝


悠久の宇宙
といわれる
戸隠神社に参拝

ここも変わらず
今日は暑い
中社(ちゅうしゃ)の神殿の階段を登ると
突然心地よい水音がする

拝殿の中から
右側が開け放たれ
滝が見える

天岩窟にこもった天照大神を
神楽によって再び外にお誘いした
智慧の神様
天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)様に
手を合わせながら
耳には
さざれ滝の水音

もうそれだけで
なんともありがたい気分になる

そのさ中に
大太鼓がなり
白無垢の花嫁と花婿が拝殿に進む

今日は善き日
なのだろう

右に回りこみ
今度は
さざれ滝の横に座り込み
マイナスイオンを受けながら
結婚式の祝詞をBGMに聴く

いつまでも
ここにいたら
夜には満点の星が降り注ぐだろう

下界のなにもかもが
洗われる
場所のような気がする

御蔭様で
心置きなく繰り返す
深呼吸

いつも有難う御座います

2011年7月15日金曜日

言ったように言われる


犬に飼い犬が咬まれ
それを止めに入ったときに
膝を地面についてケガをしたと
犬の持ち主である知人に
診断書持って勢い付いた会話に
たまたま出くわした

被害者の役割のお方は
一見正論のようにも聞こえる

なにかがおかしい
不快感が尾を引く

被害者だとしても
言いたいことをなんでも
言っていいのかしら

内容ではなく
言い方

どんな状況であれ
聞いてる者が不快になる物言いは
言う本人をいつまでも不快にさせるはず

  言ったように言われる
  したようにされる

この言葉が
いつも頭の中でリフレイン

いつかまた
だれもがそのことに
気付くようになってるのかもしれない

シンプルな法則が
繰り返される

御蔭様で
学んだ者から
口を噤む

いつも有難う御座います

2011年7月14日木曜日

毎日最善日


今朝
朝のお祈りのあと
神棚の前で

いろんなまちがいをしてきたけれども
そのときそのときで
精一杯最善と思い込んで
してきた結果なのだ

うまくできなかったとしても
自分なりの選択の連続であった

何かに思い悩んでいたわけでもなく
突然そんなふうに思い
急に気が楽になり
納得した

その直後
ときどきいただく
今日のお言葉のメ-ル音が鳴る

  流れの中で
  起こることは
  すべて正しい

こんなことが
ときどき在る

まったくタイムリ-に
シンクロニシティが起こる

心に強く思うことが
ふっと入ってくるときで
その地域あるいはその類の者たちの脳に
なにかから一斉に
メッセ-ジが送られているような気がする

発信しているものか
受信しているものか
冷静に見極めたい

御蔭様で
毎日最善日

いつも有難う御座います

2011年7月13日水曜日

ZUMBA


ZUMBA初体験

ジムに通うなら
今はZUMBAが人気だよ
そう聞いていた

ラッキ-なことに今月から
夜のクラスにZUMBAが登場

ついていけるかなと
内心不安ながら
おずおずと参加してみた

ついてこれなくていいですよ
どんどん進みますから
ただ身体を動かしてください
音楽に乗ってください

インストラクタ-は明るく叫ぶ

何が起こるのか
待っていると
いきなり大音量で
Ricky Martinの
♪Livin' la vida loca

速過ぎる
激し過ぎる

そのあと
サルサにタイ風アラビア風インド風

ついていけてもいないが
ついていくのに必死の
先生に釘付けの眼を
ちょっとはずすと
全体が見えた

あれまあ
全員タコ踊り

すっかり安心
楽しくなって
音楽を聴く余裕が生まれる

聞きしに勝るZUMBA

これは楽しい

御蔭様で
初心者マ-クの強み

いつも有難う御座います

2011年7月12日火曜日

今夏のベランダ菜園


きゅうり
プチトマト
中玉トマト
なすび
ピ-マン
しそ
バジル
大阪ねぎ

これが今夏の野菜
障子の外はこんな感じ

他に昨年から引き続き
ミント
ペパ-ミント
イタリアンパセリ
ブル-ベリ-が
元気に生き続けている

みんな良く菜ってる

ベランダ菜園としては
充分

陽が照るのもありがたい
雨が降るのもありがたい

御蔭様で
太陽の恵みが
そのまま体内へ

いつも有難う御座います

2011年7月11日月曜日

『夏有涼風』


我が家の和室から

障子の向こうの影絵は
楽しみ運ぶ
きゅうりの御姿

動くと汗が噴くので
ボ-ッと
身体の省エネに耐えていた

うんざり気分の中
部屋を見渡してると
ふっと
眼がほころんだ

よかったさがし
できた

水やりは
もう少し陽が陰ってからにしよう
きゅうりに会えるのは夕方
そう思っていたが
暑いさ中も
こんな楽しみを与えてもらえる

ある御方からいただいた
室生寺のカレンダ-の
今月七月に
書『夏有涼風』
とある

  夏に涼風あり

暑いから
涼しい風を
味わえる

うんざり気分だから
よかったさがしを
喜べる

陰陽のバランス

御蔭様で
我が身一人で
おもしろい

いつも有難う御座います

2011年7月10日日曜日

今朝の収穫


日がよく照り
まだ水やりも熱心に続けている

今年は
苗がよかったのか
ポット植えにもかかわらず
なかなか早い時期から
収穫が続いている

小家族では
これで充分


神棚へのお供えが
自給の野菜で盛られると
なぜかうれしい

太古からの先人に習い
原点に戻ったような気がする

  神様のお下がり食べてたら
  まちがいない

そんな言葉が聴こえてくる

御蔭様で
ごっこから
本物を味わう

いつも有難う御座います

2011年7月9日土曜日

夏の富士山


311の震災以来
富士山がきれいに見える日が少なくなった

今日の夕暮れ
久々にきれいにお目見え

この夏
富士山登山に行くという友から
装備の相談を受ける

両親が私の歳の頃
富士山山頂で撮った
写真が見つかった

服装をまじまじ見てみると
父も母も
私が若い頃に着ていた
トレ-ナ-とジャ-ジを着ていた

思わず苦笑い
そりゃあそうだ

御蔭様で
代用活用
質素倹約
目的達成
完備無用

いつも有難う御座います

2011年7月8日金曜日

本『いのちの絆 大震災を生きる』


鈴木秀子さんの本には
いつも惹き込まれる

『在るすがごとく死者は語る』や
『死にゆく者からの言葉』
もう十数年以上前からファンで
大量に処分した引越しのときにも
大事に避けられた作家の一人

今月久々に書き下ろしが出た

震災に対する視点を確認したかった

ところが
終わりの章になって驚いた

「私は三年ほど前から、グレ-ルメ-ルというものをやっています。
具体的には、今日一日でよかったなと思ったことを、いくつでもいいからノ-トに書きつけていきます。
これを『振り返り日誌』と呼んでいます。」
とある

この太陽ブログを始めたのも三年ほど前から
どんなにつらいことがあっても
日常のなかに
”よかったさがし”
をする
そして感謝する気持ちになれるか
見つめてみる

そんな思いで続けている

”よかったさがし”は
『スプ-ンおばさん』の言葉

  どんな日だって
  かならずなにかいいことはあるものよ
  よかったさがし できる人は笑顔になれるわ
  笑顔になれる人は 人を幸せにできるわ
  さあ よかったさがし してごらんなさい

御蔭様で
今日も
素晴らしい本との出逢いが

いつも有難う御座います

2011年7月7日木曜日

七夕の夜


七夕の夜は
見えなくとも脳裡には
雲の向こうの
大きな夜空に
いつもよりひときわくっきり
天の川が映し出される

はじめて天の川を見たのは
大学生のとき

島根県隠岐の島

砂浜に自分たちのグル-プだけの
小さなキャンプファイヤ-をしていた

1週間のキャンプの最終前夜
都会っ子ばかりが
自然の中でのテント生活で得た
体験と感動は計り知れない

それぞれが感想をいい
感動を分かち合い
火も消えかけてきた頃
涙をセ-ブするために
空を仰ぎ見る

誰かが言う

 あっ流れ星

円陣に座っていた者全員が
夜空見上げ
沈黙になる

耳には
ザザ-ザザ-
波の音

あの光景は
おそらくあの場にいた仲間みんなが
今もしっかり脳裡に刻まれているだろう

大きな夜空に
はっきりくっきり
大きな大きな天の川

そこに
ヒュンヒュ-ン
何度も流れ星が飛び
あっという間に消える

中学生のメンバ-たちにとって
大学生のリ-ダ-は
何でも知ってるようにみえたかもしれない

みんなと同じように
リ-ダ-もはじめての体験だったんだ

下見でも見れなかった

あの日だから
あの輪だから
見上げることのできた
満天の星空
だったのかもしれない

七夕の日ばかりは
愛した人たちを
強く想う

御蔭様で
素晴らしい出逢いの連続

いつも有難う御座います

2011年7月6日水曜日

映画『地球交響曲第六番』


始まる前に
この第六番に出演する
KNOBさんの生演奏があった

天然空洞木ディジュリドゥ

さらに主催者コヲジさんの
クリスタルボウルの倍音が
響き重なる

なんとも贅沢な幕開け

ガイアシンフォニ-第六番のテ-マは
「音を観て 光を聴く」旅

大好きな
クジラの歌声もたっぷり聴かせてもらえた

10年も前
一日の終わりに
よくクジラの声のテ-プを聴いていた
ゆっくり深い眠りに誘われた

何度も足を運んだ
那智の御滝や
熊野参拝旅行で行った
ごとびき岩が映され
やはりこの映画と
とても繋がるものを感じる

家に戻りすぐに
シンンギングボウルを
手に取る

すべてが響き合っていて
すべてが繋がり合っていて
演奏されたものに限らず
耳から
身体から入り
運命を揺さぶり合っている
ことを再確認する

演奏家でない者は

言葉

御蔭様で
耳心地よい音を
紡いでいきたい

いつも有難う御座います

2011年7月5日火曜日

ランニングマシ-ン


ランニングマシ-ンで走れない

今まで外では30分から1時間位
ウォ-キングやランニングをしていたのに
ジムでは5分も走れない

飽きる

外でビ-ルは何杯でも飲めるのに
家では缶ビ-ル1本も飲めない

誰かと一緒なら
ビ-ルがあんなに美味しいのに
家では子供の頃のように
ビ-ルを苦いと思ってしまう

なぜだろう

本物が相手でないと
力が入らない

御蔭様で
身体は
気持ちの代弁してくれる

いつも有難う御座います

2011年7月4日月曜日

本『悼む人』


天童荒太の『悼む人』上下巻を
読み終えた

関西行きの
移動の車中で
一気に読み進める

この巡礼の旅には
あまりにもフィットし過ぎた

文庫になる前ではなく
この時期に読むように
仕向けられた気がする

母の最期の一週間を
そのまま
蘇らせる場面もあり
何度も息詰まる

 亡くなった人の人生の本質は
 死に方ではなくて
 誰を愛し
 誰に愛され
 何をして感謝されたか

そのことをしっかり胸に刻むため
旅をする『悼む人』

御蔭様で
大切に
想い続けたい

いつも有難う御座います

2011年7月3日日曜日

花の御寺 長谷寺


はじめて長谷寺に参ったのは
長男を宿した大きなお腹のとき

399段の登廊を
えっちらおっちら

急な階段でも
つらさを感じないのは
両側に咲き誇る
みごとな紫陽花たちが
目に優しく
道案内してくれてるから

あの日も
紫陽花が咲き乱れていた

登りきると
大きな観音様のお出迎え

6月30日迄御開帳の時期であった
観音様の御開帳かと錯覚していて
御姿を拝見できないように
あきらめていたが
しっかりお目にかかれて
よけいに感激する

御身の丈三丈三尺
約10メ-トルもの
ご本尊
十一面観世音菩薩様

御開帳の時期は
いつもは隠れて見えない
御足に触れることができたらしい

時期が外れたために
人が少なく
かえって参りやすい

大きな十一面観世音菩薩様の前で
ゆっくり観音経も読ませていただけた

御蔭様で
うましうるわし奈良
花寺まで足伸ばす

いつも有難う御座います

2011年7月2日土曜日

石上神宮大鳥居


鳥居の下で挨拶をして
境内へ

参道を進むうち
いつの間にかもう
神鶏たちの元気な声に
迎えられた

あれあれ
鳥居で立ち止まっていない
ことに気付き
何度も振り返る

ついに参道の入口まで戻り
確かめる

「現在大鳥居修復中です
社務所」

ちゃんと貼紙があった

立ち止まるべきときに
立ち止まり
頭を下げるべきときに
頭を下げる
それをしないと
なんとも気持ち悪いもの

あらためて
境内に入らせていただく

ここは
いつも気持ちのよいところ

『風そよぐ
 ならの小川の
 夕暮れは
 みそぎぞ夏の
 しるしなりける』

今月の言葉として
新勅撰集
藤原家隆
とある

どんなに暑くとも
神域のある部分は
ひんやり感じるのは
どうしてだろう

御蔭様で
猛暑の対策を
ひとつ得る

いつも有難う御座います

2011年7月1日金曜日

月参り


夏越祓も終わり
いよいよ今年も早下半期に入る

ちょうど新月

新しい御榊を整え
心新たに参る

この時期の榊は
新緑で葉が青々としている

新鮮な気が伝わる

東京にきて1年
月参りなどもう叶わぬものと
覚悟をしてきたのに
幸か不幸か
父にも母にも
何度も呼び戻され
墓参りの機会もたびたび訪れた

ついには
二人ともその御墓地で
待つことになった

義父の墓を建てるとき
良い墓苑だと気に入って
筋向かいに
父が御墓地を購入した

筋を変えたのは
ついで参り
とならぬよう

それは26年も前のこと

あれから26年
ほとんど欠かさず
月参りさせていただいた

両親まで待ってくれるなら
東京から遠いなどとは
いってられない

ついで参りのつもりはなくとも
揃っていただいてることは
とても助かる

深い悲しみであったにもかかわらず
なにもかもが
うまくいっているような
錯覚さへ感じる

御蔭様で
今もなお
子孝行していただける

いつも有難う御座います