2012年12月31日月曜日

大晦日

掃除掃除掃除
メ-ルメ-ルメ-ル
掃除掃除掃除
電話電話電話
掃除掃除掃除

最近拭き掃除が好きになり
セッセとどこでも拭く

掃除機の登場は少なくなった

フロ-リングはすべて手拭き
絨毯はコロコロ
壁や棚は使い捨て除菌タオル

神棚だけは
固く絞った布で拭く

神棚の上のしめ縄も
新しいものと取り替える

おかげさんでありがたいなあ
おかげさんでありがたいなあ

おばあちゃんの口癖が
物を撫でるとき
口に出る

物にもすべて魂がある

今年会ったすべての物に

今年出逢ったすべての人に

おかげさんでありがとうございます

2012年12月30日日曜日

薪スト-ブ


パチパチ爆ぜる音が大きく
心地よい

よく見ると丸太のままの薪が
ド-ンと横たわって
堂々と燃えている

薪スト-ブを見ると
学生時代の春キャンプを思い出す

寝るのは
外にある三角テント

ヒ-テックのない時代
極寒に耐える思いだった

ただ近くの山小屋には
薪スト-ブがあった

御蔭様で
火を見ると
不思議に落ち着く

いつも有難う御座います




2012年12月29日土曜日

スパ-クルサプライズ


子どもらとの忘年会

それぞれがんばり
それぞれ笑い寄る

過去の失敗談も
すべて笑い話に変わる

失敗したつもりもないことも
母の奇行に変わってる

リ-ダ-シップとってたつもりが
しっかりサポ-トされてたみたい

帰り際にお店の人が
個室に唄いながら入ってくる

♪ハ-ッピバ-スデェイツ-ユ-

大きなお皿に
名前入りのメッセ-ジまで

スパ-クリングキャンドルの輝きが消える頃

今度はプレゼントタイム

御蔭様で
贅沢な歳の終わり

いつも有難う御座います

2012年12月27日木曜日

石上神宮公園の向こう


石上神宮の参道の向こうに
こんな素敵なお店ができていたなんて

立派なお屋敷がそのまま
瀟洒なレストランに

大きなガラス窓の外は
庭園

しだれ桜の枝ぶりが
春を想像させる

春夏秋冬にきてみたいお庭

春夏秋冬に食してみたいテ-ブル

御蔭様で
また愉しみが増え

いつも有難う御座います

2012年12月26日水曜日

暮れの石上神宮


大きな鳥居の下には
しっかり植わっている
松飾り

お正月の準備は万端

12月の墓参りも
12月の石上神宮参りも

とにもかくにも
無事に終える

御蔭様で
とにもかくにも
ありがたい

いつも有難う御座います

2012年12月24日月曜日

Xmas present


年に一度の大切な行事

クリスマス大好き

KINOKUNIYAで
地鶏ももを買う

紀伊国屋で
プレゼントの本を買う

もらったプレゼントは
なめし皮のしおり付きブックカバ-

読書好きにはたまらない

御蔭様で
あちこちから
喜びに包まれる

いつも有難う御座います

2012年12月23日日曜日

第九コンサート


幼少からバイオリンを習い
高校でも大学ても
弦楽部のキャプテンを務めた
甥っ子

今はシティオーケストラに入ってる

今日はその
第九演奏会

ヴェルディのオペラ
椿姫から

ベートーベンの第9番ニ短調作品125
第1楽章
第2楽章
第3楽章

第4楽章では
総勢150人もの大混声合唱団が
力強いフーガを熱唱

まさしく
歓喜と抱擁

最後には
客席全員も一体となり
ふるさと

ペンライトを掲げ
蛍の光
を合唱

もう年越し気分

長時間奮闘演奏する
我が甥っ子にも
感動

御蔭様で
姉夫婦と共に
素晴らしい一年の締めくくり

いつも有難う御座います

2012年12月22日土曜日

紀伊国屋書店


旅なれたもので
どんどん荷物を減らして行く

もうキャリーバッグは
使わない

普段のバッグに
下着も忍ばせる

一生懸命身軽にして出かけるのに
梅田紀伊国屋書店に行くと
本を何冊も買い込んでしまう

東京でも同じ本はあるのに
なにもここで買わなくても

長年の習性か
この梅田の紀伊国屋を
ウロウロぐるぐる
するのが好き

御蔭様で
何時間でも
重くなっても

いつも有難う御座います

2012年12月21日金曜日

掃除道具


大掃除しながら日々生活

なんて計画していたが

掃除道具ばかり増えて
使われてない

昨年は
レンジフ-ドカバ-を
二つ買ってしまってた

買ったら一仕事進んだ気になり
安心するタイプ

御蔭様で
誇り高き
ぐうたら埃

いつも有難う御座います

2012年12月20日木曜日

あと10日


暮れも押し迫ってきた

なかなか計画とおりにはいかない

出逢いとご縁

これを大切にすると
またしわ寄せもできる

あと10日

この年も
あと10日で終わる

この歳も
あと10日で終わる

欲ばり
焦り
苦笑い

ふうとため息
よしとする

御蔭様で
無事に
あと10日

いつも有難う御座います


2012年12月19日水曜日

前菜食堂


これはほんの前菜

この前にス-プがくる

この後にメインがくる

最近のランチはもっぱらここ

ほうぼう食べ歩くのは
どこが野菜をたくさんおいしく
出されるのかを
探している

ランチの量は
内臓の負担に影響する

ランチの質は
午後の働き方に影響する

御蔭様で
身体が喜び
味覚が喜ぶ

いつも有難う御座います

2012年12月17日月曜日

静かな日


活字のきれいごとは
むなしい

立派ななりををしている大人が
他人を誹謗する叫び声を聞くのも
うんざり

ようやく静かな日が戻る

穏やかな日々であってほしい

御蔭様で
選んだ責任が
また始まる

いつも有難う御座います

2012年12月16日日曜日

国立駅


長く工事をしていたがようやく

広いホ-ムになり
駅が大きくなると
なんだかこの街まで
大きくなったような気がする

上品だが
ミニチュアのような
小さな街

御蔭様で
なぜか少し
誇らしい

いつも有難う御座います

2012年12月15日土曜日

本『にぎやかな天地』

 

   死というものは、生のひとつの形なのだ。
 この宇宙に死はひとつもない。

こんな書き出し

宮本輝の小説も
関西の地名がよく出てくる

関西に居て読むのと
こちらに来て読むのでは
ちょっと違う

歩いたよく知る地名が出るたび
ざわざわと血流が勢う

物語とは別に
なにかが通い合う

懐かしく
愛おしく

御蔭様で
歩いたすべてが
この身体に記憶されてる

いつも有難う御座います




2012年12月14日金曜日

映画『ホビット』


戦いもCGもあまり好まない

そのバックの風景だけで
じゅうぶん満足

美しい山や空
美しい朝日や夕陽

口をあんぐり開けて
自然に笑みに

続きがあることも知らずに

御蔭様で
また風景の続きを

いつも有難う御座います

2012年12月13日木曜日

新潮


ランチに入ったイタリアンのお店で

盗み聞きするつもりもない

こちらはひとり

にぎやかな隣のテ-ブルの会話が
自然に耳に入る

とくに興味深いことは
自然に神経が耳に集中する

あの作家の担当になったとき
この先輩のアドバイスがうれしかった


どうやら
作家の担当のむずかしさやコツを
所属を超えて談笑されてる様子

その作家を知っている

作品の一読者としては
思いがけず
宝物に出あった喜び

そういえば近くに大きな出版社

御蔭様で
ひとりで
豊かな食事会

いつも有難う御座います

2012年12月12日水曜日

心の濁り


大地震ふりて
人みなあぢきなきことをのべて
いささか心のにごりもうすらぐとみえしかど
つきひかさなりとしへにしのちは
ことばにかけていいひづる人だになし

方丈記の一節

いささか心の濁りも薄らぐと見えしかど

この視点がいい

大変だ大変だと
この世の空しさを言うことで
もっと内に秘めてる憂いから
目を背けていられる

そんな救いも
難儀の中にはある

御蔭様で
どんな状況にも
守り守られ

いつも有難う御座います

2012年12月11日火曜日

大学通りツリ-


写真撮ってる人がちらほら

そうかそんな時期ね

はじめて見たときの
感激が薄れたことに気付く

感激してる人を見る方が
新鮮

御蔭様で
心映す
イルミネ-ション

いつも有難う御座います

2012年12月10日月曜日

初冠雪


初冠雪のメ-ル

全国的に寒い

メタボ世代
通勤に一駅徒歩の友人
急に危険道になったみたい

ヒ-トテックのシャツを1枚買い足し
80デ二-ルのタイツを買い込み
今日はコ-デュロイで出かける

御蔭様で
寒い寒いと
挨拶し合い

いつも有難う御座います

2012年12月9日日曜日

霜柱


ところどころに白いもの

雪が降ったのかと
近づいてみる

透明で
キラキラ光ってる

水晶の柱みたい

寒いはず

午後になっても
こんなにしっかり

御蔭様で
山の上でこそ
幻の宝石

いつも有難う御座います


2012年12月8日土曜日

丹沢 鳥尾山


ヤビツ峠行きのバスが
もうない

また寝坊してしまった

しかたなく
次きたバスに乗る

ヤビツ峠まで
1時間ほど

予定ル-トを
追加しなければならない

ここが思いのほか
よかった

右側に沢の水音を聴きながら
残る紅葉に眼を癒す

ヤツビ峠から塔ノ岳までの計画だった

冬の日暮れは早い

三ノ塔を目指し
脚早に急ぐ

尾根を歩くのは
気持ちいい

御蔭様で
白い雲の麓に
雄大な富士まで

いつも有難う御座います


2012年12月7日金曜日

シンクロ


同級生の友から
メ-ルがくる

健康を気遣い合う

残り少ない人生
大切に生きよう

そうお互いに励まし合う

勘三郎さんは
同じ歳

急になにかが
迫りくる感を
シンクロしている

御蔭様で
メッセ-ジを
受け取る

いつも有難う御座います

2012年12月6日木曜日

私でなくとも我々


名前ではなく
苗字の方を変えたい
といわれる

将来
子どもができたとき
差別されないように


昔そんな時代があったことは知っている

今も

まだ生まれてもいない子供の未来にまで
その差別は存在している
そう確信されておられることに
絶句する

私でなくとも我々

なのだ
と恥ずかしくなる

そんな心配は無用です

だれもが思ってるはずなのに

御蔭様で
せめて誠実に

いつも有難う御座います


2012年12月5日水曜日

ちょっとがんばる


つまらないのは
つまらないから
ちょっとがんばる

ちょっとがんばると
すこし次の
むずかしい部署に
さそわれる

いやもうそんなに
がんばってるつもりはないです

ことわりたいのに
ことわりかたもわからず
ながされる

御蔭様で
また新しい
工夫と努力がはじまる

いつも有難う御座います

2012年12月4日火曜日

まどわずまどう


大食いがよくないと聞けば
節食に励む

きれいな女優が
菜食主義と聞けば
温野菜のメニュ-を繰り返す

艶やかな老人が
肉を好物としているのを聞き
せっせと肉食に戻す

しじゅうにしてまどわず
ごじゅうにしててんめいをしる

こんな言葉にも
もうまどわされない

なんとか落ち着きたいと思うのは
若いうち

若いうちが過ぎたことを知り
まどう愉しみを知る

御蔭様で
なんでもやってみれる

いつも有難う御座います



2012年12月3日月曜日

バイオリズム



月初の忙しさもあり
ハ-ドに仕事をこなす

やれやれと
アフタ-ファイブに突入すると
またメ-ル攻め

電車の中でも
2件の電話

2足も3足も仕事を持つ者の宿命

重なるときには重なる

バイオリズムは急上昇

御蔭様で
すべてにていねいに
よくばりでも

いつも有難う御座います

2012年12月2日日曜日

大掃除始め


12月というだけで
気がせわしい

大掃除しなくちゃ

花屋さんに行って
正月松榊の打ち合わせをする

墓参りの日を決める

奈良で注連縄を買う日を決める

伊勢神宮で干支守りを買う日を決める

横浜の美容院を予約する

ニトムズの粘着テ-プを買う

ブル-レット置くだけの詰め替え用を買う

大学通りのドト-ルで『方丈記』を読む

御蔭様で
頭の中のスタ-トは
いつもいい

いつも有難う御座います


2012年12月1日土曜日

師走月一日


御榊が届き
一日を知る

早や師走

バタバタバタと
あっという間に
一年が過ぎてゆく

バタバタバタと
あっという間に
人生の終わりも
やってきそうな勢い

だいじょうぶかな

ていねいに
時を
生きてるかな

ていねいに
言葉を
選んでこれてるかな

御蔭様で
修復の猶予月

いつも有難う御座います