2011年10月31日月曜日

風のように


東京にきて
一からの出直しと
見知らぬ人たちの中で働く

最初は人種の違いかと思うほどの
違和感を感じたこともあった

新卒の若い社員のように
はいはいと従ってみて
新鮮な体験をしていることに気付く

ちょっととりまとめの立場にあったからといって
今までなんと偉そうにしてきたことか

私が何者かを知らない人の中では
私は何者でもない

それは嘘の一面のようでいて
それは真実だと最近わかる

私が何者でもないことに落ち込み
私が何者でもないことに安心する

御蔭様で
風のように
軽くなる

いつも有難う御座います

2011年10月30日日曜日

登録変更願い


 お久しぶりです
 携帯を変えたのでアドレス登録の変更をお願いします

ほんとにお久しぶりのお方から
メ-ルが届く

もう4年前になる
インドの民家に1週間
ア-ユルヴェ-ダ修行に滞在した
そのあとのまた1週間
日本からの巡礼グル-プに合流して
南インドの寺院を転々とツア-した

そのとき
狭いワゴン車の後ろに
肩寄り添うように座り
ガタガタの田舎道を
何時間も揺られ揺られ続けた
思い出深いお隣にいたお方

タミル州の端から
ほとんどケララ州に近いところまでの
珍道中

車中が長いので
しゃべったしゃべった

旅とは不思議なもの

気分も開放され
長時間集中して向き合うので
その数日の間に
お互いの生い立ちやら思想やらを
さらけ出す

彼女は今
島根県で鍼灸院を開業している

年賀状が一年に一度の
消息確認であったのが
最近は
アドレス変更通知が
疎遠な友人との絆確認となっている

あの優しい眼差しを思い出せたことが
うれしい

登録をしてほしいといわれ
つながり続ける気持ちでいてくれることが
なによりうれしい

御蔭様で
携帯に登録する名前の数だけ
思い出が詰まる

いつも有難う御座います

2011年10月29日土曜日

血液型判断


職場で新参者二人が
B型でしょ
と断定された

一人は
そうですB型です
と正解を認める

今までもあまりにも
違う血液型ばかりを断定される

いつもA型というと
驚かれ
ちょっとがっかりされる

だからか
血液型で人を判断することはしない
そしてよく知らない

どうやらB型とされたのは
ちょっと変人と思われてることらしい

父は長くO型であったが
晩年はA型となった

血液型そのものが変わるのだから
それに対するウワサもあてにならない
ような気がする

一人の人間には
いろんな部分がある

御蔭様で
繊細で大雑把で
ユニ-クで飽きない

いつも有難う御座います

2011年10月28日金曜日

ハロウィン



大学のブラスバンドが駅前を行進していた
最後尾にはハロウィンの衣装を身にまとった一団が続く


ジムに行くと
隣のダンススタジオでは
皆ハロウィンの衣装で踊っていた

ハロウィンは
商業上のイベントと思っていたが
いつのまにか
日本でもハロウィンが生活に溶け込んできたのかしらん

30年ほど前
長男がベビ-イングリッシュに通っていた頃
ハロウィンパ-ティをしますから
仮装してきてください
外人の先生に言われ戸惑った

ティッシュボックスや牛乳パックに
金銀のテ-プを貼り
ロボット風に見せかけた

女の子たちは
白雪姫のドレスをわざわざ仕立てる人もあり
大層なちびっこ社交界風になった

今のように
オレンジと黒の趣味の悪いイデタチすら
だれも見たこともなかった

しばらくして
アメリカでの日本人留学生が被害にあったハロウィン事件もあり
お祭り好きの私でも
ハロウィンは気持ちを高揚させない

もちろん否定するものでもない

御蔭様で
冷静に過ぎるのを待つ
こともある

いつも有難う御座います

2011年10月27日木曜日

秋は冬のために


急な冷え込みに
皮下脂肪が蓄積することを
身体が要求しているように
食欲が増す

急な冷え込みに
ウォ-キングを今日はやめようよと
身体がおしとどめる

意識は迷い続け
行動は目標に背を向ける

秋なんだもの

御蔭様で
冬篭りの準備は得意に

いつも有難う御座います

2011年10月26日水曜日

男の子3人


男3人兄弟のお孫さんと同居するお方とおしゃべり

男の子は大変
男の子3人は大変
男の子3人は大変だったでしょう

うんざり顔で同意を求められる

大変だと思ったことは一度もない

それは嘘よ
信じられない
そう言われる

質問攻めにあうが
楽しいエピソ-ドばかり

今度は
育て方がよかったのよと
褒められるが
それも違うように思う

生まれたときから
3人とも楽だったのだから

未熟な親を支えるように
3人とも
遣わされたのかもしれない

よくそんなふうに思う

子育てしたつもりが
親育てされてきたのかもしれない

御蔭様で
楽しい思い出と
楽しい今と

いつも有難う御座います

2011年10月25日火曜日

ホトトギス


咲かぬなら咲くまで待とうホトトギス

昨年夏にいただいた苗を
気長に育てる

葉だけどんどん伸びるが
いったいどんな花が咲くのだろう

いやもう咲かないかもしれない
でもまだ茎は生きてそう

いつ頃どんな花が咲くのか
育て方もわからず
大事に水やりだけをしていた

最近になりようやく蕾らしきものが
茎の先端にいくつも出だした

毎朝見守っていると
見たこともない不思議な色の
不思議な形の花が
静かに咲いてみせてくれた

白色に濃淡のあるきれいな紫が
まだら模様をつくっている

待って待って待つ間に
あの緑の茎と葉だけの身体の
どこにこの美しい花弁を隠していたのか

待って待って待つ間に
見えないところで
美しいものが育ち
また喜びを見せてくれるかもしれない

御蔭様で
美しい花弁は
夢も希望も連れてくる

いつも有難う御座います

2011年10月24日月曜日

兼松講堂


室内楽演奏会

オ-ケストラも良いが
アンサンブルも楽器の個性が見えて好き

バッハの
♪ブランデンブルク協奏曲第4番

2本のフル-トの音が心地よく
うとうとしかけた頃
なぬなぬっと飛び起きた

ステ-ジはいつの間にか
弦楽四重奏に変わっていて
♪ドラエモン
が軽快に奏でられている

  ボクたちはただ受け狙いだけのグル-プです

第一ヴァイオリンの青年が
にこやかにいう

第二ヴァイオリンも
ヴィオラも
チェロも
ニタニタ笑ってる

♪さざえさん
♪ポケモン
アニメシリ-ズに映画音楽

ところどころにオチを入れる編曲

観客は大喜び
なにより演奏者たちが
笑いながら弾いている

みんな笑いながら拍手喝采

いやあおんがくってほんとにいいですねえ
満足げにそういいたい気分

御蔭様で
お散歩コ-スで楽しむ
贅沢なひととき

いつも有難う御座います

2011年10月23日日曜日

あずさ川


これほど澄み切った川を見るのははじめて

水そのものが艶やかな光沢があるように見える

イワナが伸び伸びと泳ぐのを何度も確認する

河原に下りて水を触ってみたいと思うがとどまる

神聖な場を汚すような気がする

川の中にもボコボコと湧き水が押し出されているところがあり
水面に踊る山をつくっている

焼岳の頂上からは今も噴火の煙が上がる

大きくてどっしり動かずそこにあるようでいて
活き活きと生きつづけている

畏敬の念にかられ長居を望んではいけないように思い後ずさりする

御蔭様で
また出直す楽しみ

いつも有難う御座います

2011年10月22日土曜日

播隆上人


上高地には
ウェストン碑がある

英人牧師ウォルタ-・ウェストンが穂高の山々を歩き
日本のアルプスと世界に紹介したことが
上高地が開かれたきっかけとなったらしい

その前に
越中富山の僧侶である播隆が
最初に登ったという

ああ
あの播隆上人のことかと
勝手に親しく思い起こす

新田次郎著の
『槍ヶ岳開山』を
読んでいたから

山岳ものと
宗教ものが合体した
とても興味深い
読み応えのある大好きな小説

ここも
あの播隆上人も歩かれた
そう思うことは
心をさらに自由にさせる

それは
信仰について書かれてあり
そして
心を開放することを学んだ

御蔭様で
先人の踏みならしし道を
かさね歩く自由

いつも有難う御座います

2011年10月21日金曜日

上高地快晴


もう霜が降り上高地は冬
そんな情報があり
万全なる冬山仕度をした

曇り予報も
完全なる快晴

晴れ女実証
と喜んだのもつかの間
防寒着の下は汗びっしょり

チップ制トイレで
インナ-のお着替え

それにしても
なんて気持ちいいんでしょう

どうして伸びをしたくなるんでしょう

壮大なる山々を見ながら
深呼吸してると
これまでの雑念が
自分の中のどこかに追いやられる

山がそうさせるのか
川がそうさせるのか
空気がそうさせるのか
あれあれあれっと
心の中までお着替えをされるように
入れ替わるのがわかる

きっと自分はいい顔してるだろう
表情が柔和になるのを感じる
そして皺も許せる

見るものすべてに感謝

気が付くと
咳をまったくしていない

御蔭様で
健康のためには
薬より上高地

いつも有難う御座います

2011年10月20日木曜日

セキ風邪に注意


カラオケの翌日は声が出なくなる

唄い方がへたくそ
唄もへたくそ

朝起きるとまったく声が出ない
それが数日前のこと

てっきりカラオケのせいだと思っていたが
そのままセキ風邪に

ハスキ-ボイスが
さらにダミ声に


まわりで同じような症状の人が続出

急な冷え込みによる温度差で
えらく風邪が流行りだしたらしい

子供の頃
風邪をひくと
たるんでる
と父に喝を入れられた

そんな頃を思い出すと
風邪を引いてることさへ
のんびり気分を感じる

御蔭様で
風邪も楽し

いつも有難う御座います

2011年10月19日水曜日

メッセ-ジ


急な冷え込みに震える

あさっての上高地行きは
どれくらいの寒さだろうと
服装を決め兼ねてたが
これでわかった

昨日までの暖かさでは
防寒を甘くみてしまったかもしれない

御蔭様で
必要なメッセ-ジは送られる

いつも有難う御座います

2011年10月18日火曜日

『禁じられた遊び』


10代の頃に観て以来

あの有名なギタ-曲がもの悲しく
可愛い女の子のポスタ-に反して
恐怖感にも似た緊張の余韻が残っていた

高校になり
クラシックギタ-を習いはじめたときも
『禁じられた遊び』を弾きながら
つらい心の晴れない感情が音に出ていた

今思えば
主人公の子供の心そのままに
罪悪感を感じてしまっていたのだろう

中学生高校生と
映画を観続けたが
大人の世界のなにかもわからず
見流したシ-ンは多くあるだろう

観終わったものを
また丁寧に観なおしたい

御蔭様で
過ぎ去ったものはなく
今ここに濃縮されている

いつも有難う御座います

2011年10月17日月曜日

♪夜の海


♪夜がくる
 明日が見えない
 夜の海
 あなたが見えない
 さめてゆく二人の恋が
 消えてゆく夏の終わり
 通り過ぎてく二人と
 お互いにわかっていても
 そんなはずじゃないのに
 涙こぼれそうで苦笑い
 そしてドラマは終わり
 

車で通学していた
大学生の後半
カ-ステレオで流れる
桑名正博の唄を聴き終わってから
エンジンを切った

原宿ラドンナで
桑名正博さんのライヴにでかける

あの若いときが一番渋かったのではないかと思う
哀愁たっぷりの唄い方を
今日も聴けるとは思わなかった

そして自分も完璧に歌詞を覚えていることに
びっくり

口ずさみながら
夜の道を運転していた頃を思い出す

こんなに年月が過ぎ
まさかまさかのご縁

御蔭様で
すべてが繋がり続ける
またこの一瞬

いつも有難う御座います

2011年10月16日日曜日

本『私の南アルプス』


元日本共産党委員長であられた
不破哲三著の『私の南アルプス』を
読む

決まった道をよく似た装備で
みな同じように歩くのに
登山行はそれぞれ個性が出る

車の運転の仕方に
それぞれその人らしさが出るように
歩き方にも
その人らしさが出る

とても誠実に
とても安全に
花や人の出会いを大切にされながら
丁寧な山歩きにいざなわれた

もうほとんど同行した気分
今度は我が身を連れていきたい

御蔭様で
山を知り
人を知る

いつも有難う御座います

2011年10月15日土曜日

雨天中止


中央線のその先に
山梨や長野があると
思うだけでワクワクする

せっかく東京にいるのだから
少しずつ近づきたい

山ものの本によく
丹沢で足慣らし
とある

今日は丹沢に行く予定だったが
雨天中止

はじめての山は慎重にいきたい

山ガ-ルや中高年登山のブ-ムで
標識や危険箇所は整備されてるという
ありがたい

御蔭様で
あとは体力

いつも有難う御座います

人のことしてたら


福島のがれき撤去に関わる御方と
話す機会を得る

放射能汚染の疑いから
遠くへ遠くへ逃げる人と
放射能汚染を知りながら
その場で奔走する方々

その想いの違いは
どこにあるのだろう

目の前にいる人を助けようとするのは
普通のことだ

その人は言う

何を求められ
何をするべきか
ただそれだけだと

たとえば30年後
汚染から逃れた人々にも
さまざまな病苦や災難があるかもしれない
汚染の中にいても
それぞれ別の病苦や災難が訪れるかもしれない

より安全なところに身を置くのも当たり前

でも自分以外の者のために
身も時間も費やす
そんな人をカッコイイと思う

カッコイイのは
その志し

そしてこの言葉を思い出す

『人のことしてたら自分のことは神さんがしてくれはる』

御蔭様で
素晴らしい友の
30年後も楽しみに

いつも有難う御座います

2011年10月13日木曜日

春の準備


10月だから
チュ-リップの球根を植えよう

そう勢い込んで
チュ-リップの球根を買いに行く

昨年はこのあたりの花屋がはじめてなので
何箇所もの花屋で
良いものを買い集めた

どこのが良かったか
比べようとしたが

植えるときには
どこで買ったものやら
色も種類もごちゃごちゃになった

たぶん良くないものは
遅く咲き大きくならないのかもしれない

おかげで
背がまばらでも
時間差咲きも
長く賑やかに楽しませてくれた

 今年はまだ早いですよ
 11月15日頃に植えてください

そう教えてくださるお店がある

 ああちょうど今が植え時ですね

そうにっこり笑う花屋さんがある

いつまでも
咲くまで待つのだから
植えたいときに植えよう

御蔭様で
冬の前に
春の準備
できる贅沢

いつも有難う御座います

2011年10月12日水曜日

トランペット


広い庭で畑生活を楽しむ
おばちゃんから電話をもらった

前に行ったときには
今が一番幸せだと
喜んでおられた

そして今日は

 ついにトランペットを買ったよ

ついにって
トランペットに興味があることすら
知らなかったけど

それにしても
おじちゃんは70歳を超えてる
おばちゃんも近いはず
70の手習いに選ぶ楽器じゃないような気がするけど

 海に行ってね
 二人で交代に吹いてるのよ
 気っ持ちいいよお

吹いたことあるんですか

 ないない

習いにいってはるんですか

 いやいや
 てきとうてきとう

それでもきもちいいんですか

 やってみたかったんやもの
 もうたのしいたのしい

夕陽に向かって
トランペットを吹く老夫婦

こっそりカメラに収めてみたい

御蔭様で
お手本にしたかったカップルは
輝き続ける

いつも有難う御座います

2011年10月11日火曜日

『大造じいさんとガン』


ある会で
小学5年生の国語の教科書を読み
小学5年生の国語のテストをしてみた

椋鳩十の『大造じいさんとガン』

教科書の出版社はいくつかあるが
この『大造じいさんとガン』は
全社の教科書に載っているらしい

雁を捕らえようとする人間と
その罠を察知し
賢明に群れを守る雁の頭領の話

小さな鳥の脳の中に
智慧と勇気があることに気付き
じいさんは次第にその雁に
敬意を表するようになる

国語の教科書には
選りすぐりの物語が詰まっている

子供の学習のものと思わず
機会があればもっと読んでみたい

賢明に生きるものの思いは
人も動物も同じ

小さな脳を大きな脳を持つ者が
支配できると思う驕りは哀れ

小学5年生のときには
どう読んだだろうか

御蔭様で
まぎれもなく
この時代があったことを
思い出す

いつも有難う御座います

2011年10月10日月曜日

許す


入退院を繰り返す病弱な御義母様を
献身的に看病する友

外で会っても
彼女だけは義母の世話があるからと
一人早々と引き上げる

いつも感心する

あまりに長年の生活に
心折れそうになることもあったという

久々に会い
朗報を聞いた

あるとき心からお義母さまを愛おしく思い
 おかあさま だいすきよ
心底つぶやいたという

すると寝たきりのしゃべれないはずの御義母様が
声をふりしぼって何かを伝えようとされたという

そしてその日をきっかけに快復に向かい
今は家の中を歩いて過ごされてるという

以前話を聞いたときに
お義母さまを許してないのかもね
偉そうにもそう言ったらしい

そのことがずっとひっかかてて
あのときストンと許せた気がした
あなたの言葉のおかげよありがとうと

もちろんそればかりじゃないはずだけど
ちゃんとお礼をいってくれる心配りと優しさ

奇跡の前には
たゆまない努力が続いていることを知っている

御蔭様で
共に励まし合う友がいる

いつも有難う御座います

2011年10月9日日曜日

♪ヴォカリーズ


 次の曲は
 セルゲイ・ラフマニノフのヴォカリーズです
 ロシアの巨匠に怒られるかもしれませんが
 僕らはジャズ風にアレンジしてみました

笑顔の美しいピアニストが紹介する

寒々しい原風景と共に
哀愁が
暗い地下のジャズバ-に漂う 

こんなアレンジが聴けるのも
音大生の街での
小さなジャズバ-ならでは

大人ともいいきれない
未成熟な若者たちに
大人の音楽といわれる
ジャズを演る場を提供するオ-ナ-

我々に新しい音を聴かせてくれるのは
プレイヤ-ばかりでない

御蔭様で
♪グライダ-
にも乗りながら
世界を浮遊する

いつも有難う御座います

2011年10月8日土曜日

映画『ツレがうつになりまして。』


あおいちゃん効果か
若い人たちで満席

身近な回りにも
奥様だったり
子供さんだったり
ウツで仕事をリタイアした話を
よく聞く

真剣に治そうとする家族がいれば
救われる

病気を病気と
ちゃんと理解できれば
その人も理解できる

老人ボケとアルツハイマ-病も
そうだった

昔習った精神衛生法は
精神保健法に変わってる

エンドレスであるかもしれない
ことはかえって肝が据わる

がんばらないで
もありがたい

御蔭様で
そのままで
ただそばにいて

いつも有難う御座います

2011年10月7日金曜日

たまこちゃん


食材選びに吟味はするが
そうそういつも良いものばかりが
手に入るとは限らない

卵だけは
たまこちゃん

良さそうな卵を
近くで買っても
またたまこちゃんに戻る

今日はたまこちゃんを買うために
電車に乗る

それほどに気に入っている

御蔭様で
一日一個
新鮮なたんぱく質を

いつも有難う御座います

2011年10月6日木曜日

シュシュ


駅まで走る道すがら
どうやらシュシュを落としたらしい

帽子をかぶり
サングラスをかけ
徒歩12分の道のりを
7分でホ-ムまで
駆け上がる

髪がばっさり
くずれても
気付く余裕さへなかった

仕事場では
社交辞令が身についている若い男性が
今日は秋らしくエレガントですね
なんていってくれる

髪を下ろすきっかけは
風のようにやってきた

御蔭様で
季節のままに

いつも有難う御座います

2011年10月5日水曜日

『生きてこそ』


今日は雨
予定を変更して
お籠りと決めた

DVD2本
『ALIVE』
『PHENOMENON』

どちらも生を
深く考えさせる

静かに
余韻を引きずる

思うのは
やはり品性

結果ではなく
途中の品性

御蔭様で
こうしてチェックがかかる

いつも有難う御座います

2011年10月4日火曜日

ネ-ミング


久々に
ネ-ミングを頼まれる

それは仕事としての依頼ではなく
ただ智慧をお借りしたいという
軽い相談

昼休み
ドト-ルで考えながら
楽しさが湧いてくる

好きな仕事だなあ
いい時代だったなあ
と回顧する

軽いノリでも
ついつい真剣にいろんな方向から
検討してみる

何人かのいくつかの候補から
ベストに採用され
とても満足

まだまだいつか
役に立つかも
そう思うだけで
希望が沸く

御蔭様で
経験は蓄積される

いつも有難う御座います

2011年10月3日月曜日

ホットホットル-シ-ダットン


ル-シ-ダットンの呼吸法は
ヨガとは逆

鼻で息を吸うとき
おなかを膨らませる
口で息を吐きながら
おなかは背中とくっつくくらい
へっこませる

なぜかはまってる

いろんなクラスを体験したが
このル-シ-ダットンだけは
毎週続いている

ただ呼吸しているだけなのに
極楽気分になる

ああありがたいなあ
今ここにいて
こんなことをやってる

そしてここに来させてもらってる
家族に感謝する

代謝がよくなり
デトックス効果があるという

身体のことだけでは
ないように思う

御蔭様で
心も身体もホットに

いつも有難う御座います

2011年10月2日日曜日

そして神戸


幹事会の後
親睦会へ

いつも親しくしていただいている大先輩の
年齢を聞き
混乱する

包容力があり
親分肌で
いつも場の中心におられる

今日は白地に
ピンクと赤の太いストライプの
柄が入るシャツ

いつもおしゃれな御方

神戸では
紳士が多い

しかも歳いくほどに
美しくなっていかれる方が多いように思う

環境がカラ-を作るのかしらん

御蔭様で
紳士揃いの輪の中で

いつも有難う御座います

2011年10月1日土曜日

神無月朔日


土日に一日がくれば
朔日参り

今朝の石上神宮は
境内に神鶏が走り回っていた

お朔日だからか
摂社にも
御米
御水
御塩
たぶん御酒
が三宝に供えられていた

昨日は奈良も雨だったらしいが
今日は運よく
参拝日和

この月の
お墓参りも無事終え
勝手に安心する

御蔭様で
毎日新しい始まり

いつも有難う御座います