2009年3月22日日曜日

『ハムレット』下北沢

下北沢にはじめて行った

実におもしろい
駅を降りたとたんはまってしまった

ごちゃごちゃしているが下品ではない
ユニ-クで芸術的な香りがする
歩いている人たちも駅前通りも
入ってみたい店がいくつも並ぶ

『ハムレット』を観にきた

『東京ノーウ"イ・レパートリーシアター』

新しい演劇芸術を創造していく
演出家レオニード・アニシモフによる
新しいハムレット

琵琶と和太鼓の音色
暗闇の中でもの悲しく語られる
亡霊シ-ン

たった26席限定の客席と役者との距離は
0に等しい
マイクは不要だ

役者の息がそのまま伝わる
贅沢な劇場
さっすが下北沢

あのメイゼリフ

生きるべきか死ぬべきか
それが問題だ!

ここでは ! がつかない
小声で淡々と発せられる

以前『ハムレット』を観たのは
近鉄劇場の劇団四季
声を張ったクライマックスをはっきり覚えている

これがリアリズムを追求した
ロシア人演出家によるものか
一瞬拍子抜けしながらも
生身の悩める人間のため息まじりのつぶやきは
共感を覚え
あとから何度も心の中でリフレインさせる

誰しも人生の中で一度ならず
よく似たセリフをつぶやいている

舞台の方が広い
人数も多い
全員がかぶりつきの贅沢な客席は
たった2列

ハムレットがよ~くわかりました
お疲れさまでした

下北沢は実におもしろい

ありがとうございました