2009年2月8日日曜日

生國魂神社出口王仁三郎展




出口王仁三郎真如聖師耀院展




大阪生國魂神社参集殿であった




33点の茶碗




茶碗を観る眼はない


茶碗に付けられた名は素晴らしい


付けられた名によりその名のイメ-ジをしてしまう


名は体をあらわす




なぜか


雪月花


と付けられた茶碗に惹かれた


なぜかというのは見た目は他に勝るように思えない


単色の色付けのようなシンプルなものだから


今までの趣味ではないものなのに


なぜかその茶碗にばかり戻っていく


どこが惹き付けられるのか


じっくりゆっくり観察する


不思議だ




茶碗展ではあるが


もっと惹き付けられたのは


壁奥に掛けられた書画




書を観る眼はある




出口王仁三郎が


大芸術家


巨人


といわれる所以を知る




神素盞嗚大神神姿




木の元である白梅を持っておられる


圧倒される




艮鬼門大金神




ちゃんとこの位置にある


こんな書を学びたい




伊都能賣聖観音像




繊細さと勢いに感動する




坤鬼門大金神




ちゃんとこの位置にある




大聖弥勒心神像




達磨禅師のようだ


王仁と書かれたサインが力強い




受付に名前を書いたとき


少し前に


生駒市宮川大助とある


漫才師のあの方かと思ったら


中から大きな声が聴こえてきた


書画の前で関係者の方と王仁三郎談義


芸能の人は信仰熱心な方が多いと聞いているが


随分と造詣が深い


しばし聞き入る


時代背景から宇宙の話にまで及び


なかなか徳をした気分だ




知識の量と幸福の量が比例すればいいのにと思う




ふつふつとまた書をやりたいと思った




今夜の須磨の月は


ひときわ輝いていた


王仁三郎の頭にかかる月とたぶる


みずからが光を放っていないとは信じがたい








いつもありがとうございます