2011年8月7日日曜日

修善寺温泉源泉


  明日の予定はあるの
  大丈夫なら 
  岩風呂が気持ちいいから
  泊まったらいいよ
  部屋をとるから
  温泉でゆっくりすればいい

修善寺温泉に着いた夕方になってから
電話はあった

日帰りの予定で
帰りの新幹線の時刻も調べていた

結構ハ-ドなスケジュ-ルで
いつもよりわざと荷物を軽くし
もちろんお泊りグッズも用意していない

  えっなになに
  そんな突然
  お着替えないよ
  もっと早く言ってくれればいいのに

思わず憎まれ口になる

またやってしまった

温泉一泊をプレゼントされるなんて
素敵なことなのに
素直に感謝の言葉が
口から出てこない

化粧品がなく
顔がバリバリになったって
二日同じ服を着ることになったって

この好意を断るほど
たいしたことじゃないのに

どうして瞬時にそう考えられないんでしょう
歳のせいで反射神経が鈍っているばかりでもない

今までこうして
純粋な気持ちを
何度傷つけてきたことか

その旅館の温泉は
タンクがなく
源泉そのままだという

岩風呂に浸かりながら
今までの温かい想いが
たくさんよみがえり
感無量になる

温かいお湯に包まれる体が
温かい想いに包まれているように感じる

あらためて体に沁み込むように
丁寧に体をさする

御蔭様で
みんなの想いで
この体も守られてる

いつも有難う御座います