2011年7月23日土曜日

明治神宮の森散策ツア-


明治神宮の森を管理されている
明治神宮林苑主幹の御方の案内で
「明治神宮の森散策ツア-」に参加することができた

あの大きな森を
たった5人で管理されてるという

南参道から西参道
北池を見ながら北参道に戻る

樹木のない頃から
杜造りの計画がなされた背景や
樹木の種類ごとの育て方のお話は
とても興味深い

実際の樹木や
地区を見て歩きながら
ゆっくりお話を伺う

杜では
植物のみならず
たぬきと毎日同じ時間に出合うことや
大鷹の巣やヒナの様子など
動物や野鳥のお話も交じる

生き物の話をされるときは
とてもおもしろく
目を輝かせて
愛おしい様子が伝わる

杉は煙に弱いため
都会では育ちにくい
そのため各地から
いろんな種類の木々が
集められているという

始まりは自然でなくとも
今育つものは
自然の木々たち

こんな小さなどんぐりの間から
小さな樫の木の芽が出てることも
教えてもらった

土の隅々にまで
目を配り
できるだけそっと
自然の邪魔をしないようにしている
とお話くださる

自然に溶け込む森の精のような御方と
共に森の中にいる喜びを
さわやかな風を受けながら
心地よく感じた

御蔭様で
愛おしい思いを
呼吸し合って
育つ場に

いつも有難う御座います