2011年4月16日土曜日

いかなごのくぎ煮


たまたま家にいる時間に
小包が届いた

「おいしい春の風物詩
 いかなごのくぎ煮
 取扱注意 日本郵便」
ピンク色のシ-ルが貼られている
毎年日本郵便も絶賛応援している

この時期になると
神戸のス-パ-では
醤油と砂糖と容器が
山積みされる

山椒や生姜は
その家々のお好み

一年のうちの
ほんの1週間ほどの間の
いかなご漁に合わせ
神戸の台所は
甘辛い匂いに包まれながら
大きなお鍋で奮闘する
たいていは他の人に送るために

いかなご漁は
神戸明石の特産と
勝手に思っていたが
ニュ-スで
こうなごの存在を知る

同じように
つくだ煮のようにするらしい



桜もそう
一年のうちの
その旬を逃すと
次はまた一年後

神戸からの贈り物を喜びながら
その旬の行事を行えなかった方々の
無念さを想う

御蔭様で
他の方々の真心で
旬を味わう
たまたまこの年は

いつも有難う御座います