2008年11月12日水曜日

『知に働けば蔵が建つ』

毎日、小説を読む。

いつも3冊の本を同時に読む。

同時といっても3冊いっぺんに手に持つわけではない。

小説があまり入り込めないときのために2冊予備を持つ。

それほど常に本がないと気がすまない。

ハウツ-ものや評論はあまり好まない。

それでも気分転換にあるいは題名に惹かれてたまに買う。

『知に働けば蔵が建つ』

著者 内田樹

小説ではない。

なのに、入り込んでしまった。

通勤電車の中で、笑い続けてしまった。

含み笑いではない。

こらえることのできない笑い。

クックックック。

アッハッハッハ。

声を出さないようにこらえるから、破顔がさらにゆがんでいたに違いない。

目と口だけはしっかり笑ってる。

口はついに大口を閉じることはできなくなった。

きっと回りの人は、低俗なコミックでも読んでると思われただろう。

駅に着いた。

肩を震わせながら、満面の笑みで電車を降りた。

気がふれたと思われてもしかたがない。

ハハハハッハハハハハッハ-

やっと声が出せる。

拷問から開放された気分だ。

幸せ気分になることが書いてるわけじゃないのに。

なんでこんなにうれしいんだろう。

この本の中にわたしもいるんだろう。