2012年11月16日金曜日

映画『黄金を抱いて翔べ』


原作は
もう20年も前に読んでる

高村薫の作品を
読み続けた時期があった

読み終わるたび
女の人がよくこんなものを書けるなぁ
と信じられない驚きを感じていた

女性作家に偏見があるわけではない

女性作家の紹介があっても
男性が書いたものとして入り込む

リアルすぎる大阪の街並みの描写に
必ずあるはずと
十三の中華料理店を探したこともある

携帯のない時代
チ-ムとして動くには
より緻密な計画が必要だったろう

点と点の間は
信頼があったはず

不器用な者たちの
滑稽なスト-リ-が
悲しみをよけいに誘う

御蔭様で
時間の経過に
ノスタルジ-をしみじみ

いつも有難う御座います