2011年9月7日水曜日

よしもとばなな


先生方と本の話をするとき
若い人の本は読まない
と言われる

そんなとき
いや
よしもとばななはなかなかですよ
そうこたえることがよくあった

『彼女について』
文庫版を読み終え
以前の会話を思い出す

個人的な経験が
ダブる部分もあり
その心情の表現にも
むむむと
読み流せない

あらためて
なにものぞこのお方は
と思わせた

御蔭様で
本屋さんで
手が止まったことが
納得できる

いつも有難う御座います