2013年8月4日日曜日

富士はにっぽんいちの山


朝2時に宿を出発

真っ暗な中
ただひたすら上に進む

眼下には
町の灯りが美しい

見上げると
満天の星

こんなにすごい量の
星々を見たことがない

もう充分じゃないのかな

この先にある期待など
望んではいけないような
もったいなさに恐縮する

寒かった
つらかった

それでも順調に
我々は
この日本一の高い山の
頂に誘われた

東に大きな月が出る

天体ショーの予定通り

月が上に上がりながら
雲海の先が白み
ついにその瞬間を
自分の眼で見続ける
ことができた

太陽は一つでありながら
この場所からの太陽を
長年待ち望んでいたことに
今さら知る

御来光

無防備に光を浴び
感動にうち震える

御蔭様で
御蔭様で

いつも有難う御座います