2009年2月5日木曜日

白洲次郎と白洲正子

白洲次郎と白洲正子展―動乱の時代を美しく生きるー

白洲正子は好きで本もよく読む
白洲次郎は日本人離れしていて共感できない気がして
興味をもたなかった

なぜ神戸で開催されてるかがわかった

白洲次郎は神戸一中現神戸高校出身だった

参拝好きの私は白洲正子に影響を受けているところが多い
観音霊場巡りや不動明王巡り
若き頃おてんばだったことや男友達が多いこと
焼き物も好き
キレのいい文章も気に入っている
白洲正子に共通項を感じていたが
この二人展ではじめて詳しく白洲次郎を知り
白洲次郎のファンになった

骨董は見るにとどめ収集はしない
正子は多くを残したが
次郎は死ぬ前に
すべてを焼き払ったという

遺書も潔い

「葬式無用戒名不用」

孔雀のように華やかな次郎の没後すぐ
庭に一羽の孔雀が舞い降りたという
そしてちょうど100日目に姿を消したという

次郎が使用していたという
武相荘での事務机と椅子が展示されていた

机の袖引出に手を近付けてみる
確かにそこに気配を感じる

不幸とか幸福とかに関係ない人生があるんだ

たくさんのことを感じ学ばせていただいた

招待券をくれた友達にも感謝

いつもありがとうございます