2009年2月1日日曜日

出雲大神宮 大国主命様


亀岡
出雲大神宮に参った

亀岡はやはり寒い
雨がしとしと

お手水場で恐る恐る手を出す
冷たさに驚くだろうと覚悟していたが
外気より温かい

ああここは真名井水だった

水が丸い
とろとろとしっとりロ-ションのようだ
たっぷり手にかけても痛くない

山から流れている水なのに
どうしてこんなに違いがあるのだろう

本殿参拝のあと
磐座へ

その前を流れる小川がお気に入りだ
しゃがみこむと
小川のせせらぎが耳に大きく響く
深い山の中の谷川にいる錯覚をする
雨だから龍神が降りておられるだろうか
そっと手をつけてみる
秩序よく組まれた自然の流れを邪魔しないように
静かに
静かに
水に触れる前
川を守る空気の層がある
手がしびれる
しばらくそこで感謝する
なにも乱す者ではないとわかってもらおうとする
ゆっくり
水に触れる
やはり温かい
受け入れていただけたかな
枯れ木や石のふりをする
涙があふれてくる
なぜだろう

2月1日
出雲大神宮の月次祭

神殿ではご祈祷が行われていた
ついでに祝詞を拝聴

やはりこの日に参ることができてよかった

いつもありがとうございます