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『神去なあなあ日常』
三浦しをん
の作品
やわらかなタイトル
読み始めると
大好きな山の木の話
木こりと結婚したかった
と親しい友人に
昔からよく話していた
山の麓に住み
木こりのダンナに
おにぎりを持たせ
山へ送り出す
そんな理想だった光景が
この小説に出てくる
さらにしっかり
山の神が
現実のものとして登場している
カジュアルな文章でありながら
映画『絶唱』の深い山々を思い出す
神さんの山に
人が入らせていただく
おごらず謙虚な
人としての位置を
再認識させられる
御蔭様で
机の木にも
ここまでの道のりを想う
いつも有難う御座います