夏越祓も終わり
いよいよ今年も早下半期に入る
ちょうど新月
新しい御榊を整え
心新たに参る
この時期の榊は
新緑で葉が青々としている
新鮮な気が伝わる
東京にきて1年
月参りなどもう叶わぬものと
覚悟をしてきたのに
幸か不幸か
父にも母にも
何度も呼び戻され
墓参りの機会もたびたび訪れた
ついには
二人ともその御墓地で
待つことになった
義父の墓を建てるとき
良い墓苑だと気に入って
筋向かいに
父が御墓地を購入した
筋を変えたのは
ついで参り
とならぬよう
それは26年も前のこと
あれから26年
ほとんど欠かさず
月参りさせていただいた
両親まで待ってくれるなら
東京から遠いなどとは
いってられない
ついで参りのつもりはなくとも
揃っていただいてることは
とても助かる
深い悲しみであったにもかかわらず
なにもかもが
うまくいっているような
錯覚さへ感じる
御蔭様で
今もなお
子孝行していただける
いつも有難う御座います