丑年
インドでは牛は神様の化身
ア-ユルベ-ダ修行に南インドに行った
縁あって普通の民家に滞在できた
朝昼晩カレ-
辟易するかと思いきや
毎日美味しい美味しいの連続
なんと豊富な食材
なんと豊富な味付け
日本の真夏より暑いのに
家に冷蔵庫がない
毎日毎回新鮮な食材を
きざんで切ってすりつぶして
手間暇かけて作ってくださる
基本的にベジタリアン
一皿に何種類もの野菜料理が並ぶ
そのどれも全く違う味
半分くらいはカレ-風味
そのどれも別のカレ-味
このミントは身体を冷やすのに良い
この菜っ葉は大腸に良い
毎回一つ一つの食材の効用を説明してくれる
すべてが薬膳
地のものを新鮮なうちに愛情かけて料理する
出来たてをすぐにいただく
なんと贅沢な毎日だったか
文化が遅れているのではない
文化が進んでいるのでもない
自然と体との関係を大事に守られているだけなのだ
日本でも昔そうであったはず
立派な冷蔵庫
ス-パ-には豊富な食材
それでも栄養過多栄養不足でサプリメントを補う
なんかおかしい
ときどきインドを思い出す
腹痛を予想していたが
インド滞在中が一番便通がよかった
ゴミ箱は外
残飯は牛が食べてくれる
ゴミが安全だということ
日本の生ゴミを牛には食べさせられない
なんかおかしい
インドのママ
ありがとう
残飯を食べてくれた牛様
ありがとう