2009年4月11日土曜日

桜ノ宮


奈良に行こうと鶴橋まで行って
引き返した

今日は良いお天気
きっと花見は最後の休日になるだろう

墓参りより
親孝行

姉を呼び出し
母と花見へ

淀川沿い
毛馬から銀橋まで

結構な距離である
母の歩幅に合わせると
いつもは
おそすぎると感じる

今日は長い長い桜のトンネル
ゆっくりがちょうどいい

わあきれい
これは八重やね
葉桜もまたきれい
向こうもほら

対岸もずら-と桜
いつのまに
この川沿いがこんなに
桜並木になっていたのか

母がいなかったら
わざわざ淀川べりに
来なかったろう

帝国ホテルで夕食
閉店まで話し込んだ

母の昔話はとぎれることがなかった

花は人の心を優しくさせる

ゆっくり
たっぷり
桜の氣に包まれて
喜びの時間を持てた

それぞれが
最後の花見であるかもしれない
そう心に秘めていたはずだ

限り在る
そうわかったときから
時間の大切さが変わる

ありがとうございます