今年最後の映画は
『ワ-ルドオブライズ』
冬休みだというのに客席はまばらだった
激しい戦闘や破壊ものは好まない
テロの話なので
爆破シ-ンも多くあり悲惨なシ-ンも多くあった
それでも不快な思いが残らなかった
題名に『嘘』とあるが
戦争ものやスパイものは作戦に嘘はつきもの
観る前から嘘を許容してる
嘘をつかない信頼関係を求めたヒ-ロ-たちが
嘘をついてしまった苦渋の純粋さを微笑ましくさへ映る
戦時下でなくとも嘘は大事
嘘をつかない正直な生き方
よくそう美化されるが
そうは思わない
正直な事実は時に人を傷つける
残酷でさへある
自分を守るための嘘は自分にも嘘をついてることになる
自分以外の者の心を守るための嘘は
思いやりとなる
全体を考える余裕
そんな余裕ある自分でありたい
そんなふうに守られてきた気がする
いつもありがとうございます