2008年12月27日土曜日

震災があって始まったこと

夏と冬学生時代を共に過ごしたYMCAの仲間と会う

再会が始まったのは神戸の震災の後だ

半壊の家の中大きな余震に覚悟を決めた

人生を精算しようとするとき

人はその一生を走馬灯のように見るという

まさしくその思いをした

しばらく会っていないYMCAリ-ダ-たちを深く思い感謝した

それぞれにどれほど良い感化を受け

今の自分が形成されているかしみじみわかった

もう会えないとわかってよけい深い感謝を感じた

素晴らしい経験をさせていただいたYMCAの組織にも感謝した

ここでこの命は終わります

伝えることができなかったけど

学生時代以上に深く感謝しています

ありがとうございます

不思議に最期の恐怖が薄らいでいった

ああ今もこうやって愛されてる

そう感じた

半壊のままなんとか埋もれず存えた

どうしても声に出して感謝の思いを伝えたくなった

生きてるんだもの

会いたい

皆に声かけた

それから毎年集まりが始まった

そこは私の故郷

なにもしゃべらなくてもいい

そばにいるだけで安心する

そんな仲間だ

友達は財産

ありがとうございます