
ある会で
小学5年生の国語の教科書を読み
小学5年生の国語のテストをしてみた
椋鳩十の『大造じいさんとガン』
教科書の出版社はいくつかあるが
この『大造じいさんとガン』は
全社の教科書に載っているらしい
雁を捕らえようとする人間と
その罠を察知し
賢明に群れを守る雁の頭領の話
小さな鳥の脳の中に
智慧と勇気があることに気付き
じいさんは次第にその雁に
敬意を表するようになる
国語の教科書には
選りすぐりの物語が詰まっている
子供の学習のものと思わず
機会があればもっと読んでみたい
賢明に生きるものの思いは
人も動物も同じ
小さな脳を大きな脳を持つ者が
支配できると思う驕りは哀れ
小学5年生のときには
どう読んだだろうか
御蔭様で
まぎれもなく
この時代があったことを
思い出す
いつも有難う御座います