2011年10月11日火曜日
『大造じいさんとガン』
ある会で
小学5年生の国語の教科書を読み
小学5年生の国語のテストをしてみた
椋鳩十の『大造じいさんとガン』
教科書の出版社はいくつかあるが
この『大造じいさんとガン』は
全社の教科書に載っているらしい
雁を捕らえようとする人間と
その罠を察知し
賢明に群れを守る雁の頭領の話
小さな鳥の脳の中に
智慧と勇気があることに気付き
じいさんは次第にその雁に
敬意を表するようになる
国語の教科書には
選りすぐりの物語が詰まっている
子供の学習のものと思わず
機会があればもっと読んでみたい
賢明に生きるものの思いは
人も動物も同じ
小さな脳を大きな脳を持つ者が
支配できると思う驕りは哀れ
小学5年生のときには
どう読んだだろうか
御蔭様で
まぎれもなく
この時代があったことを
思い出す
いつも有難う御座います