よく行くお店の仲間で
新年会があった
肝臓ガンの末期だという淑女
彼女が
最後の新年会かもしれないからと
集まったメンバ-のうち
もっとも顔色が良く
おしゃれ
抗がん剤を投与されながら
毎週のように集まり
一番元気を振る舞う
そろそろホスピスの病院を探すように云われたのよ
ニコニコと話される
いつも姿勢良く
泣き言は言われない
1日1秒を大切に
精力的に動かれてる
確か去年も
この春までの命だといわれている
と聞いた
確か一昨年も
この春までの命だといわれている
と聞いた
元気な彼女と別れたあと
ひどく自分が情けなく思えた
健康と元気とは
ちがうんだ
輝く彼女は眩しいほど
出会えて光栄です
いつも有難う御座います