食べ物に気をつけている方々が回りに多いので
私の雑食ぶりによく驚かれる
肉を全く食べない友は
あれは死んだ動物ですよ
そう顔をシカメル
果物しか食べない友は
人は昔 類人猿
チンパンジ-と同じでよろしい
そう訴える
それぞれこだわる人は
よろしくないものを食すと
体調を崩されるらしい
それは確かによろしくない
胃腸が強いわけではない
むしろ
おそらく
胃腸が弱いことを自分で知っている
根っからの医者嫌い
根っからの痛み嫌い
根っからの臆病者
だから
飲み込んだりはできない
口の中で
何百回と噛んで噛んで
液体となって喉にス-ッと流れるまで噛んで
胃腸の負担にならないよう
気を遣っている
さぬきうどんやさんでは嫌われる
うどんは喉で味わうもの
などと責められる
うどんも口の中で
うどん粉に戻るまで潰す
せっかく長く伸ばした麺も
さっぱりワヤやなあ
そう思われてるに違いない
出されたものは断れない
死んだ肉であろうとも
もう殺されてしまったのだ
役に立たせてもらいます
その肉の一切れが
いつも自分の死後の肉片と
思ってしまう
なによりも
食べ物を選ぶというのは
贅沢である気がする
与えられたものが
与えられたもの
いつも有難う御座います