2009年6月29日月曜日

食べ物を飲み込まない

食べ物に気をつけている方々が回りに多いので
私の雑食ぶりによく驚かれる

肉を全く食べない友は
あれは死んだ動物ですよ
そう顔をシカメル

果物しか食べない友は
人は昔 類人猿
チンパンジ-と同じでよろしい
そう訴える

それぞれこだわる人は
よろしくないものを食すと
体調を崩されるらしい

それは確かによろしくない

胃腸が強いわけではない
むしろ
おそらく
胃腸が弱いことを自分で知っている

根っからの医者嫌い
根っからの痛み嫌い
根っからの臆病者

だから
飲み込んだりはできない
口の中で
何百回と噛んで噛んで
液体となって喉にス-ッと流れるまで噛んで
胃腸の負担にならないよう
気を遣っている

さぬきうどんやさんでは嫌われる
うどんは喉で味わうもの
などと責められる
うどんも口の中で
うどん粉に戻るまで潰す

せっかく長く伸ばした麺も
さっぱりワヤやなあ
そう思われてるに違いない

出されたものは断れない
死んだ肉であろうとも
もう殺されてしまったのだ
役に立たせてもらいます
その肉の一切れが
いつも自分の死後の肉片と
思ってしまう

なによりも
食べ物を選ぶというのは
贅沢である気がする

与えられたものが
与えられたもの

いつも有難う御座います