顔真卿書
筝坐位文稿より
中唐以降
玄宗皇帝の晩年には収賄が日常化し
賞罰にも公正さを欠くほど
政治が腐敗し
願真卿が
書面で抗議しようとした草稿が
筝坐位文稿
臨書をあらためて学んでいる
前は
書写に精一杯で
内容に興味も示さなかった
草稿であるので
解放された心の動きが
自然な筆意となり
真卿の怒りも見えて味わい深い
と解説されている
学びなおすというのは
こういうことかもしれない
わからなくとも
学ぶことが先にある
10代で学び
30代で学び
50代でようやく意味を知る
御蔭様で
先の学びを
親に感謝
いつも有難う御座います