2012年12月15日土曜日

本『にぎやかな天地』

 

   死というものは、生のひとつの形なのだ。
 この宇宙に死はひとつもない。

こんな書き出し

宮本輝の小説も
関西の地名がよく出てくる

関西に居て読むのと
こちらに来て読むのでは
ちょっと違う

歩いたよく知る地名が出るたび
ざわざわと血流が勢う

物語とは別に
なにかが通い合う

懐かしく
愛おしく

御蔭様で
歩いたすべてが
この身体に記憶されてる

いつも有難う御座います