2011年3月23日水曜日

Pool

スポーツジムに勤める息子が
こんなときに
ライトいっぱいつけて
プールを開けてる場合じゃないと
苦渋の声で沈んでいた

節電と節水に反するようで
つらいだろう

今日
友達から電話があり
震災の次の日に
プールに行ったら
自分一人だけで
こんな日によくきてくれたと
ジムの人に喜ばれた
一人で泳いで気持ちよかった
と晴れ晴れと話していた

それでいいのかもしれない

驚きながらも
フッと肩の力抜けた

人の痛みをどう感じるかは
人それぞれ

深い悲しみに直面しても
そこに留まっていなくともいい

すでに前を向いている方々もおられる

悲しみが消えたわけではない

御蔭様で
人を通して
進まされる

いつも有難う御座います