2011年2月17日木曜日

温かい肌


ご両親の介護のために退職された友人
介護生活の日々を過ごされていたが
訃報が届いた
御父上様が御逝去された

楽しい集まりの最中にも
緊急呼び出しで
帰られることがあった

実の息子さんに
最期までお世話されて
さぞお喜びの終末期であったろうと
想像する

心痛をお察しし
故人を悼みながらも
我が父に思いを馳せる

グル-プホ-ムにお任せし
ときどきの見舞い面会を
精一杯のこととしていたが
時が経つにつれ
もっと関わることができたのではないか
と悔やむようになった

もっと触りたかった

もう触れなくなって
ようやく温かい肌が
永遠でないことの
愛おしさを知る

御蔭様で
亡きあとも
まだまだ教えられる

いつも有難う御座います