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水無瀬神宮の名水
見渡せば山本霞む水無瀬川 夕べは秋となに思ひけむ
後鳥羽上皇の水無瀬離宮跡に
隠岐の島での崩御後
またこの水無瀬神宮に戻られた
新古今和歌集の歌人としての
豊かな感情表現を学び
勝手に親しみを覚えている
大阪にありながら
ここも足を運ぶのは
初めて
静かに参拝する境内の端で
ざわざわとした気配
大きなポリタンクをもち
一つの蛇口に群がっている人たち
ここは名水百選に選ばれた
離宮の水
かの時代から
着物を着て
桶を持った人々が
小競り合いをしながら
飲み水を求めて
並ぶ光景が目に浮かぶ
御蔭様で
水の都大阪で
大阪らしい光景も
いつも有難う御座います