大掃除

今期最後の日

もう学生がいなくなっても
新学期の前には
キリをつけようとする

お掃除おそうじ

きれいにならなくとも
うまく片付かなくとも
今日から明日になる

御蔭様で
明日は必ず四月

いつも有難う御座います

ＰＣもまた

このＰＣももう限界なのかな

昨日どうにもこうにも
動かなくなった

サクサクサクサク
動いてたのに
モタモタヨロヨロ
機敏に反応しなくなった

もう何年目だろう
これまでの歳を数えるようになる

あとどのくらいもつだろう
これからの歳を数えるようになる

ハッと気付く
同じだ

急に愛おしくなる

すぐに買い替えるなんて
考えないよ

あわてなくてもいいよ
ゆっくりでもいいよ
いつまでも待つからね
もう少しいっしょにいよう

御蔭様で
そこここに
私がいる

いつも有難う御座います

彼岸明け

彼岸明けの墓参り

お彼岸だけはと
みなさん集まられたみたい

墓地は花盛り

両親の墓にも
親戚が寄ったのか
すでに2束も
重ね置かれている

さらに3束目を重ねる

人が集まるのが
大好きな母

にこにこと喜んでくれてるよう

御蔭様で
ひとりでも
賑やかの中に

いつも有難う御座います

石上神宮

平安時代に
朝廷の格別の崇敬を受ける神社
二十二社にも入っている
石上神宮

由緒ある古い神社でも
観光神社でないところがいい

ひと気少なく
いつも静か

昔と変わらぬ空気であるような
気がする

昔と変わらぬ恭しい気配であるような
気がする

御蔭様で
ふるへゆらふら

いつも有難う御座います

出雲建雄神社

静かで人が少ないところがいい

ここにくると
いつも時間がとまってしまう

出雲建雄神社（いずもたけおじんじゃ）

御祭神は出雲建雄神（いずもたけおのかみ）

布都斯魂大神（ふつしみたまのおおかみ）の
御子神とされる

この光はどうだ

御蔭様で
今月も
ゆっくり

いつも有難う御座います

上賀茂神社

今日は京都

上賀茂神社は
下鴨神社から賀茂川を遡ったところにある

ご祭神は賀茂別雷大神（かもわけいかづちのおおかみ）

文字通り雷に関連する神様

たまたま今日は
電気記念日

ビリビリと電気を感じる
立ち砂が
活発なメッセ－ジを伝える

読む能力に不足ありか

御蔭様で
充電は充分

いつも有難う御座います

卒業式

今日は神戸へ

母校は卒業式だった

女性のほとんどが
振り袖に袴

みんな綺麗

私の時代は
着物禁止だった

華美になりすぎないこと

そんな駄目押しもあった

逆境は人を成長させる
順境は人をダメにする
あなたはどちらの椅子を
選びますか

これは
あったらいいなの
同窓会長の祝辞

御蔭様で
椅子選びは
合ってるはず

いつも有難う御座います

インフルエンザ

インフルエンザが大流行

空気の違いには敏感

吸いたくない空気の場では
吐き続けることもできるほう

インフルエンザウィルスの浮遊する部屋に
しばらくいて
身体によくないものが入りかけるのを
感じる

休めるときには
休むがそうろう

休めないときには
必死のバリアを張る

明日朝早い新幹線のチケットを
無駄にしたくない一心

御蔭様で
身体の内なる動きに
神経を集中

いつも有難う御座います

契約更新

確定申告の控えが
税務署から戻る

会計ソフトインストラクタ－の
更新カ－ドが届く

勤務先の契約更新に
押印する

３月は区切りの月

一つの期が終わり
一つの季が始まる

よくがんばりました

さあまた新しい
はじめての春が

御蔭様で
丁寧に
摺り足で

いつも有難う御座います

春一番のような

春一番のような
突風も
ほんのり暖か

花粉予防のマスクが
防風にありがたい

春分を過ぎ
春気分に
冬の寒さ

着る服選びに一悶着

御蔭様で
箪笥に
一足早い春

いつも有難う御座います

大人計画

下北沢は久しぶり

本多劇場で
『ウェルカム・ニッポン』
を觀る

作・演出は
松尾スズキ

そんなこと
言っていいの
そんなこと
やっていいの

ハラハラしながら
共感同感

公然と
やってのける痛快さに
スッキリ

盛り沢山の場面に
盛り沢山のテーマ

口はアングリ
開けっぱなし
頬はニッタリ
緩みっぱなし

すっかりまた
演劇の魔法に
かかってしまったみたい

御蔭様で
次も決まり
楽しみが一つ増え

いつも有難う御座います

鶴岡八幡宮の威

源頼朝が鎌倉幕府の守護神とした
鶴岡八幡宮

神社を修理し
祭祀を専らにすべきこと

北条泰時が制定した
御成敗式目の第一条にある

神は
人の敬ふに依りて
威を増し
人は
神の徳に依りて
運を添ふ

そう続く

ここに
あの時代の方々が
戦意昂揚と集まっておられた

不思議な感覚に包まれながら
その後の歴史をなぞる

御蔭様で
今もまた
歴史の途中

いつも有難う御座います

観音様の日

鎌倉も今日は雨

今日の誕生日を
観音様に報告したくて
観音様に御礼を言いたくて

長谷寺の十一面観音様に

前に来たのは
その息子と

変わらず大きく
変わらず優しく

いつまでもそこに居たい

観音ご縁日に限り
廻すことができる輪蔵

廻しながら思い出す
前来たあの日も１８日だったのだ

お誕生日
おめでとう

親は子を守るためにある

御蔭様で
役割はこれからも

いつも有難う御座います

雨の予定

週末の雨が続く

山行きがまた延期

残念に思いながら
少しホットもする

雨の週末は
書のおけいこ
DVD鑑賞
原稿修正
山盛りの片付け物

出かけない日の
スケジュ－ルも満載

御蔭様で
天気で変える
休日の自由

いつも有難う御座います

『HUGO』

冒頭から
大好きなパリの街並み

ワクワクするカメラワ－ク

内容も知らなかったけど
最初の５分で
私のお気に入りに

凝り固まった考えは
自分を不幸にするだけ
過去にこだわらず
これからを楽しみましょう

そう後押しされたようで
控えていた焼肉をがっつり

御蔭様で
食べすぎでも
気分爽快

いつも有難う御座います

偽自然愛好家

昼はポカポカ
喜んでると
夜は北風ピュ－ピュ－
震え上がる

外気に
地震に
怯え続ける

自然と共に生きたい

そう願ってたはずなのに

都会でいつも守られ
気分転換にときどき自然にふれる
そんな気まぐれな
にせ自然愛好家であったことに
今さら気付く

御蔭様で
毛布のある家に
向かっている

いつも有難う御座います

ホワイトデイ

職場では
お菓子が山盛り

バレンタインデイのときも
そうだった

おすそ分けにあずかるだけでも
結構充分

残念ながら
本命のお返しはない

残念ながら
贈ってもいない

街は賑やか
それだけで楽しい

御蔭様で
いつかきっと

いつも有難う御座います

目のかゆみ

マスクで安心
ではなかった

次は目のかゆみ

薬を飲めばすぐに効く

水分を抑えるので
顔はカサカサ

女性にとって
お肌の調子は
気分のバロメ－タ－

朝の化粧ノリは
朝の星占いよりも
その日の気分に影響する

悪い連鎖が続く

なんとかしなければね

御蔭様で
間食が減る

いつも有難う御座います

確定申告

今日は月曜日

どんなに悲しくとも
忙しい日常に追われる

どんな状況でも
締め切り日は迫る

ようやく確定申告書を
郵送提出

数字はときに残酷

神戸の震災後も
まだ残る数字に追われる人を知っている

息つく暇もない状況も
奮闘する力をもつために
与えられるのかもしれない

御蔭様で
いろんなものを
与えられる

いつも有難う御座います

『絆』

２時４６分には黙祷

だれもが一年前の今日
あのときいた場所を思い出す

自分のオロオロの意識は
テレビをつけるまで

あれからあっという間の一年

自分はなにをしたであろう

自分はなにをできたであろう

夕べ
向かう息子の手に
わずかばかりの思いを託す

御蔭様で
筆は動く
『絆』

いつも有難う御座います

前日

1.17のときもそうだけど
当日よりも
前日が緊張する

またやってくるかもしれないという恐怖

3.11の前日

なんともいえない
行き詰る思い

ここでさへ

思いやることも
まだ無力

御蔭様で
これから
きっと

いつも有難う御座います

会社名

会社名をまたみてほしいと
いきなり電話がある

いつもすでにもう決めておられる

そしてそれは観ても
良い

この不況下に
次々と会社を発展させる
その秘訣の一つを知ったような気がする

これで良しと思っても
いろんな方面のアドバイスを受け入れ
確実に進んでいく
強い意思と柔軟さ

御蔭様で
智慧をこう人に
教えられる

いつも有難う御座います

根こんぶ

根昆布を三つ
夜寝る前にコップ一杯の水に漬けておく

朝一番
その水を飲む
根昆布は捨てる

これを毎日続けると
中性脂肪が簡単に落ちるという

これは今読んでいる小説の中に書かれていたこと

ふむふむと喜ぶ

根昆布は
毎日食している

最近は
玄米ごはんを炊くとき
炊飯器に入れている

根昆布は柔らかくなり
そのだしは
ご飯に沁み込む

御蔭様で
ひとつ守られ
ひとつゆるむ

いつも有難う御座います

ちょっとあたたか

ようやく春らしい
あたたかさが訪れる

たくさん洗濯しても
日暮れ前には
すっかり乾いてる

雪で覆われていたプランタ－にも
いつのまにかチュ－リップの芽が
いきおいよく伸びている

マスクもせず外出して後悔する

クシャミ百連発

今度は花粉症か

御蔭様で
コ－トを脱ぎ
ウェットティッシュを大量仕入

いつも有難う御座います

大聖院

これはこれは
インドでよく見た
ガネ－シャではありませんんか

大聖院の庭に
さりげなくある
歓喜天

日本製でない仏様が
そこここにある

お堂に入ると
ネパ－ルのものらしき
黄金の弥勒菩薩像

この部屋に
ダライ・ラマ法王が坐っておられた
という

テ－マパ－クにきたような
不思議な不思議な感覚

御蔭様で
日本でも見れる
砂マンダラ

いつも有難う御座います

６０年後

広島では
学生時代からの親友とも再会

100メ－トル道路を歩きながら
やはり原爆の話題へ

すっかり放射能に包まれ
避難も除染も
予備知識なく
右往左往したこの街も
これが６０年後よ

見て見て
こんなに美しく
生まれ変わっているでしょ

だからだいじょうぶ

そう言いに行くと
今ヒロシマの小学生の絵を
フクシマに展示するプロジェクトの
代表をしているという

この広島に
生まれ育ったことを
誇り高く感じる思いが
ひしひしと伝わる

御蔭様で
誇り高き友を持つ
誇り高き喜び

いつも有難う御座います

雨の宮島

『いつくしま物語』を
作り
語った御方と
今日は
安芸の宮島を訪れる

正殿祈祷を申し込まれたので
急遽便乗

雨で冷え切った神殿に
ピンと冴え渡る祝詞

御蔭様で
こうべに残る
御幣の重み

いつも有難う御座います

ひな祭りコンサート

広島は快晴

美しく妖艶なソプラノに
すっかり首落ち
ヨガ音楽瞑想

朗読劇『いつくしま物語』

琵琶や琴の和楽器にシンセ
特別編制の音に包まれ
すっかり神様の氣に包まれる

御蔭様で
素晴らしい朗読に
身も心もとろとろ

いつも有難う御座います

プレひなまつり

男の子ばかりなので
ひなまつりを盛大に祝うことはない

ス－パ－の掛け声に乗せられて
はまぐりやえびを買い込む

やはり
♪ひなまつり
を唄って
いただきます

雛人形もない部屋に
ぼんぼりも桃の花も咲く

御蔭様で
桃色ほんのり
うれしい予感

いつも有難う御座います

弥生一日

今朝
地震の揺れで目覚める

新しい御榊を供え
３月初めの挨拶をする

窓の外はまだ雪景色

春になる気配などない

急激な気温の変化があるときに
地震が起こるらしい

急激な変化に
いつのまにか慣れてしまった

春がこないといわれても
今なら受け入れられるかもしれない

御蔭様で
時のみ予定通り
早や弥生

いつも有難う御座います